NHK地上波での「太王四神記」が終わってしまった・・・。
ううーがっくり。
はじめはひさびさのヨンさまのドラマということで見始めたのだが、今までにない映像とストーリーに釘付け!
ちなみに私、特にヨンさまのファンではない。
「冬のソナタ」でものすごく騒がれていたときには人気だけが先行していて苦々しく思ったほど。
でも騒がれるにはわけがあるだろう、と素直な気持ちで「冬のソナタ」を見てみたら・・・ミニョンさん(ヨンさま)にズキュン!
思わず夜中にテレビの前で正座してしまうほどかっこよかった。
でもやっぱり来日したヨンさまの映像を見たってかっこいいとは思えなかったけどね。
「太王四神記」はヨンさまが、というよりそのストーリーと映像がものすごくいい、というのでずっと見たいと思っていた。
いやーほんとよかったあー。
高句麗の広開土王タムドク(ヨンさま)が真の王になるまでお話。
言い伝えにあるようにチュシンの星が輝くときに生まれた真の王はタムドクなのかホゲなのか?
真の王になるために必要な四つの神器(玄武・白虎・青龍・朱雀)はどこにあっていつ目覚めるのか?
朱雀はキハなのかスジニなのか?
天火(ファチョン)会のたくらみは?などなど全編を通して気になることが。
それに加えてすれ違うタムドクとキハとの想いに始まってキハとホゲ、タムドクとスジニ、チョロとスジニ、スジニとキハ・・・いろんな人々の思惑が複雑にからみあう。
さらに終盤にはタムドクの子供の運命は?とか、もうーとにかくファンタジーありアクションありラブストーリーありでいろんな要素がてんこ盛り。
ラストのキハと子供との出会いの場面は泣けた。
音楽も映像も重厚感たっぷりですばらしい。
ヨンさまは大王らしく強く優しく美しい。
ゾクゾクするような気高さに惚れ直したわあー。
ファチョン会の憎たらしいほどカリスマ性のある大長老もすばらしい。
この長老のこの存在感があってお話に深みが生まれている。
四神の守り主である、とぼけた雰囲気の軍師ヒョンゴ、強くておちゃめなチュムチ、ふたりの朱雀キハとスジニもそれぞれキャラ立ちしていてもちろんよかったけれど、なんといっても途中から仮面をぬいだ青龍の守り主チョロ(イ・フィリップ)にドキドキ!
背の高いヨンさまよりももっとすらりと背が高く、物静かですっきりしたたたずまい、憂いをおびたやさしい目もと。
青い鎧姿はなんともいえないほど素敵な風情があって夢に出てきそうなほどかっこいい!
ヨンさまとのツーショットシーンは美男同士美しく、私の中ではこりゃーヨンさまより上だな、と。
「最終話80分ノーカット版!」なんて書いてあって、あれあれ今までのもカットされてたの?と。
10月5日からBSで吹き替えなしノーカット版が放送されるという。
最終回まで見て数々の疑問点が解決した今こそ、もう一度見直したいのに。
うちではうつらないよー・・・ザンネン。
ううーがっくり。
はじめはひさびさのヨンさまのドラマということで見始めたのだが、今までにない映像とストーリーに釘付け!
ちなみに私、特にヨンさまのファンではない。
「冬のソナタ」でものすごく騒がれていたときには人気だけが先行していて苦々しく思ったほど。
でも騒がれるにはわけがあるだろう、と素直な気持ちで「冬のソナタ」を見てみたら・・・ミニョンさん(ヨンさま)にズキュン!
思わず夜中にテレビの前で正座してしまうほどかっこよかった。
でもやっぱり来日したヨンさまの映像を見たってかっこいいとは思えなかったけどね。
「太王四神記」はヨンさまが、というよりそのストーリーと映像がものすごくいい、というのでずっと見たいと思っていた。
いやーほんとよかったあー。
高句麗の広開土王タムドク(ヨンさま)が真の王になるまでお話。
言い伝えにあるようにチュシンの星が輝くときに生まれた真の王はタムドクなのかホゲなのか?
真の王になるために必要な四つの神器(玄武・白虎・青龍・朱雀)はどこにあっていつ目覚めるのか?
朱雀はキハなのかスジニなのか?
天火(ファチョン)会のたくらみは?などなど全編を通して気になることが。
それに加えてすれ違うタムドクとキハとの想いに始まってキハとホゲ、タムドクとスジニ、チョロとスジニ、スジニとキハ・・・いろんな人々の思惑が複雑にからみあう。
さらに終盤にはタムドクの子供の運命は?とか、もうーとにかくファンタジーありアクションありラブストーリーありでいろんな要素がてんこ盛り。
ラストのキハと子供との出会いの場面は泣けた。
音楽も映像も重厚感たっぷりですばらしい。
ヨンさまは大王らしく強く優しく美しい。
ゾクゾクするような気高さに惚れ直したわあー。
ファチョン会の憎たらしいほどカリスマ性のある大長老もすばらしい。
この長老のこの存在感があってお話に深みが生まれている。
四神の守り主である、とぼけた雰囲気の軍師ヒョンゴ、強くておちゃめなチュムチ、ふたりの朱雀キハとスジニもそれぞれキャラ立ちしていてもちろんよかったけれど、なんといっても途中から仮面をぬいだ青龍の守り主チョロ(イ・フィリップ)にドキドキ!
背の高いヨンさまよりももっとすらりと背が高く、物静かですっきりしたたたずまい、憂いをおびたやさしい目もと。
青い鎧姿はなんともいえないほど素敵な風情があって夢に出てきそうなほどかっこいい!
ヨンさまとのツーショットシーンは美男同士美しく、私の中ではこりゃーヨンさまより上だな、と。
「最終話80分ノーカット版!」なんて書いてあって、あれあれ今までのもカットされてたの?と。
10月5日からBSで吹き替えなしノーカット版が放送されるという。
最終回まで見て数々の疑問点が解決した今こそ、もう一度見直したいのに。
うちではうつらないよー・・・ザンネン。
4年越しの最終回「冬ソナ」
2008年6月20日 TV
←以前も「冬のソナタ」に関しては熱く語ったので、同じことを書いてるかもしれませんが許してね。
「冬のソナタ」を胸をときめかせて見たのはもう4年も前のことになる。
70を過ぎた母の世代をも巻き込んだヨン様ブームに「ふーん?」と思っていたが、一度夜中にNHKのスイッチを入れたそのとき私は見事にカミナリに打たれたのであった。
そこには・・・昭和の古き良き時代の香りのする胸キュン(死語)ドラマが繰り広げられていた。
なんのクセもないコケシのようなヒロイン。
どこまでもさわやかで優しい笑顔で下心や下半身などないかのようなミニョンさん(ヨン様)。
記憶喪失・交通事故・三角関係・異母きょうだい・・・ありえない不幸が次々に襲う少女マンガのようなストーリー。
そしていい場面ではここぞとばかりにアップになり、テレビの前の私に(?)愛をささやくミニョンさん。
♪ポロポロポロリンというどこかなつかしいピアノの調べが重なると切なさ全開であった。
来日したヨン様は少しもかっこいいとは思わなかったし特にファンでもないのだが、ドラマの中のミニョンさんにはすっかりヤラレた。
(今もそうだよなー。タムドク様はかっこいいけど、大木凡人みたいなメガネのヨン様は全然イケてない)
4年前はまだうちにはDVDがなくて年季が入ったビデオで録画していた時代。
それもイマイチ録画があやしくて夜中に眠い目をこすりながら見たものだった。
そして、ずーーーっと胸をときめかせて見ていたのに最終回を見逃す!!というありえないオチ。
最終回の晩、たまたま飲み会がありライブでは見られず、セットしていったのに録画もされていなかった・・・。
ものすごくザンネンだったけど、ネットで評判を見ると「あんなに引っ張っておいてあの終わり方はない!」と非難ゴウゴウだったし、そのうち実家で見ようと思ってそのままになってしまった(実家にはDVDボックスがある)。
私の中では「冬のソナタ」は完結しないまま時は過ぎたのである。
「太王四神記」でヨン様に再会し、ああーやっぱりかっこいいなーと思っていたら、「冬のソナタ」が再放送されていることを知る。
平日の昼間なので録画するしかない。
でもうちには今ならDVDがあるのでバッチリだ。
最終回だけ見ればいいやと思ったが、とりあえずラスト3回分録画して・・・やっと見たよ!
チュンサン(記憶を取り戻したミニョンさん=ヨン様)はあいかわらず完璧な笑顔でメガネも良く似合ってメッシュの入ったやわらかい髪も素敵だ。
実はユジン(チェジウ)と兄妹だと知り、そしてさらに病気の自分ではユジンを幸せにすることができない・・・という苦悩の表情もまた良し。
別れたくても別れられない、それでも別れなければいけない。
・・・まったく何やってんのよ!なーんでそこでまた会っちゃうかなあー・・・ともどかしく思いながら見るのもまた一興であった。
そしてラスト。「3年後」と出る。
目も見えなくなりひところの精彩をすっかり欠いて今にも死にそうなチュンサン。
おフランス留学帰りで垢抜けたユジン。
二人はまた出会ってしまって、ラストの場面で寄り添い、チュー。
で、いきなり終わってしまうのだった。
・・・はあーっ!?
こっこれで終わり?
あんな思いをしてやっとやっと別れたはずだったのに、また?
それでこのあと二人はどうなったのよ??
サンヒョク(ユジンの婚約者)はどうしたの???
数々の疑問がアタマをかけめぐり、オチない最終回に納得がいかず。
これが4年も待った最終回?
多くのオバチャンたちは「涙が止まりませんでした」とコメントするけどさー、胸はキュキューンとはしたけどなあー。
それよりも、チュンサンとユジンが兄妹という誤解のそもそもの始まりはチュンサンのおかあさんが「あの人(ユジンの父)の子供だと思いたかったの!」って・・・そりゃないよなあ。
あんたが一言「きょうだいではないのよ」って言えばあんなにゴタゴタしなくてすんだことでしょうが。
そして・・・韓国は儒教の国、ってことで、親をものすごく大切にするし、結婚相手と外泊しても何事もない様子、カタイなあ・・と半ば関心しつつ見ていたのに。
親の世代では婚前交渉で2組が二股?ユジンとチュンサンは二ヶ月しか誕生日違わないっていうんだから。サンヒョクも同級生だしね。
さらに・・・ミニョンさんが「さん」付けならチュンサンも「チュンサンさん」なのでは?などなど、気になることを残したまま私の中での冬ソナは4年越しで完結したのであった。
「冬のソナタ」を胸をときめかせて見たのはもう4年も前のことになる。
70を過ぎた母の世代をも巻き込んだヨン様ブームに「ふーん?」と思っていたが、一度夜中にNHKのスイッチを入れたそのとき私は見事にカミナリに打たれたのであった。
そこには・・・昭和の古き良き時代の香りのする胸キュン(死語)ドラマが繰り広げられていた。
なんのクセもないコケシのようなヒロイン。
どこまでもさわやかで優しい笑顔で下心や下半身などないかのようなミニョンさん(ヨン様)。
記憶喪失・交通事故・三角関係・異母きょうだい・・・ありえない不幸が次々に襲う少女マンガのようなストーリー。
そしていい場面ではここぞとばかりにアップになり、テレビの前の私に(?)愛をささやくミニョンさん。
♪ポロポロポロリンというどこかなつかしいピアノの調べが重なると切なさ全開であった。
来日したヨン様は少しもかっこいいとは思わなかったし特にファンでもないのだが、ドラマの中のミニョンさんにはすっかりヤラレた。
(今もそうだよなー。タムドク様はかっこいいけど、大木凡人みたいなメガネのヨン様は全然イケてない)
4年前はまだうちにはDVDがなくて年季が入ったビデオで録画していた時代。
それもイマイチ録画があやしくて夜中に眠い目をこすりながら見たものだった。
そして、ずーーーっと胸をときめかせて見ていたのに最終回を見逃す!!というありえないオチ。
最終回の晩、たまたま飲み会がありライブでは見られず、セットしていったのに録画もされていなかった・・・。
ものすごくザンネンだったけど、ネットで評判を見ると「あんなに引っ張っておいてあの終わり方はない!」と非難ゴウゴウだったし、そのうち実家で見ようと思ってそのままになってしまった(実家にはDVDボックスがある)。
私の中では「冬のソナタ」は完結しないまま時は過ぎたのである。
「太王四神記」でヨン様に再会し、ああーやっぱりかっこいいなーと思っていたら、「冬のソナタ」が再放送されていることを知る。
平日の昼間なので録画するしかない。
でもうちには今ならDVDがあるのでバッチリだ。
最終回だけ見ればいいやと思ったが、とりあえずラスト3回分録画して・・・やっと見たよ!
