息子から「空想科学映画読本」by柳田理科雄 をすすめられて読んだ。

以前から、この方が書く「空想科学読本」シリーズは読んで爆笑してたけど、これまた最高!

映画「X−MEN」に出てくるサイクロップスは、目から破壊光線を出すミュータント。
その原理を科学的に解説してます。

「光の力学的な力はきわめて弱く、白昼の太陽光線は1平方メートルあたり1000ワットでその力は3.4mg・・・」
とかなんとか、文系の私には理解に苦しむ数字を並べてしっかり科学的に検証してある。
よくわからないけどすばらしい〜。

で、「サイクロップスは自分の意志で光線をコントロールできないので、普段はサングラスをかけている。
しかし、300tもの力があったらサングラスもぶっ飛ぶんじゃないか?
また、ジーンに顔を向けて縛られたとき彼は必死でマブタを閉じていたが、これまたマブタがびょーんと伸びるだけでは?
いや、その前に反動で後ろ向きにぶっ飛んでマッハ5300で地球を一周してしまう」

・・つーか、マブタそのものがぶっ飛ぶ???

「X-MEN」のほかにも、
「スピード」・・・暴走バスの大ジャンプの陰には乗客の団結があった!
「アルマゲドン」・・・巨大惑星をギリギリまで発見できないNASAの科学力とは!?
「トータル・リコール」・・・真空で叫び続けるシュワちゃんの肺活量は脅威の8万cc!
「スターウォーズ・エピソード1」・・・ポッドレーサーの設計は乗客の安全を軽視しすぎ!

などなど科学的に検証してあって、笑える!!

息子も映画好き。
ストーリーも監督名も俳優さんの名前もよく知ってる。
最近、記憶力があやしい私よりよく覚えてるし忘れない。
でもこういうのって、彼女と映画行ってウンチク語って嫌われるタイプかも?
気をつけなさい>息子。

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