チュンサン(記憶を取り戻したミニョンさん=ヨン様)はあいかわらず完璧な笑顔でメガネも良く似合ってメッシュの入ったやわらかい髪も素敵だ。
実はユジン(チェジウ)と兄妹だと知り、そしてさらに病気の自分ではユジンを幸せにすることができない・・・という苦悩の表情もまた良し。
別れたくても別れられない、それでも別れなければいけない。
・・・まったく何やってんのよ!なーんでそこでまた会っちゃうかなあー・・・ともどかしく思いながら見るのもまた一興であった。
そしてラスト。「3年後」と出る。
目も見えなくなりひところの精彩をすっかり欠いて今にも死にそうなチュンサン。
おフランス留学帰りで垢抜けたユジン。
二人はまた出会ってしまって、ラストの場面で寄り添い、チュー。
で、いきなり終わってしまうのだった。
・・・はあーっ!?
こっこれで終わり?
あんな思いをしてやっとやっと別れたはずだったのに、また?
それでこのあと二人はどうなったのよ??
サンヒョク(ユジンの婚約者)はどうしたの???
数々の疑問がアタマをかけめぐり、オチない最終回に納得がいかず。
これが4年も待った最終回?
多くのオバチャンたちは「涙が止まりませんでした」とコメントするけどさー、胸はキュキューンとはしたけどなあー。
それよりも、チュンサンとユジンが兄妹という誤解のそもそもの始まりはチュンサンのおかあさんが「あの人(ユジンの父)の子供だと思いたかったの!」って・・・そりゃないよなあ。
あんたが一言「きょうだいではないのよ」って言えばあんなにゴタゴタしなくてすんだことでしょうが。
そして・・・韓国は儒教の国、ってことで、親をものすごく大切にするし、結婚相手と外泊しても何事もない様子、カタイなあ・・と半ば関心しつつ見ていたのに。
親の世代では婚前交渉で2組が二股?ユジンとチュンサンは二ヶ月しか誕生日違わないっていうんだから。サンヒョクも同級生だしね。
さらに・・・ミニョンさんが「さん」付けならチュンサンも「チュンサンさん」なのでは?などなど、気になることを残したまま私の中での冬ソナは4年越しで完結したのであった。
←ヨンさま。やっぱりいい!
春は何かと忙しい。
新学期・各種保護者会とか大掃除・庭仕事とか。
そして春ドラマもスタート。
火曜9時「絶対彼氏」。
もこみちと紗季ちゃんにはこれくらいのドラマがぴったりなのかも。
佐々木蔵之介は今度はコレか。クラちゃんホント毎度毎度出番があるねえー。
おもしろかったけど毎回見るかどうかはビミョー。
木曜10時「ラストフレンズ」。
ありがちな群像恋愛ドラマか、と思ったら違った。
短髪の上野樹里にヤラレた。
のだめのときとは別人でかっこよくて演技もうまくてびっくり。しぐさがオトコ・・だよなあー。
錦戸くんは冷たくてあぶないカンジが出ていてなかなかいい。
ドラマ冒頭では長澤まさみの妊婦姿が出てくるが、いったいどんな出来事があったのか、展開が楽しみ。
期待してなかっただけにひきこまれた。次回からも見ますよ。
金曜9時「パズル」。
石原さとみって思ったよりもいろんな顔ができるんだなー。
出たころは上戸彩とかぶるなあと思ってたけど、今では演技力の差は歴然。
まあ、おもしろかったんだけど一話完結っぽいし毎回見るほどでもないかも。
金曜10時「Around40」。
かっこよくてちょっと笑えるキャリアウーマンってのは天海祐希の役どころで、特に新鮮味はなし。
藤木直人とうまくいくんだろうってのも想像できるし。
女医さんとか雑誌の編集とか世界が華やかすぎる中、主婦役の松下由紀はリアルに共感できた。
それでも、まあマイホームローンを払って息子を私立中に行かせつつ「社会とつながりたいから何か仕事をしたい」ってのは、生活のために働く私とはやっぱり違んだろうけども。
ドラマ中の「結婚しないと老後がさびしいでしょ?」のセリフ、世間一般ではそういう考えなのか。
でもコレは違うよ。コドモなんかあてにならないし、少しもおもしろくもなんともないダンナとの老後を考えることほどユーウツになることはないもんな。
だったら自分の自由になるお金を持っている独身キャリアウーマンの老後のほうがいいと私は思うけどね。
これって竹内まりあの主題歌「♪となりのしばふが青く見えたらー」なのか?
もうちょっと見てみよう。
土曜7時「Rookies」。
初回2時間でぐいぐいっとRookiesワールドにひきこまれる。
原作は1200万部突破の漫画らしいが。コレはおもしろくなりそうっ!
まず新任教師の佐藤隆太がアツい!
テレビ画面を通してもそのオーラが伝わるほどで感激してしまう。
目的を失った不良たちが野球を始めることでひとつになる・・っていうストーリーもわくわくする。
こういう一生懸命なのはもう胸に直球でズバーンと届くよねえー。
暴力シーンもなかなかの迫力だし、あちこちで見かける若手男優くんたちが何人も出ているのでどんな演技を見せてくれるのか楽しみ。
逆に、こっちでこんなに若手を持ってきちゃって9時からの「ごくせん」はだいじょうなのか?と心配になったほど。(←私は「ごくせん」見なかったけど、続けて見た娘が言うには「ルーキーズのあとじゃごくせんは不利だよ。不良もらしくなくてつまんなかった」と。)
土曜11時10分「太王四神記」。
ずいぶん前から話題になっていた韓国歴史ファンタジーがいよいよNHKに。
これもすごい!
映像良し音楽良しで、東洋版ロード・オブ・ザ・リングってカンジ?
私なんかはああいう神秘的で壮大な映像と「四つの守護神・神器」「星が目覚めるとき王が目覚める」なんていう世界観だけでゾクゾクするのだけど、主役がヨン様!
特にファンでもないが、この高句麗19代王タムドク役のヨン様のかっこいいこと!
あらためてああーやっぱり騒がれるだけのことはあるよなあ・・と思う。
これからがとっても楽しみ!
ということで、今クールのお楽しみは、1.「太王四神記」、2.「Rookies」、3.「ラスト・フレンズ」でした。
春は何かと忙しい。
新学期・各種保護者会とか大掃除・庭仕事とか。
そして春ドラマもスタート。
火曜9時「絶対彼氏」。
もこみちと紗季ちゃんにはこれくらいのドラマがぴったりなのかも。
佐々木蔵之介は今度はコレか。クラちゃんホント毎度毎度出番があるねえー。
おもしろかったけど毎回見るかどうかはビミョー。
木曜10時「ラストフレンズ」。
ありがちな群像恋愛ドラマか、と思ったら違った。
短髪の上野樹里にヤラレた。
のだめのときとは別人でかっこよくて演技もうまくてびっくり。しぐさがオトコ・・だよなあー。
錦戸くんは冷たくてあぶないカンジが出ていてなかなかいい。
ドラマ冒頭では長澤まさみの妊婦姿が出てくるが、いったいどんな出来事があったのか、展開が楽しみ。
期待してなかっただけにひきこまれた。次回からも見ますよ。
金曜9時「パズル」。
石原さとみって思ったよりもいろんな顔ができるんだなー。
出たころは上戸彩とかぶるなあと思ってたけど、今では演技力の差は歴然。
まあ、おもしろかったんだけど一話完結っぽいし毎回見るほどでもないかも。
金曜10時「Around40」。
かっこよくてちょっと笑えるキャリアウーマンってのは天海祐希の役どころで、特に新鮮味はなし。
藤木直人とうまくいくんだろうってのも想像できるし。
女医さんとか雑誌の編集とか世界が華やかすぎる中、主婦役の松下由紀はリアルに共感できた。
それでも、まあマイホームローンを払って息子を私立中に行かせつつ「社会とつながりたいから何か仕事をしたい」ってのは、生活のために働く私とはやっぱり違んだろうけども。
ドラマ中の「結婚しないと老後がさびしいでしょ?」のセリフ、世間一般ではそういう考えなのか。
でもコレは違うよ。コドモなんかあてにならないし、少しもおもしろくもなんともないダンナとの老後を考えることほどユーウツになることはないもんな。
だったら自分の自由になるお金を持っている独身キャリアウーマンの老後のほうがいいと私は思うけどね。
これって竹内まりあの主題歌「♪となりのしばふが青く見えたらー」なのか?
もうちょっと見てみよう。
土曜7時「Rookies」。
初回2時間でぐいぐいっとRookiesワールドにひきこまれる。
原作は1200万部突破の漫画らしいが。コレはおもしろくなりそうっ!
まず新任教師の佐藤隆太がアツい!
テレビ画面を通してもそのオーラが伝わるほどで感激してしまう。
目的を失った不良たちが野球を始めることでひとつになる・・っていうストーリーもわくわくする。
こういう一生懸命なのはもう胸に直球でズバーンと届くよねえー。
暴力シーンもなかなかの迫力だし、あちこちで見かける若手男優くんたちが何人も出ているのでどんな演技を見せてくれるのか楽しみ。
逆に、こっちでこんなに若手を持ってきちゃって9時からの「ごくせん」はだいじょうなのか?と心配になったほど。(←私は「ごくせん」見なかったけど、続けて見た娘が言うには「ルーキーズのあとじゃごくせんは不利だよ。不良もらしくなくてつまんなかった」と。)
土曜11時10分「太王四神記」。
ずいぶん前から話題になっていた韓国歴史ファンタジーがいよいよNHKに。
これもすごい!
映像良し音楽良しで、東洋版ロード・オブ・ザ・リングってカンジ?
私なんかはああいう神秘的で壮大な映像と「四つの守護神・神器」「星が目覚めるとき王が目覚める」なんていう世界観だけでゾクゾクするのだけど、主役がヨン様!
特にファンでもないが、この高句麗19代王タムドク役のヨン様のかっこいいこと!
あらためてああーやっぱり騒がれるだけのことはあるよなあ・・と思う。
これからがとっても楽しみ!
ということで、今クールのお楽しみは、1.「太王四神記」、2.「Rookies」、3.「ラスト・フレンズ」でした。
ドラマ「一瞬の風になれ」
2008年2月29日 TV見ましたよー。
4夜連続ジャストタイムに。
11時ってのは「熱闘甲子園」だとか「大相撲ダイジェスト」だとか、眠くならなければわりとゆっくり見られる時間。
ドラマはほとんどタイムシフト視聴でCMとばして見ているので、たまにちゃんと見るとこのCMの時間がもどかしいこと!
一話。話のあまりのすっ飛ばし方、陸上部らしくない「走り」に「・・・えっ!違うだろ?」とがっかり。
二話。多少違和感がありながらもキャストに慣れてきたこともあって、ラストの部員たちの熱い励ましの場面には思わずホロリ。
三話。エンドロールに出る「ドラマ的脚色」ってのはコレか!と。
ありえないんだけど、でもこの展開も悪くないかと思えるほどこのときにはドラマの世界観に引き込まれていた。
コーチのみっちゃん(ウッチャン)の語りに目頭が熱くなり、涙で画面がにじんで見えません・・・うるうる。
四話。自分の中で原作の人物とドラマのキャラが重なり、彼らの一生懸命さがビシビシと伝わる。
もうこうなるとすべて許す!といったキモチ。
これで終わりなのは寂しいよおーーー。
ツッコミどころは多々あれど、「夢に向かって走る」陸上部員たちの熱さ・さわやかさがストレートな直球でズババン!と入ってくる。
彼らが躍動し語るセリフのひとつひとつに胸が熱くなり、「ああーいいなあー」と思わされる。
神谷(内博貴)も、ちょっとトウのたった高校生ではあるけど、一生懸命でまじめで不器用なカンジが出ていた。
連(長谷川純)も最初いちばん違和感があったけど、2話め中頃から、そっけないカンジが「あー連ってこうかもね」と。
陸上部員たちはそれぞれイメージにあっていて、特にネギ(遠藤雄弥)と桃内(中村友也)はいいカンジにキャラ立ちしていて、すごくよかった。
谷口さん(福田沙紀)のモジモジした恥じらいもイマドキらしくなく、新鮮で限りなく甘酸っぱい・・・。
だからこそ、しょっぱなの立ち上がりがザンネンなんだよなあ。
陸上部のお話なんだから、まず当然「走りはどうよ?」という視点で見るわけで。
「少しのムダもない完璧なフォーム」であるはずの天才スプリンターの一ノ瀬連の走り。・・・素人が見ても、ううーん。
4継メンバーの中では桃内がいちばんフォームがいいかな。
バックで走っている他の陸上部員たちのほうが、メインキャストより体もしっかりしていて走りもキレイ。
まあそれはいい。
俳優さんたち、本業ではないのにきっと何度も何度も走って一生懸命取り組んだのだと思う。
それよりも、やっぱり展開の早さ(特に一話)がもったいない。
まず、サッカーの天才である兄への新二の思い。
うーん・・・ドラマでも触れられてはいるんだけど、足りないんだな。
どうやっても追いつけず越えられない大好きな兄の存在。
注目されているのはいつも兄、そんな兄と同じサッカーを続けず陸上に転向した新二の思い。
そこらがきっちり描けていればこそ、すばらしい素質を持つのに練習をいいかげんにしてしまう親友・一之瀬連へのもどかしい思いが引き立ち、足を故障した兄への連や家族の気持ちに強く共感できるのに。
守屋先輩への連の思い。
一話ラスト場面で、連が脚の故障をおしてまでリレーを走ろうとするのは、卒業する守屋先輩とどうしても「走りたい」からで。
そこに至るまでの先輩後輩の関係や守屋先輩の人となりがさっぱり描けてなくて・・・。
あれじゃークールな連が涙を流してまで「先輩と走りたい」と言う場面や、練習キライな連が一生懸命脚の痛みをこらえて走っている場面が生きてこないじゃんか。
まあ、鍵山のこととか語りたい場面はいろいろあるけど、4話完結だからなあ。
1話めの展開は残念だったが(あれじゃー続きを見る気になれなかった人がたくさんいたと思うよ?)、原作の持つ熱さ・さわやかさは伝わり、良かった。
連続ドラマならそこらをもっときっちり描けてもっと深みが出たと思うと、良かっただけに残念だな。
それか2時間ドラマにしていたら、一話めの「何、コレ?」的な感じはなかったかも。
4夜連続ジャストタイムに。
11時ってのは「熱闘甲子園」だとか「大相撲ダイジェスト」だとか、眠くならなければわりとゆっくり見られる時間。
ドラマはほとんどタイムシフト視聴でCMとばして見ているので、たまにちゃんと見るとこのCMの時間がもどかしいこと!
一話。話のあまりのすっ飛ばし方、陸上部らしくない「走り」に「・・・えっ!違うだろ?」とがっかり。
二話。多少違和感がありながらもキャストに慣れてきたこともあって、ラストの部員たちの熱い励ましの場面には思わずホロリ。
三話。エンドロールに出る「ドラマ的脚色」ってのはコレか!と。
ありえないんだけど、でもこの展開も悪くないかと思えるほどこのときにはドラマの世界観に引き込まれていた。
コーチのみっちゃん(ウッチャン)の語りに目頭が熱くなり、涙で画面がにじんで見えません・・・うるうる。
四話。自分の中で原作の人物とドラマのキャラが重なり、彼らの一生懸命さがビシビシと伝わる。
もうこうなるとすべて許す!といったキモチ。
これで終わりなのは寂しいよおーーー。
ツッコミどころは多々あれど、「夢に向かって走る」陸上部員たちの熱さ・さわやかさがストレートな直球でズババン!と入ってくる。
彼らが躍動し語るセリフのひとつひとつに胸が熱くなり、「ああーいいなあー」と思わされる。
神谷(内博貴)も、ちょっとトウのたった高校生ではあるけど、一生懸命でまじめで不器用なカンジが出ていた。
連(長谷川純)も最初いちばん違和感があったけど、2話め中頃から、そっけないカンジが「あー連ってこうかもね」と。
陸上部員たちはそれぞれイメージにあっていて、特にネギ(遠藤雄弥)と桃内(中村友也)はいいカンジにキャラ立ちしていて、すごくよかった。
谷口さん(福田沙紀)のモジモジした恥じらいもイマドキらしくなく、新鮮で限りなく甘酸っぱい・・・。
だからこそ、しょっぱなの立ち上がりがザンネンなんだよなあ。
陸上部のお話なんだから、まず当然「走りはどうよ?」という視点で見るわけで。
「少しのムダもない完璧なフォーム」であるはずの天才スプリンターの一ノ瀬連の走り。・・・素人が見ても、ううーん。
4継メンバーの中では桃内がいちばんフォームがいいかな。
バックで走っている他の陸上部員たちのほうが、メインキャストより体もしっかりしていて走りもキレイ。
まあそれはいい。
俳優さんたち、本業ではないのにきっと何度も何度も走って一生懸命取り組んだのだと思う。
それよりも、やっぱり展開の早さ(特に一話)がもったいない。
まず、サッカーの天才である兄への新二の思い。
うーん・・・ドラマでも触れられてはいるんだけど、足りないんだな。
どうやっても追いつけず越えられない大好きな兄の存在。
注目されているのはいつも兄、そんな兄と同じサッカーを続けず陸上に転向した新二の思い。
そこらがきっちり描けていればこそ、すばらしい素質を持つのに練習をいいかげんにしてしまう親友・一之瀬連へのもどかしい思いが引き立ち、足を故障した兄への連や家族の気持ちに強く共感できるのに。
守屋先輩への連の思い。
一話ラスト場面で、連が脚の故障をおしてまでリレーを走ろうとするのは、卒業する守屋先輩とどうしても「走りたい」からで。
そこに至るまでの先輩後輩の関係や守屋先輩の人となりがさっぱり描けてなくて・・・。
あれじゃークールな連が涙を流してまで「先輩と走りたい」と言う場面や、練習キライな連が一生懸命脚の痛みをこらえて走っている場面が生きてこないじゃんか。
まあ、鍵山のこととか語りたい場面はいろいろあるけど、4話完結だからなあ。
1話めの展開は残念だったが(あれじゃー続きを見る気になれなかった人がたくさんいたと思うよ?)、原作の持つ熱さ・さわやかさは伝わり、良かった。
連続ドラマならそこらをもっときっちり描けてもっと深みが出たと思うと、良かっただけに残念だな。
それか2時間ドラマにしていたら、一話めの「何、コレ?」的な感じはなかったかも。
暑さ寒さが身にしみるのは年のせいなんだろうか・・・。
ユニクロのヒートテックのシャツとレギンスにお世話になってます。
こう書けばすこーし聞こえはいいけど、長袖のババシャツと足首までのズボン下が手放せないってこと。
ついでに、息子のお古のスキーソックスも一度はいたらやめられない!
冬の新ドラマのチェックに追われてました。
寒い冬、暖かいお部屋でほっこりとドラマ鑑賞。しあわせ♪
ドラマは時間の節約のため撮っておいてまとめて見る。
夜はなんだかんだ忙しいんだもーん。
途中であれこれ中断させられるのもいやだし、空いたひとりの時間にじっくり見なくちゃ。
そうしていくと「撮ってまで見たいか?」というふるいにかけられ、最終的に3本くらいに落ち着く。
今回見てみたのはコレ。
月曜「薔薇のない花屋」。
子持ちオトコと目が見えない若い女のラブストーリーかな?と思って見始めたら・・・ちょっと違うなー。
月9テイストなのが鼻につくけど(あたりまえか)、展開がまだ読めないのでもうちょっと見てみよう。
火曜「ハチミツとクローバー」。
原作の胸が切なくなる雰囲気が伝わってこない。
・・・それと、明らかにミスキャストだよね?
映画は内容はともかく、キャストは原作の雰囲気そのままでよかったんだけど。
はぐちゃんはふんわりほわほわのちっちゃい子じゃないと「ハチクロ」全体の雰囲気を壊してしまうよ。
鳴海璃子がかわいいカンジをだそうとものすごくがんばっているのは伝わるが・・・見ていてキツい。
竹本くんももっと少年ぽく素朴なカンジで、生田斗真じゃ洗練されすぎてる。
どうドラマにされてるか気になるのでこのあとも見ると思うけど、ちょっと見るのがつらいなー。
火曜「貧乏男子(ボンビーメン)」。
小栗旬ってこんなのもやるんだー、と新鮮な驚き。今までのイケメンキャラよりけっこういいじゃん。
三浦春馬、演技うまいの?どうなの?
お話はおもしろいけど、撮ってまで見たいわけでも・・・。
娘が撮っているので時間があれば見るかも。
水曜「斉藤さん」。
いやいや・・・幼稚園児の母としてグループに入るのは大変ですな。しょっちゅうつるんでお茶・取り入るために手作りクッキーの献上・・・あーやだやだ。
初回は見たけど、まあいいや。
木曜「鹿男あをによし」。
原作も読んでないし、初回見ただけでは展開がまったく読めず。
国を救うことと鹿男の関連もナゾ。
玉木宏、絶妙な間がおもしろい!綾瀬はるかのKYぶりとか、ミョーな多部美華子ちゃん(山田太郎でも気になった子)も楽しみ。
次回からももちろん見ますよー。
木曜「だいすき!!」。
鹿男のウラなんだけど、こっちもけっこうよかった。
香里奈って都会的ですました役のイメージだったが、こういうのもやれるんだー。
「14才の母」の変形パターンで知的障害の母、っていう切り口は興味深い。ついその母親(ここでは岸本加代子)に感情移入しちゃうんだよねえ・・。
途中脱落する可能性大だけどもうちょっと見てみよう。
金曜「エジソンの母」。
学校現場を知ってるので、学校モノにはちょっとウルサいですよ・・・。
コドモが騒ぎ出すのをオタオタして止められない伊藤美咲の先生とかへんにこまっしゃくれた子役たちはムカムカしてみてられません。
伊藤美咲って・・・エルメスさんだから良かったんだろうけど、きれいなだけのバービー人形(ドラマのセリフより)だなあ。
もう見ない。
土曜「1ポンドの福音」。
亀梨が出るっていうんで娘が見ていたのをつらつらと。
娘も「つまんない。もう見ない」って言うほどおもしろくなかった。
シスターアンジェラ、ミスキャストだったのでは?
土曜「フルスイング」。
6回連続。プロ野球の打撃コーチが59歳で高校教師に、という実話をもとにしたお話。
初回で物言わぬ生徒が心を開き、クラスメイトに肩をだかれて写真におさまるシーンにホロリ。
金八先生のお言葉といい、この先生のお言葉といい、人生経験を重ねた大人の言葉にはとても重みがあります・・・しみじみ。
続けて見るよ。
日曜「大河・篤姫」。
がんばって3回見たけどだめだー。宮崎あおいはかわいいけど、展開がつまんない。すでに脱落。
日曜「佐々木夫妻の仁義なき戦い」。
この時間帯ってこんなだよね。週の始まりを前にしてあっさりさっくり、見た後に何も残らない・・っていう。
おもしろそうかな?と思ってチェックしたけど、まあもういいかな。
このほか、「金八」「SP」。
楽しませてもらってます。
「SP」はナゾも多く、次回最終回までハラハラドキドキ目が離せません!こういうのって今までになかったよね?
終わっちゃうのはホントに残念だよー。
ユニクロのヒートテックのシャツとレギンスにお世話になってます。
こう書けばすこーし聞こえはいいけど、長袖のババシャツと足首までのズボン下が手放せないってこと。
ついでに、息子のお古のスキーソックスも一度はいたらやめられない!
冬の新ドラマのチェックに追われてました。
寒い冬、暖かいお部屋でほっこりとドラマ鑑賞。しあわせ♪
ドラマは時間の節約のため撮っておいてまとめて見る。
夜はなんだかんだ忙しいんだもーん。
途中であれこれ中断させられるのもいやだし、空いたひとりの時間にじっくり見なくちゃ。
そうしていくと「撮ってまで見たいか?」というふるいにかけられ、最終的に3本くらいに落ち着く。
今回見てみたのはコレ。
月曜「薔薇のない花屋」。
子持ちオトコと目が見えない若い女のラブストーリーかな?と思って見始めたら・・・ちょっと違うなー。
月9テイストなのが鼻につくけど(あたりまえか)、展開がまだ読めないのでもうちょっと見てみよう。
火曜「ハチミツとクローバー」。
原作の胸が切なくなる雰囲気が伝わってこない。
・・・それと、明らかにミスキャストだよね?
映画は内容はともかく、キャストは原作の雰囲気そのままでよかったんだけど。
はぐちゃんはふんわりほわほわのちっちゃい子じゃないと「ハチクロ」全体の雰囲気を壊してしまうよ。
鳴海璃子がかわいいカンジをだそうとものすごくがんばっているのは伝わるが・・・見ていてキツい。
竹本くんももっと少年ぽく素朴なカンジで、生田斗真じゃ洗練されすぎてる。
どうドラマにされてるか気になるのでこのあとも見ると思うけど、ちょっと見るのがつらいなー。
火曜「貧乏男子(ボンビーメン)」。
小栗旬ってこんなのもやるんだー、と新鮮な驚き。今までのイケメンキャラよりけっこういいじゃん。
三浦春馬、演技うまいの?どうなの?
お話はおもしろいけど、撮ってまで見たいわけでも・・・。
娘が撮っているので時間があれば見るかも。
水曜「斉藤さん」。
いやいや・・・幼稚園児の母としてグループに入るのは大変ですな。しょっちゅうつるんでお茶・取り入るために手作りクッキーの献上・・・あーやだやだ。
初回は見たけど、まあいいや。
木曜「鹿男あをによし」。
原作も読んでないし、初回見ただけでは展開がまったく読めず。
国を救うことと鹿男の関連もナゾ。
玉木宏、絶妙な間がおもしろい!綾瀬はるかのKYぶりとか、ミョーな多部美華子ちゃん(山田太郎でも気になった子)も楽しみ。
次回からももちろん見ますよー。
木曜「だいすき!!」。
鹿男のウラなんだけど、こっちもけっこうよかった。
香里奈って都会的ですました役のイメージだったが、こういうのもやれるんだー。
「14才の母」の変形パターンで知的障害の母、っていう切り口は興味深い。ついその母親(ここでは岸本加代子)に感情移入しちゃうんだよねえ・・。
途中脱落する可能性大だけどもうちょっと見てみよう。
金曜「エジソンの母」。
学校現場を知ってるので、学校モノにはちょっとウルサいですよ・・・。
コドモが騒ぎ出すのをオタオタして止められない伊藤美咲の先生とかへんにこまっしゃくれた子役たちはムカムカしてみてられません。
伊藤美咲って・・・エルメスさんだから良かったんだろうけど、きれいなだけのバービー人形(ドラマのセリフより)だなあ。
もう見ない。
土曜「1ポンドの福音」。
亀梨が出るっていうんで娘が見ていたのをつらつらと。
娘も「つまんない。もう見ない」って言うほどおもしろくなかった。
シスターアンジェラ、ミスキャストだったのでは?
土曜「フルスイング」。
6回連続。プロ野球の打撃コーチが59歳で高校教師に、という実話をもとにしたお話。
初回で物言わぬ生徒が心を開き、クラスメイトに肩をだかれて写真におさまるシーンにホロリ。
金八先生のお言葉といい、この先生のお言葉といい、人生経験を重ねた大人の言葉にはとても重みがあります・・・しみじみ。
続けて見るよ。
日曜「大河・篤姫」。
がんばって3回見たけどだめだー。宮崎あおいはかわいいけど、展開がつまんない。すでに脱落。
日曜「佐々木夫妻の仁義なき戦い」。
この時間帯ってこんなだよね。週の始まりを前にしてあっさりさっくり、見た後に何も残らない・・っていう。
おもしろそうかな?と思ってチェックしたけど、まあもういいかな。
このほか、「金八」「SP」。
楽しませてもらってます。
「SP」はナゾも多く、次回最終回までハラハラドキドキ目が離せません!こういうのって今までになかったよね?
終わっちゃうのはホントに残念だよー。
今期のドラマ、「ガリレオ」「SP」「医龍」はかなりおもしろく目が離せない。
「金八」「ドリームアゲイン」もそこそこ。「働きマン」「歌姫」は離脱してしまった。
さて、「有閑倶楽部」。
漫画界の大御所一条ゆかり先生の名作の初ドラマ化。
昔から続いている話題の漫画のドラマ化だし、娘が見ていたので初回一緒に見た。
オープニングは有閑倶楽部の6人の紹介もかねて、なかなかかっこよく作ってある。
「ああそういえばこんな話だったっけ」程度の感想で「まあ中学生が見るにはいいんじゃないの」と二話目は見なかった。
どう見ても高校生には見えない高校生の話も食傷気味だったし。
が。
主婦友と話をしていたときに「有閑倶楽部」の話題になる。
「もうー!見たあー?絶対にあんなの許せない!」。
「主人公は悠理のはずなのに、なんで赤西が主役になってんの?」。
「ミロク(赤西)はもっと硬派なのに!何あのだらしなさ!あの髪型は何?あの飴は何?」。
主婦友、怒る怒る。
「コミックス持ってるからさあー。磯野さん、ちょっと今度読んで見てよ」。
ということで、借りて読んでみました。
コミックスと虎の巻。
一話完結のお話なので「続きが読みたいっ」という具合にハマるわけではないけど、その世界観・人物像がわかってくるにつれ、主婦友の怒りもごもっとも・・・という気が。
ドラマ、3話めの美童とキヌおばあちゃんのお話、4話めの悠理と清四郎の結婚話。
原作にそってテンポ良くストーリーがすすみ、なかなかおもしろい。
だれひとり高校生には見えないけれど、悠理(美波という舞台俳優さんらしいです)のハジケっぷりはなかなかだし、クォーターのプレイボーイ美童を演ずるKAT-TUN田口が地毛を金髪にしてかなりがんばってるのがわかる。
清四郎役の関ジャニ横山だって、最初はどうよ?と思ったが、回を重ねるにされてさまになってきた。
ひとりひとりけっこうがんばってなりきろうとしているのが伝わる。
いかにも漫画的だけど、剣菱万作の鶴太郎なんてホント成金大財閥のオヤジってカンジ。
・・・だけど、主役のはずの魅録(赤西)がダメなんだよなあー。
留学してた赤西の復帰作なんだよね?
だったらちょっとは役作りしたらどうか?
原作ではミロクはシャープでキレがある硬派。
髪だって短髪でツンツン立ってる。
モサモサ頭でだらしなーく飴をしゃぶってるのはミロクじゃないだろ。
原作ファンじゃなくても、どこまでも「素」のまま「赤西仁」のままで「有閑倶楽部」の主役、というのはものすごく違和感がある。
横山や田口が役になりきろうとそれなりにがんばってる感があって、まあ見てるこっちも慣れてきたんだろうけどなかなかいいんじゃない?と思えてきただけに残念。
ストーリーもミロクを流れの中心にすえるために都合よく変えられてるし。
赤西の復帰作として主役にすえたかったんなら、オバサンファンが多い「有閑倶楽部」にしなけりゃよかったのに。
主婦友みたいな感想を持っている原作ファンは多いだろうな。
というか、一条先生もアレでよかったのかな?
個人的には何かこう・・・KAT-TUNの中ではちょい影薄めの田口淳之介くん、あのふっれきれた感のある美童グランマニエを応援したい気持ちになりました。
「金八」「ドリームアゲイン」もそこそこ。「働きマン」「歌姫」は離脱してしまった。
さて、「有閑倶楽部」。
漫画界の大御所一条ゆかり先生の名作の初ドラマ化。
昔から続いている話題の漫画のドラマ化だし、娘が見ていたので初回一緒に見た。
オープニングは有閑倶楽部の6人の紹介もかねて、なかなかかっこよく作ってある。
「ああそういえばこんな話だったっけ」程度の感想で「まあ中学生が見るにはいいんじゃないの」と二話目は見なかった。
どう見ても高校生には見えない高校生の話も食傷気味だったし。
が。
主婦友と話をしていたときに「有閑倶楽部」の話題になる。
「もうー!見たあー?絶対にあんなの許せない!」。
「主人公は悠理のはずなのに、なんで赤西が主役になってんの?」。
「ミロク(赤西)はもっと硬派なのに!何あのだらしなさ!あの髪型は何?あの飴は何?」。
主婦友、怒る怒る。
「コミックス持ってるからさあー。磯野さん、ちょっと今度読んで見てよ」。
ということで、借りて読んでみました。
コミックスと虎の巻。
一話完結のお話なので「続きが読みたいっ」という具合にハマるわけではないけど、その世界観・人物像がわかってくるにつれ、主婦友の怒りもごもっとも・・・という気が。
ドラマ、3話めの美童とキヌおばあちゃんのお話、4話めの悠理と清四郎の結婚話。
原作にそってテンポ良くストーリーがすすみ、なかなかおもしろい。
だれひとり高校生には見えないけれど、悠理(美波という舞台俳優さんらしいです)のハジケっぷりはなかなかだし、クォーターのプレイボーイ美童を演ずるKAT-TUN田口が地毛を金髪にしてかなりがんばってるのがわかる。
清四郎役の関ジャニ横山だって、最初はどうよ?と思ったが、回を重ねるにされてさまになってきた。
ひとりひとりけっこうがんばってなりきろうとしているのが伝わる。
いかにも漫画的だけど、剣菱万作の鶴太郎なんてホント成金大財閥のオヤジってカンジ。
・・・だけど、主役のはずの魅録(赤西)がダメなんだよなあー。
留学してた赤西の復帰作なんだよね?
だったらちょっとは役作りしたらどうか?
原作ではミロクはシャープでキレがある硬派。
髪だって短髪でツンツン立ってる。
モサモサ頭でだらしなーく飴をしゃぶってるのはミロクじゃないだろ。
原作ファンじゃなくても、どこまでも「素」のまま「赤西仁」のままで「有閑倶楽部」の主役、というのはものすごく違和感がある。
横山や田口が役になりきろうとそれなりにがんばってる感があって、まあ見てるこっちも慣れてきたんだろうけどなかなかいいんじゃない?と思えてきただけに残念。
ストーリーもミロクを流れの中心にすえるために都合よく変えられてるし。
赤西の復帰作として主役にすえたかったんなら、オバサンファンが多い「有閑倶楽部」にしなけりゃよかったのに。
主婦友みたいな感想を持っている原作ファンは多いだろうな。
というか、一条先生もアレでよかったのかな?
個人的には何かこう・・・KAT-TUNの中ではちょい影薄めの田口淳之介くん、あのふっれきれた感のある美童グランマニエを応援したい気持ちになりました。
番組改編期の特番の消化も終わらないうちに・・・始まってしまいました、秋ドラマ。
毎度、とりあえず気になったのはばーっと見てその中から3本くらいにしぼるんだけど。
今クールは豊作かなあ。
月曜「ガリレオ」。
東野圭吾原作で福山主演なので期待、でも月9だし・・・ということで見てみる。
おもしろいっ!
原作ではピンとこない科学的謎解き?が映像だとものすごくわかりやすい。
で、なんだかんだ言って福山雅治はカッコイイ!
私は根っからの文系なので、白衣にメガネの理系男子はそれだけで5割り増しに見えてしまう。
それを割り引いたとしても、湯川教授@福山はツボ。
火曜「有閑倶楽部」。
一条ゆかりの原作は遠い記憶のかなたにうすボンヤリ。
6人ともキャラがたっていて、当時はスケールのでかさがおもしろかった記憶が。
といっても、ここんところ金持ち高校生とそれに群がる女子学生っていう図式は飽き飽きしてたので、「花男」「山田太郎」の前だったらもっと新鮮だったかも。
ミロクが飼ってるワンコ(男山)が、耳のタレ具合といい目の上のポツといいカワイイ。
水曜「働きマン」。
モーニングでモヨコさんの原作は愛読&菅野美穂のドラマはわりとハズレがないので期待。
前回の弁護士役とはまた違ってカッコイイ。
配役は原作のイメージどおりだなあー。
木曜「3年B組金八先生」。
金八先生も現場でのクラス担任はキツイのでは?と前々回あたりから思ってはいたが。
私もかつては金八先生にあこがれて中学国語教師になったクチ。
以前お世話になった恩師が現在の教育現場の中で苦労しているさまを見るのはとても痛々しい、といった気持ち。
初回の桜中学の現状(学校選択制度による希望者定員割れ)や学校裏サイトの問題は、現在の公立中学が置かれている現状をよく調べてあるなあと感心。
金八先生が語る「生徒ひとりひとりのために」というのが、教育本来の理想のあり方なのだけれど、「そうはいってもやはり生徒数が集まらなければ学校そのものが立ち行かなくなる。定員確保のためにも進学率向上を」という校長の言い分もわかる。
そのズレの中で、きんぱっつぁんみたいないい先生はツライよなー・・・としみじみ思うのだった。
「医龍2」。
前回もおもしろかったから今回も。チームドラゴンで稲森さんが出てないのはさびしいなー。
野口教授はあいかわらずいい味を出してるし、坂口は前回に続き、寒そうな屋上でなぜか目一杯アセをかきハダカで世界に入ってるが・・・。
これまたひとりひとりのキャラがたってて楽しみ。
内田有紀っていい女風でドラマに出ることが多いが・・・あまり私にはいいとは思えないんだけども。
土曜「ドリーム・アゲイン」。
土9に反町?とちょっと違和感。ひさしぶりに見た感のあるソリマチさんは以前とくらべムダに熱くなかった。
お話としてはそこそこ楽しめ、児玉清と瀬川瑛子がものすごーくいいカンジにからんできている。
ラストはどうやって終わるのかな。
毎度、とりあえず気になったのはばーっと見てその中から3本くらいにしぼるんだけど。
今クールは豊作かなあ。
月曜「ガリレオ」。
東野圭吾原作で福山主演なので期待、でも月9だし・・・ということで見てみる。
おもしろいっ!
原作ではピンとこない科学的謎解き?が映像だとものすごくわかりやすい。
で、なんだかんだ言って福山雅治はカッコイイ!
私は根っからの文系なので、白衣にメガネの理系男子はそれだけで5割り増しに見えてしまう。
それを割り引いたとしても、湯川教授@福山はツボ。
火曜「有閑倶楽部」。
一条ゆかりの原作は遠い記憶のかなたにうすボンヤリ。
6人ともキャラがたっていて、当時はスケールのでかさがおもしろかった記憶が。
といっても、ここんところ金持ち高校生とそれに群がる女子学生っていう図式は飽き飽きしてたので、「花男」「山田太郎」の前だったらもっと新鮮だったかも。
ミロクが飼ってるワンコ(男山)が、耳のタレ具合といい目の上のポツといいカワイイ。
水曜「働きマン」。
モーニングでモヨコさんの原作は愛読&菅野美穂のドラマはわりとハズレがないので期待。
前回の弁護士役とはまた違ってカッコイイ。
配役は原作のイメージどおりだなあー。
木曜「3年B組金八先生」。
金八先生も現場でのクラス担任はキツイのでは?と前々回あたりから思ってはいたが。
私もかつては金八先生にあこがれて中学国語教師になったクチ。
以前お世話になった恩師が現在の教育現場の中で苦労しているさまを見るのはとても痛々しい、といった気持ち。
初回の桜中学の現状(学校選択制度による希望者定員割れ)や学校裏サイトの問題は、現在の公立中学が置かれている現状をよく調べてあるなあと感心。
金八先生が語る「生徒ひとりひとりのために」というのが、教育本来の理想のあり方なのだけれど、「そうはいってもやはり生徒数が集まらなければ学校そのものが立ち行かなくなる。定員確保のためにも進学率向上を」という校長の言い分もわかる。
そのズレの中で、きんぱっつぁんみたいないい先生はツライよなー・・・としみじみ思うのだった。
「医龍2」。
前回もおもしろかったから今回も。チームドラゴンで稲森さんが出てないのはさびしいなー。
野口教授はあいかわらずいい味を出してるし、坂口は前回に続き、寒そうな屋上でなぜか目一杯アセをかきハダカで世界に入ってるが・・・。
これまたひとりひとりのキャラがたってて楽しみ。
内田有紀っていい女風でドラマに出ることが多いが・・・あまり私にはいいとは思えないんだけども。
土曜「ドリーム・アゲイン」。
土9に反町?とちょっと違和感。ひさしぶりに見た感のあるソリマチさんは以前とくらべムダに熱くなかった。
お話としてはそこそこ楽しめ、児玉清と瀬川瑛子がものすごーくいいカンジにからんできている。
ラストはどうやって終わるのかな。
大河ドラマ「義経」終了。
大河は1年間だし、途中で脱落することもしばしば。
だから、無事ラストの「完」まで見届けると達成感がある。
一昨年「武蔵」は夏前に脱落。
昨年「新撰組!」は途中しぶしぶだったがコースアウトせずラストへ。
「義経」は飽きることなく見た。
「あれっもう終わり?ってことはもう1年たっちゃったの?」と以前に比べて月日のたつのがはやいこと・・・。
始まる前はタッキーや石原さとみ・上戸彩(なくていい役)・ゴマキ(あまりのちょい役)などなど若手がクローズアップされていた。
が、これは平幹二郎・渡哲也・松坂慶子らの重鎮による大河で、運命に翻弄される義経の生涯は見ごたえがあった。
源氏と平家の戦いの場面も迫力があってすばらしく、タッキーの義経は「華」があってとてもよかった。
「義経は平泉高舘・持仏堂にて妻子とともに火をはなって自害した」というのが歴史上の通説。
が、大河ではなにがなんでも石原さとみの静御前にスポットを当てたいらしくいつのまにか「妻子(正妻の子は女の子)」の存在はカット。
まあ、お話ですからね。
私は奥州藤原氏のおひざもとで生まれ育っている。
物心ついたときから学校の遠足とか社会科見学といえば中尊寺や毛越寺。
奥州藤原氏の栄華と滅亡、それにからむ義経のお話は子守唄代わりに何度も何度も聞かされた。
地元では「義経北行伝説」は一般的で、義経は生きて平泉を逃れ青森から北海道に渡ったとされている。
県内各地に義経が立ち寄ったとされる場所が点々とあり、その点は見事にひとつにつながり青森へつながっているからだ。
そして、藤原泰衡の人物像。
今回の大河では渡辺いっけいがすばらしくキョドった演技で、「頼朝の圧力を恐れるあまりに、父・秀衡より託された義経を死に追いやってしまう」泰衡を演じていた。
これも歴史上の通説どおり。
が、地元で育った者たちの語り伝えはちょっと違う。
泰衡は非常に温厚で冷静な判断をする人で、戦いが嫌いだった。
できれば鎌倉ともいい関係を築きたかったし、義経とも兄弟のように心が通じ合っていた。
だから、「持仏堂に火をはなって義経は自害した」として、実は義経を秘密に逃がしてやったのだ、と。
義経を討ち取った証拠に鎌倉に届けさせた「義経の首」も、他の人の首。
時期は夏のころで本来なら10日ほどで鎌倉まで行けるのに40日ほどかけて酒につけた首桶を届けさせたために、鎌倉につくまでには首はどろどろになり誰のものかわからなかった、とか。
義経が大陸に渡ってジンギスカンになったかどうかは知らないが、なんというか、ロマンを感じさせる「義経北行伝説」である。
次の大河は仲間由紀恵かー。
なんか、そそられないんだよなー。
大河は1年間だし、途中で脱落することもしばしば。
だから、無事ラストの「完」まで見届けると達成感がある。
一昨年「武蔵」は夏前に脱落。
昨年「新撰組!」は途中しぶしぶだったがコースアウトせずラストへ。
「義経」は飽きることなく見た。
「あれっもう終わり?ってことはもう1年たっちゃったの?」と以前に比べて月日のたつのがはやいこと・・・。
始まる前はタッキーや石原さとみ・上戸彩(なくていい役)・ゴマキ(あまりのちょい役)などなど若手がクローズアップされていた。
が、これは平幹二郎・渡哲也・松坂慶子らの重鎮による大河で、運命に翻弄される義経の生涯は見ごたえがあった。
源氏と平家の戦いの場面も迫力があってすばらしく、タッキーの義経は「華」があってとてもよかった。
「義経は平泉高舘・持仏堂にて妻子とともに火をはなって自害した」というのが歴史上の通説。
が、大河ではなにがなんでも石原さとみの静御前にスポットを当てたいらしくいつのまにか「妻子(正妻の子は女の子)」の存在はカット。
まあ、お話ですからね。
私は奥州藤原氏のおひざもとで生まれ育っている。
物心ついたときから学校の遠足とか社会科見学といえば中尊寺や毛越寺。
奥州藤原氏の栄華と滅亡、それにからむ義経のお話は子守唄代わりに何度も何度も聞かされた。
地元では「義経北行伝説」は一般的で、義経は生きて平泉を逃れ青森から北海道に渡ったとされている。
県内各地に義経が立ち寄ったとされる場所が点々とあり、その点は見事にひとつにつながり青森へつながっているからだ。
そして、藤原泰衡の人物像。
今回の大河では渡辺いっけいがすばらしくキョドった演技で、「頼朝の圧力を恐れるあまりに、父・秀衡より託された義経を死に追いやってしまう」泰衡を演じていた。
これも歴史上の通説どおり。
が、地元で育った者たちの語り伝えはちょっと違う。
泰衡は非常に温厚で冷静な判断をする人で、戦いが嫌いだった。
できれば鎌倉ともいい関係を築きたかったし、義経とも兄弟のように心が通じ合っていた。
だから、「持仏堂に火をはなって義経は自害した」として、実は義経を秘密に逃がしてやったのだ、と。
義経を討ち取った証拠に鎌倉に届けさせた「義経の首」も、他の人の首。
時期は夏のころで本来なら10日ほどで鎌倉まで行けるのに40日ほどかけて酒につけた首桶を届けさせたために、鎌倉につくまでには首はどろどろになり誰のものかわからなかった、とか。
義経が大陸に渡ってジンギスカンになったかどうかは知らないが、なんというか、ロマンを感じさせる「義経北行伝説」である。
次の大河は仲間由紀恵かー。
なんか、そそられないんだよなー。
ドラマ「ほたるの墓」
2005年11月9日 TVドラマ版「ほたるの墓」をきのうやっと見る。
ビデオにとっておいたが、号泣が予想されるため一人でじっくり・・・と思っているうちに、一週間が経過。
毎年毎年同じものをだれが見るのか?と思うほど、8月に放送されるアニメ「ほたるの墓」。
さすがに筋もセリフも泣き所も把握したので少なくとも去年一昨年は見なかった。
なんかさ・・・節子がかわいそうだしさ。
兄妹が生活した防空壕でのホタルのシーンを見るだけで涙が出るしさ。
が、実写版。しかも松嶋菜々子がイジワルな久子おばさん役。
これは見なくちゃ、と。
時は現代、久子おばさんのお葬式のシーンから始まったドラマ「ほたるの墓」は期待を裏切らない出来。
清太と節子きょうだいが住んだ水辺の防空壕もアニメの風景そのままで、よくまあ同じような場所があったものだと感心。
まさに節子そのものの子役はかわいくけなげで、死期が迫った場面などは迫真の演技ですばらしかった。
清太は14歳ということで息子の年齢でもあり、大人にボコボコになぐられながらもなんとか妹を守ろうとするあたり、エラいなあ、と。
体は大きくなっても中身は7歳か8歳?といった感じのうちの息子とはえらい違いである。
でも・・・ドラマの中でも何度も出たセリフだけど、やっぱり「子供だけで生きていこうとするなんてムリ」だよ。
数年前まで、私が小さい子の母親の立場で見たときは、清太は頼もしく見えた。
あのくらいの年になれば、小さい子を守って生きていけるのかな、と。
でも、自分がいざ14歳の男の子の母の立場となってこのお話を見ると、意地を張らずに久子おばさんの家にいさせてもらえばよかったのに、とつくづく思う。
14歳くらいの男の子ってものすごくアンバランス。
気持ちは大人のつもりで「節子を守る」っていきがっているけれど、実際の行動としては「そばにいるだけ」。
それが「何もしないでゴロゴロしている」と周囲からは見られてしまう。
なんか、そのあたりの思考回路が母の立場で理解できて哀しい・・・。
清太は清太なりに考えてせいいっぱいやったことなのだろうけれど。
おばさんの家のコドモたちのように学徒動員に行ったり隣組の活動に行ったりしながら、みんなで助け合って生活していけば節子は死ななくてすんだのかも・・・。
アニメ版と違って、久子おばさんの「戦争だからしょうがなかったのよ」といったメッセージが強調されていたように思う。
もし自分が久子の立場だったら、やっぱり自分の子供たちを守るためによその子には雑炊の上澄みしか食べさせないだろうなあ。
そんなふうにスッと納得できる空気がドラマにはあった。
でもやっぱり泣けたね。
ビデオを見ている途中で学校から帰ってきてチラチラと見ていた娘、きのうの夜もけさもごはんを残さず食べた。
最近はおかずだけ食べて、白ごはんはそのまま手付かずで流しに運ぶことが多かったのに。
「白いご飯がちゃんと食べられるなんてしあわせなことだよ。残すなんてバチあたり」と言った言葉が効いたのか。
実家の母は終戦の年、ちょうど今の娘の年だった。
「小学校の校庭を畑にしてイモを作ったり、竹やりの訓練したりしたねえ」と以前に言っていた。
父もあといくつか年上だったら戦地に行っていたかも、と言っていた。
そうなれば、今ここに私も娘も息子も存在しないことになる。
そう考えると・・・ドラマでもラストに久子の孫娘が言っていたように、「戦争って遠いことのようだけど身近なこと」なんだなあ・・・と今の平和のありがたさをあらためて思うのだった。
ビデオにとっておいたが、号泣が予想されるため一人でじっくり・・・と思っているうちに、一週間が経過。
毎年毎年同じものをだれが見るのか?と思うほど、8月に放送されるアニメ「ほたるの墓」。
さすがに筋もセリフも泣き所も把握したので少なくとも去年一昨年は見なかった。
なんかさ・・・節子がかわいそうだしさ。
兄妹が生活した防空壕でのホタルのシーンを見るだけで涙が出るしさ。
が、実写版。しかも松嶋菜々子がイジワルな久子おばさん役。
これは見なくちゃ、と。
時は現代、久子おばさんのお葬式のシーンから始まったドラマ「ほたるの墓」は期待を裏切らない出来。
清太と節子きょうだいが住んだ水辺の防空壕もアニメの風景そのままで、よくまあ同じような場所があったものだと感心。
まさに節子そのものの子役はかわいくけなげで、死期が迫った場面などは迫真の演技ですばらしかった。
清太は14歳ということで息子の年齢でもあり、大人にボコボコになぐられながらもなんとか妹を守ろうとするあたり、エラいなあ、と。
体は大きくなっても中身は7歳か8歳?といった感じのうちの息子とはえらい違いである。
でも・・・ドラマの中でも何度も出たセリフだけど、やっぱり「子供だけで生きていこうとするなんてムリ」だよ。
数年前まで、私が小さい子の母親の立場で見たときは、清太は頼もしく見えた。
あのくらいの年になれば、小さい子を守って生きていけるのかな、と。
でも、自分がいざ14歳の男の子の母の立場となってこのお話を見ると、意地を張らずに久子おばさんの家にいさせてもらえばよかったのに、とつくづく思う。
14歳くらいの男の子ってものすごくアンバランス。
気持ちは大人のつもりで「節子を守る」っていきがっているけれど、実際の行動としては「そばにいるだけ」。
それが「何もしないでゴロゴロしている」と周囲からは見られてしまう。
なんか、そのあたりの思考回路が母の立場で理解できて哀しい・・・。
清太は清太なりに考えてせいいっぱいやったことなのだろうけれど。
おばさんの家のコドモたちのように学徒動員に行ったり隣組の活動に行ったりしながら、みんなで助け合って生活していけば節子は死ななくてすんだのかも・・・。
アニメ版と違って、久子おばさんの「戦争だからしょうがなかったのよ」といったメッセージが強調されていたように思う。
もし自分が久子の立場だったら、やっぱり自分の子供たちを守るためによその子には雑炊の上澄みしか食べさせないだろうなあ。
そんなふうにスッと納得できる空気がドラマにはあった。
でもやっぱり泣けたね。
ビデオを見ている途中で学校から帰ってきてチラチラと見ていた娘、きのうの夜もけさもごはんを残さず食べた。
最近はおかずだけ食べて、白ごはんはそのまま手付かずで流しに運ぶことが多かったのに。
「白いご飯がちゃんと食べられるなんてしあわせなことだよ。残すなんてバチあたり」と言った言葉が効いたのか。
実家の母は終戦の年、ちょうど今の娘の年だった。
「小学校の校庭を畑にしてイモを作ったり、竹やりの訓練したりしたねえ」と以前に言っていた。
父もあといくつか年上だったら戦地に行っていたかも、と言っていた。
そうなれば、今ここに私も娘も息子も存在しないことになる。
そう考えると・・・ドラマでもラストに久子の孫娘が言っていたように、「戦争って遠いことのようだけど身近なこと」なんだなあ・・・と今の平和のありがたさをあらためて思うのだった。
夏ドラマが始まりました!
先週見た順番から。
土曜9時日テレ「女王の教室」。
公立の小学校にはああいう教師はありえない、と思うけど、「努力した人がその分良い思いをするのは当たりまえ」など、真矢先生の言ってることにはいちいちうなづける。
「30人31脚」を見て感じる変な違和感とか運動会で順位をつけないとか、小学校に蔓延する妙な平等主義はなんか違うだろとつねづね思っているので、よくぞ言ってくれた!という気持ちはある。
これは今までにないすごいドラマである!というのが第一回を見た感想。
ま、ドラマだなーというところはもちろんあるし、だいたい土曜9時のドラマってオトナの鑑賞に耐えるラインナップではないので、どこまでがどんなもんか。
それに、エンディングの天海が踊るシーンはなに?違和感ありすぎ。
これからの展開によっては良くもくだらなくもなると思う。展開が読めないので見ようと思う。本日は第2回放送。
日曜9時TBS「いま、会いにゆきます」。
そもそも、ラストでああそうだったのか!と思うタイプのストーリーを連ドラにするってところからして、うーん・・・。
映画なら2時間で完結するということとあの配役だからこそ、ファンタジーの世界にひたれたし泣けたけどなあ。
だいたい、澪を連れてくる場面からして常識的に考えれば「拉致だろ?」。みんなには秘密、みたいなのも「監禁では?」。
いやいや、こんなつっこみを思わず入れてしまってはあの世界にはひたれないんだろうけど。
それでも、映画では美しい映像と叙情的な音楽でぐいぐいひっぱり、テンポよくラストまでもっていってるけど・・・。
ストーリー・ラストとも、ドラマ版も同じなんだろうか。
映画を見ちゃってるので、展開のダルさで途中で見なくなるかも、な予感。
火曜9時フジテレビ「海猿」。
テレビで映画版を見て、おもしろい!と思った。
映像がきれいで迫力もあり、映画を見てるみたい。
が、私は狭くて暗くてという閉鎖空間にはものすごくヨワい。
船の中で閉じ込められるとかエレベーターやトンネルで閉じ込められるような状況に陥ったら、それだけで間違いなくパニックで死んでしまう。
だから、キツイの・・・海の中で救助、とかいう状況。
潜水士という知らない世界のことだからドラマとしては興味深く見られるが、どこまで精神的についていけるか。
木曜10時フジテレビ「電車男」。
アキバ系の方々の生態とか潜水士と同じくらい知らない世界で興味をそそられたし、テンポも良く、笑いながらおもしろく見た。
伊藤敦史って味があってなんかいいなあ。ついいっしょに笑ったり泣いたりしてしまいそう。
なかなかああいうキャラもいないだろう。
ネットの世界の人たちが励ましているところもなかなか感動的でしかも笑えて、次がとっても楽しみ!と思った。
金曜10時TBS「ドラゴン桜」。
週刊モーニングで連載中の注目の漫画がドラマ化!
原作では具体的に学力アップや受験テクニックが描いてあって、まじめにためになる漫画である。
阿部寛の桜木は雰囲気から何から原作にぴったりで最高。
「空中ブランコ」のアヤシイ精神科医伊良部役もものすごくハマっていたが、これもヨシ。
鋭い目力(めじから)・漂うオーラ・真面目なのに笑える雰囲気が漂い、白を黒とも思わせる説得力のある話術。
「やればできる、なんてのは負け犬の言う言葉だ」などなど含蓄のある言葉にふむふむとうなづいてしまう。
よーく聞けば、土曜の真矢センセイと同じようなこと言ってるのだった。
「生徒ひとりひとりの個性を伸ばす」とかそういうのはマヤカシだと、やっと公言されるようになったか、と妙に感心する。
(「個性を伸ばす」ということは、乱暴な言い方をすればバカはバカのままでいい、ということ・・・というのは、教育界では常識なのですね)
木曜10時TBS「女系家族」。
「電車男」のため半分しか見られず。しかも来週からは木曜10時、と時間もいっしょ。どうしよう。
こういうドロドロ系はたまりませんな。しかも原作が山崎豊子女史なので期待大。
米倉涼子、「黒革の手帳」でかなり女っぷりがあがった、と思ったら今回も良さそう。これからの展開が楽しみ。
と、まあ。こんなところですな。
先週見た順番から。
土曜9時日テレ「女王の教室」。
公立の小学校にはああいう教師はありえない、と思うけど、「努力した人がその分良い思いをするのは当たりまえ」など、真矢先生の言ってることにはいちいちうなづける。
「30人31脚」を見て感じる変な違和感とか運動会で順位をつけないとか、小学校に蔓延する妙な平等主義はなんか違うだろとつねづね思っているので、よくぞ言ってくれた!という気持ちはある。
これは今までにないすごいドラマである!というのが第一回を見た感想。
ま、ドラマだなーというところはもちろんあるし、だいたい土曜9時のドラマってオトナの鑑賞に耐えるラインナップではないので、どこまでがどんなもんか。
それに、エンディングの天海が踊るシーンはなに?違和感ありすぎ。
これからの展開によっては良くもくだらなくもなると思う。展開が読めないので見ようと思う。本日は第2回放送。
日曜9時TBS「いま、会いにゆきます」。
そもそも、ラストでああそうだったのか!と思うタイプのストーリーを連ドラにするってところからして、うーん・・・。
映画なら2時間で完結するということとあの配役だからこそ、ファンタジーの世界にひたれたし泣けたけどなあ。
だいたい、澪を連れてくる場面からして常識的に考えれば「拉致だろ?」。みんなには秘密、みたいなのも「監禁では?」。
いやいや、こんなつっこみを思わず入れてしまってはあの世界にはひたれないんだろうけど。
それでも、映画では美しい映像と叙情的な音楽でぐいぐいひっぱり、テンポよくラストまでもっていってるけど・・・。
ストーリー・ラストとも、ドラマ版も同じなんだろうか。
映画を見ちゃってるので、展開のダルさで途中で見なくなるかも、な予感。
火曜9時フジテレビ「海猿」。
テレビで映画版を見て、おもしろい!と思った。
映像がきれいで迫力もあり、映画を見てるみたい。
が、私は狭くて暗くてという閉鎖空間にはものすごくヨワい。
船の中で閉じ込められるとかエレベーターやトンネルで閉じ込められるような状況に陥ったら、それだけで間違いなくパニックで死んでしまう。
だから、キツイの・・・海の中で救助、とかいう状況。
潜水士という知らない世界のことだからドラマとしては興味深く見られるが、どこまで精神的についていけるか。
木曜10時フジテレビ「電車男」。
アキバ系の方々の生態とか潜水士と同じくらい知らない世界で興味をそそられたし、テンポも良く、笑いながらおもしろく見た。
伊藤敦史って味があってなんかいいなあ。ついいっしょに笑ったり泣いたりしてしまいそう。
なかなかああいうキャラもいないだろう。
ネットの世界の人たちが励ましているところもなかなか感動的でしかも笑えて、次がとっても楽しみ!と思った。
金曜10時TBS「ドラゴン桜」。
週刊モーニングで連載中の注目の漫画がドラマ化!
原作では具体的に学力アップや受験テクニックが描いてあって、まじめにためになる漫画である。
阿部寛の桜木は雰囲気から何から原作にぴったりで最高。
「空中ブランコ」のアヤシイ精神科医伊良部役もものすごくハマっていたが、これもヨシ。
鋭い目力(めじから)・漂うオーラ・真面目なのに笑える雰囲気が漂い、白を黒とも思わせる説得力のある話術。
「やればできる、なんてのは負け犬の言う言葉だ」などなど含蓄のある言葉にふむふむとうなづいてしまう。
よーく聞けば、土曜の真矢センセイと同じようなこと言ってるのだった。
「生徒ひとりひとりの個性を伸ばす」とかそういうのはマヤカシだと、やっと公言されるようになったか、と妙に感心する。
(「個性を伸ばす」ということは、乱暴な言い方をすればバカはバカのままでいい、ということ・・・というのは、教育界では常識なのですね)
木曜10時TBS「女系家族」。
「電車男」のため半分しか見られず。しかも来週からは木曜10時、と時間もいっしょ。どうしよう。
こういうドロドロ系はたまりませんな。しかも原作が山崎豊子女史なので期待大。
米倉涼子、「黒革の手帳」でかなり女っぷりがあがった、と思ったら今回も良さそう。これからの展開が楽しみ。
と、まあ。こんなところですな。
ドラマは生活のお楽しみのひとつ。
でも、見るべきドラマはたくさんはいらないんだよなあ。
コドモたちといっしょに見るテレビ以外はビデオにとっておいてひとりでゆっくり鑑賞。
あまりたくさん見るべきものがあるとビデオ消化に追われ、お楽しみが義務になってしまう。
ということで、毎度新しいドラマが始まるたびにセレクト。
今回見ようと思ったもの。
日曜9時「あいくるしい」。
テーマは「家族のきずな」ですか。
しっとりとした田舎の風景に静かな音楽が流れ・・・「優しい時間」と同じオーラを感じます。
やさしい気持ちになれそうなドラマ。
ウォーターボーイズの市原くん、セカチュウのはるかちゃん、天才子役マルクル(神木くん)などなどきょうだいの顔ぶれも良し。
末っ子役の女の子も、かわいい顔に田舎くさい服を着せられそれがまた味があってかわいい。
マルクルの級友たちもいろんな事情をかかえているらしく、どんな展開になるのかとても楽しみ。
とても小学生には見えない大人っぽいナナちゃんの同居人(?)が荻原聖人で、声が耳になじんだヨン様なんだよなあー・・・。
今後の展開を期待。
月9「エンジン」。
たいていの月9は一度見ただけで「もういいや」と思うが今回は違った。
レーサーのキムタクぅ?いまさらそんなの見たってなあ、と思ったがどうやらテイストが違うらしい。
月9にありがちな、見ていて恥かしくなるような恋愛モノではなさそう。
キムタクの父親役で児童養護施設園長の原田芳雄は風格あります。いい役者さんですな。
二面性がある保育士、堺雅人もどう動くか。
施設の子供たちもいろいろな人生ありそう。
その子たちに永遠の少年神崎次郎(キムタク)がどうからむのか。
木曜10時「恋に落ちたら」。
洋画で言えば「トムハンクスの映画にハズレなし」。
ドラマで言えば「草薙ドラマにハズレなし」。
・・・と、私が勝手に思っている。
山本耕史さまも出てるし。見るよっ。
一度見たけどもういいやーと思ったもの。
火曜9時「離婚弁護士?」。
颯爽としていてコミカルなこの役は天海祐樹のほかにはいない。時間があって見れば、間違いなく楽しませてくれるドラマと思うけどわざわざ見るほどでもないといった感じ。
木曜10時「汚れた舌」。
内館脚本なので楽しませてもらえるかと思ったが。
あざとく先が見える展開のドロドロもなんかもういいって感じ。
というか、私自身こういう内容は求めてないのだった。
金曜10時「タイガー&ドラゴン」。
大好きな岡田くん。見れば見るほど美しい・・・。でも岡田くん目当てだけで見るにはちとキビシイ・・・。クドカンワールドの住人になればいいのか?
その他、「Tバックに勝つ!」とか「合コンの掟」とかの副題が踊る「曲がり角の彼女」や「anego」は最初から見る気がしないしな。
ま、ドラマは自分の需要に合わせて見ればいいわけで。
番外。韓国ドラマ「オールイン」「悲しき恋歌」。
初めは新鮮だった韓国ドラマ。
どれもこれも同じパターンで同じ役者で同じようなありえない展開。
私は飽きたよ。
同じ食材を使った同じ味付けの濃い料理。世の中の皆様は飽きないのか・・・?
でも営業トークに必要なので見なければならぬー。
あっ。
忘れちゃいけない「アタックNO.1」。
♪苦しくったってぇー 悲しくったってぇー
あの名曲が現代風にアレンジされていたことにまず感激。
昔の「アタック」のときは私はまだ小学校低学年だったためか、「エースをねらえ!」ほど思い入れはありません。
いいです。好きにやってください。
「サインはV」がリメイクされたらそのときは一言二言ならず言わせていただくっっっ。
でも、見るべきドラマはたくさんはいらないんだよなあ。
コドモたちといっしょに見るテレビ以外はビデオにとっておいてひとりでゆっくり鑑賞。
あまりたくさん見るべきものがあるとビデオ消化に追われ、お楽しみが義務になってしまう。
ということで、毎度新しいドラマが始まるたびにセレクト。
今回見ようと思ったもの。
日曜9時「あいくるしい」。
テーマは「家族のきずな」ですか。
しっとりとした田舎の風景に静かな音楽が流れ・・・「優しい時間」と同じオーラを感じます。
やさしい気持ちになれそうなドラマ。
ウォーターボーイズの市原くん、セカチュウのはるかちゃん、天才子役マルクル(神木くん)などなどきょうだいの顔ぶれも良し。
末っ子役の女の子も、かわいい顔に田舎くさい服を着せられそれがまた味があってかわいい。
マルクルの級友たちもいろんな事情をかかえているらしく、どんな展開になるのかとても楽しみ。
とても小学生には見えない大人っぽいナナちゃんの同居人(?)が荻原聖人で、声が耳になじんだヨン様なんだよなあー・・・。
今後の展開を期待。
月9「エンジン」。
たいていの月9は一度見ただけで「もういいや」と思うが今回は違った。
レーサーのキムタクぅ?いまさらそんなの見たってなあ、と思ったがどうやらテイストが違うらしい。
月9にありがちな、見ていて恥かしくなるような恋愛モノではなさそう。
キムタクの父親役で児童養護施設園長の原田芳雄は風格あります。いい役者さんですな。
二面性がある保育士、堺雅人もどう動くか。
施設の子供たちもいろいろな人生ありそう。
その子たちに永遠の少年神崎次郎(キムタク)がどうからむのか。
木曜10時「恋に落ちたら」。
洋画で言えば「トムハンクスの映画にハズレなし」。
ドラマで言えば「草薙ドラマにハズレなし」。
・・・と、私が勝手に思っている。
山本耕史さまも出てるし。見るよっ。
一度見たけどもういいやーと思ったもの。
火曜9時「離婚弁護士?」。
颯爽としていてコミカルなこの役は天海祐樹のほかにはいない。時間があって見れば、間違いなく楽しませてくれるドラマと思うけどわざわざ見るほどでもないといった感じ。
木曜10時「汚れた舌」。
内館脚本なので楽しませてもらえるかと思ったが。
あざとく先が見える展開のドロドロもなんかもういいって感じ。
というか、私自身こういう内容は求めてないのだった。
金曜10時「タイガー&ドラゴン」。
大好きな岡田くん。見れば見るほど美しい・・・。でも岡田くん目当てだけで見るにはちとキビシイ・・・。クドカンワールドの住人になればいいのか?
その他、「Tバックに勝つ!」とか「合コンの掟」とかの副題が踊る「曲がり角の彼女」や「anego」は最初から見る気がしないしな。
ま、ドラマは自分の需要に合わせて見ればいいわけで。
番外。韓国ドラマ「オールイン」「悲しき恋歌」。
初めは新鮮だった韓国ドラマ。
どれもこれも同じパターンで同じ役者で同じようなありえない展開。
私は飽きたよ。
同じ食材を使った同じ味付けの濃い料理。世の中の皆様は飽きないのか・・・?
でも営業トークに必要なので見なければならぬー。
あっ。
忘れちゃいけない「アタックNO.1」。
♪苦しくったってぇー 悲しくったってぇー
あの名曲が現代風にアレンジされていたことにまず感激。
昔の「アタック」のときは私はまだ小学校低学年だったためか、「エースをねらえ!」ほど思い入れはありません。
いいです。好きにやってください。
「サインはV」がリメイクされたらそのときは一言二言ならず言わせていただくっっっ。
ついに最終回「天国の階段」
2005年4月4日 TV訪問介護でYさん宅に行ったら、顔がなんとなくむくんでいる。
心配になって聞くと、「見たあー?最終回・・・。わたし、もう泣いて泣いて・・・」とYさん。
以前のだいありーにも書いたが、Yさんは土曜夕方の「天国の階段」ファン。
月曜に行くとその話題になり「社長(グォン・サンウ)、ほんとにすてきだわあ。涙が似合ういい男で、わたしあの泣き顔を見るともうだめだわあ」と毎度熱く語るのである。
その「天国の階段」が先日、最終回を迎えたのであった。
ティファにいちゃん(シン・ヒョンジュン)が自分を犠牲にして角膜を提供したために、一度は見えるようになったチョンソ(チェ・ジウ)。
が、ガンはやはりチョンソの命までをも奪ってしまう。
海辺に寄り添って座るチョンソと社長。
社長の腕の中でチョンソはやすらかに息をひきとる。
ラストシーンは、一人残された社長が海辺で白いピアノを奏でる場面・・・。
Yさん、ラストのふたりがかわいそうでかわいそうで涙がとまらなかったそう。
その夜、11時からの「美しき日々」も最終回でこちらも泣けて泣けて目がはれたまま寝てしまったらしい。
「きのうよりまだマシだったけどまだ目がはれてるのよねえー」とYさん。
・・・かなりハマったとみた。
韓国ドラマをYさんに紹介した私としては喜んでいただけてうれしい限り。
「冬のソナタ」は衝撃的だったものの、さすがに私も韓国ドラマは食傷気味。
「美しき日々」は第10話すぎてもさっぱりおもしろくならないから半ばで脱落したし。
「天国の階段」も途中まではまあそれなりにおもしろいとは思ったけどなあ。
どうもまわりまくどくて見てるほうがヤキモキするし、かと思うとやけに能天気に二人がじゃれてたりして「なんだあ?」と思ったり。
二人が海辺の砂浜にぺったりと座っているラストシーン。
「ケツがぬれてんだろうな。気持ち悪いだろうな」とか、「死んじゃったら砂と海水でぐっしょりのチェジウを抱きかかえて家までか・・・重いし汚れるし大変だろう」とか。
「海辺のピアノ」に至っては、見るたびに「ピアノの足が海につかってるよー・・ピアノがいたむよーさびるよー」と、そのあたりが気になってさっぱり。
泣くどころではないのだった。
Yさんに「次も見るでしょ?また社長、出るわよ。楽しみねえ」と言われる。
次回の夕方のドラマは同じくグォン・サンウ主演で「悲しき恋歌」。今度は貧乏なミュージシャンだとか。
セレブな社長じゃなくてワイルドなグォン・サンウはちょっとイイかも、とは思うので期待。
夜中のドラマはまたまたイ・ビョンホンで「オールイン」。
こっちはギャンブラー。
見たいなあとも思うけど、同じ食材を使った濃い味付けの同じような料理ばっかり食べてるみたい・・・。
心配になって聞くと、「見たあー?最終回・・・。わたし、もう泣いて泣いて・・・」とYさん。
以前のだいありーにも書いたが、Yさんは土曜夕方の「天国の階段」ファン。
月曜に行くとその話題になり「社長(グォン・サンウ)、ほんとにすてきだわあ。涙が似合ういい男で、わたしあの泣き顔を見るともうだめだわあ」と毎度熱く語るのである。
その「天国の階段」が先日、最終回を迎えたのであった。
ティファにいちゃん(シン・ヒョンジュン)が自分を犠牲にして角膜を提供したために、一度は見えるようになったチョンソ(チェ・ジウ)。
が、ガンはやはりチョンソの命までをも奪ってしまう。
海辺に寄り添って座るチョンソと社長。
社長の腕の中でチョンソはやすらかに息をひきとる。
ラストシーンは、一人残された社長が海辺で白いピアノを奏でる場面・・・。
Yさん、ラストのふたりがかわいそうでかわいそうで涙がとまらなかったそう。
その夜、11時からの「美しき日々」も最終回でこちらも泣けて泣けて目がはれたまま寝てしまったらしい。
「きのうよりまだマシだったけどまだ目がはれてるのよねえー」とYさん。
・・・かなりハマったとみた。
韓国ドラマをYさんに紹介した私としては喜んでいただけてうれしい限り。
「冬のソナタ」は衝撃的だったものの、さすがに私も韓国ドラマは食傷気味。
「美しき日々」は第10話すぎてもさっぱりおもしろくならないから半ばで脱落したし。
「天国の階段」も途中まではまあそれなりにおもしろいとは思ったけどなあ。
どうもまわりまくどくて見てるほうがヤキモキするし、かと思うとやけに能天気に二人がじゃれてたりして「なんだあ?」と思ったり。
二人が海辺の砂浜にぺったりと座っているラストシーン。
「ケツがぬれてんだろうな。気持ち悪いだろうな」とか、「死んじゃったら砂と海水でぐっしょりのチェジウを抱きかかえて家までか・・・重いし汚れるし大変だろう」とか。
「海辺のピアノ」に至っては、見るたびに「ピアノの足が海につかってるよー・・ピアノがいたむよーさびるよー」と、そのあたりが気になってさっぱり。
泣くどころではないのだった。
Yさんに「次も見るでしょ?また社長、出るわよ。楽しみねえ」と言われる。
次回の夕方のドラマは同じくグォン・サンウ主演で「悲しき恋歌」。今度は貧乏なミュージシャンだとか。
セレブな社長じゃなくてワイルドなグォン・サンウはちょっとイイかも、とは思うので期待。
夜中のドラマはまたまたイ・ビョンホンで「オールイン」。
こっちはギャンブラー。
見たいなあとも思うけど、同じ食材を使った濃い味付けの同じような料理ばっかり食べてるみたい・・・。
月曜日に訪問介護に行くYさん宅。
話題になるのは「天国の階段」。
冬ソナのチェ・ジウがヒロインの韓国ドラマである。
土曜の夕方に放送されるとあって、月曜にはもう話したくて話したくてしょうがないらしい。
「見た?磯野さん。もうあたし、『社長』にメロメロよおー」。
白髪も美しいもうすぐ80歳のYさんが少女のように頬を染めて話す。
「社長」というのは主役のソンジュ役のグォン・サンウ。
先週、そして今週も見せてくれたシャワーシーン(ファンへのサービスか?)にはちょっと萌えた私であるが、タイプではないな・・・。
少年編から大人編まで続けて見ていると、初恋の人を忘れられずどうにもできない苦悩などが伝わってきて、「ああーなんとかしてあげたいなあ」と母性本能をくすぐられたりもする。
ストーリーとしては、冬ソナにも見られたパターン。
記憶喪失とか四角関係とか継母・連れ子のいじめとか、イケメン男優は金持ちで身分も高いセレブとか・・・。
その中でいつも心に太陽を的なチェ・ジウのけなげさが光る。
あ、ここでこうなるな、と思うときに期待を裏切らず展開するのも安心して見ていられる要素。
実はYさん、これが韓国ドラマデビュー。
ヨン様の騒ぎなどをいつもテレビで見ていて「ばっかじゃない。いいトシのばあさんが。ダンナやコドモはどうしてんだろうねえ」と毒づいていた人。
「見ればおもしろいですよ」と私が「天国の階段」を教えてあげたら、見事にハマった。
私自身、第一次「冬ソナ」ブームのときは初め覚めた目で見ていたが、実際にテレビでドラマを見たらその「ハマる原因」がわかった、という経緯がある。
実際に見れば、「冬ソナ」は確かにあのストーリーが新鮮だったしミニョンさんはかっこいいと思った。
夜中に思わず正座して「道に迷ったときはポラリスを探して」の名セリフなどにうっとりしたもんだった。
「見なければ語れない」のである。
「天国の階段」、いよいよストーリーもおもしろくなってくるところ。
韓国では視聴率40%を越えた人気のドラマだという。
「社長(グォン・サンウ)」と記憶喪失のその「初恋の人(チェ・ジウ)」。
お互いに婚約者もいて結婚間近なのに、記憶を取り戻して運命の人同士だったと知ったら・・・・。
婚約者も巻き込んでのドロドロになることは必至。
社長の婚約者は目も覚めるほどの美人(実は初恋の人の義理の妹)だし、チェジウの婚約者は見かけはいまいちだけどいい人っぽいし。傷つくのはかわいそうだな・・・。
それぞれの運命はいかに。
ますます見逃せないのである。
主役のグォン・サンウはもうすぐ来日するらしい。
「あたし、行っちゃおうかしら。成田」とYさん。
あんなにヨン様フィーバーをバカにしていたのになあ・・・。
足腰弱いんだから将棋倒しなんかになったらもう帰ってこれないよー・・。
いやいやそれより前に血圧高いんだからあまり興奮しちゃだめだってば。
80のばあさんまでもその気にさせるとは、おそるべし韓流パワー!なのであった。
話題になるのは「天国の階段」。
冬ソナのチェ・ジウがヒロインの韓国ドラマである。
土曜の夕方に放送されるとあって、月曜にはもう話したくて話したくてしょうがないらしい。
「見た?磯野さん。もうあたし、『社長』にメロメロよおー」。
白髪も美しいもうすぐ80歳のYさんが少女のように頬を染めて話す。
「社長」というのは主役のソンジュ役のグォン・サンウ。
先週、そして今週も見せてくれたシャワーシーン(ファンへのサービスか?)にはちょっと萌えた私であるが、タイプではないな・・・。
少年編から大人編まで続けて見ていると、初恋の人を忘れられずどうにもできない苦悩などが伝わってきて、「ああーなんとかしてあげたいなあ」と母性本能をくすぐられたりもする。
ストーリーとしては、冬ソナにも見られたパターン。
記憶喪失とか四角関係とか継母・連れ子のいじめとか、イケメン男優は金持ちで身分も高いセレブとか・・・。
その中でいつも心に太陽を的なチェ・ジウのけなげさが光る。
あ、ここでこうなるな、と思うときに期待を裏切らず展開するのも安心して見ていられる要素。
実はYさん、これが韓国ドラマデビュー。
ヨン様の騒ぎなどをいつもテレビで見ていて「ばっかじゃない。いいトシのばあさんが。ダンナやコドモはどうしてんだろうねえ」と毒づいていた人。
「見ればおもしろいですよ」と私が「天国の階段」を教えてあげたら、見事にハマった。
私自身、第一次「冬ソナ」ブームのときは初め覚めた目で見ていたが、実際にテレビでドラマを見たらその「ハマる原因」がわかった、という経緯がある。
実際に見れば、「冬ソナ」は確かにあのストーリーが新鮮だったしミニョンさんはかっこいいと思った。
夜中に思わず正座して「道に迷ったときはポラリスを探して」の名セリフなどにうっとりしたもんだった。
「見なければ語れない」のである。
「天国の階段」、いよいよストーリーもおもしろくなってくるところ。
韓国では視聴率40%を越えた人気のドラマだという。
「社長(グォン・サンウ)」と記憶喪失のその「初恋の人(チェ・ジウ)」。
お互いに婚約者もいて結婚間近なのに、記憶を取り戻して運命の人同士だったと知ったら・・・・。
婚約者も巻き込んでのドロドロになることは必至。
社長の婚約者は目も覚めるほどの美人(実は初恋の人の義理の妹)だし、チェジウの婚約者は見かけはいまいちだけどいい人っぽいし。傷つくのはかわいそうだな・・・。
それぞれの運命はいかに。
ますます見逃せないのである。
主役のグォン・サンウはもうすぐ来日するらしい。
「あたし、行っちゃおうかしら。成田」とYさん。
あんなにヨン様フィーバーをバカにしていたのになあ・・・。
足腰弱いんだから将棋倒しなんかになったらもう帰ってこれないよー・・。
いやいやそれより前に血圧高いんだからあまり興奮しちゃだめだってば。
80のばあさんまでもその気にさせるとは、おそるべし韓流パワー!なのであった。
冬ドラマが充実していたのに比べ、今期のドラマはいまひとつ。
朝刊のテレビ欄を開いたときに、「おっ。きょうはコレだなっ」と思うドラマがふたつかみっつくらいほしいところである。
「光とともに」。
これは好きなジャンルの社会派ドラマなので見ようと思う。
何度も日記には書いてるが、私は医療ドラマと社会派ドラマが好き。
まあ前回の「白い巨塔」は別格として、最近で言えば「アルジャーノンに花束を」とか「ブラックジャックによろしく」とか。
三谷夫人(あれあれー俳優さんの名前が出てこないー)、役柄だろうが現場では実際のところなかなかああはできませんよ・・という対比を見るのもおもしろいかな。
「電池が切れるまで」。
「光・・」とかぶる気がしたがこちらは「よし。次も見よう」とは思えなかった。
財然直美も要潤もあまり好きではないので見ないと思う。
「ホームドラマ!」。
ユースケはけっこう好きなのでね。色がないのが個性。どんな役でもできるところがヨシ。
この先の展開は読めるし、なんてことはないのだけどもう少し見てみよう。わざわざ見るまでもない、と思うときはサヨナラ。
「離婚弁護士」。
初回見て「なかなかおもしろい」と思ったものの一話完結なので次は見ないでしまう。
天海祐希がかっこよくて可笑しくて、映像も映画っぽくていい感じ。竹野内豊はやっぱりいい男だなあ。時間があれば見るかな。
「オレンジデイズ」「愛し君へ」。
うーん。すいませんがやっぱり私はこれらのドラマのターゲットには入ってないのねえという感じ。感情移入できなきゃおもしろくないし。もう見ません。
なぜかダンナは上のふたつが好きで、月9も毎度見ている。
「どこがおもしろいの?」と聞くと「現代の若者の考え方や行動様式を知るというか・・・」と意味不明な答えが返ってくる。
「ちーと私はなあ・・」と言うと、「だからさ、間違えてるんだよ。『わたおに』と『ふゆそな』はチェックしたの?」。
はっ!
ノーチェックでした。
「渡る世間は鬼ばかり」。
実は第一シリーズからしばらくの間かかさず見ていたのだった。
その後、子育てで忙しいころは見てなかったが、主婦仲間に聞けばだいたいの岡倉一族の動向は知れる。
富良野の五郎さん一族や白線を川に流したあの若者達と同じく、私の遠い親戚であるかのように「その後あの人たちはどうなったか」ということだけは知っていたのだった。(富良野の人たちは音信普通になったが)
わざわざドラマを見なくても、動向は主婦仲間に聞けばいいかとも思うが、そろそろ私も橋田壽賀子の長ゼリフがハラにしみるお年頃になったかも。
「冬のソナタ」。
微笑みの貴公子ヨン様を見たいがために空港におばさまたちが大挙して押し寄せ、しっこまでちびったというほどの国民的関心事だったのに、なぜに私のアンテナにはひっかからなかったのか。
「私はおばさんじゃないもーん」なんて「バカの壁」のごとく情報を遮断してたのか・・・。
正月に実家に行ったときに、母が熱く「冬ソナ」について語ったのを思い出す。
BSで見てかなりハマったという。「白い巨塔」の裏だったかで「財前教授には悪いけどね」と母は笑っていた。
そうか。歳に不足なし!
私が見るべきはこの手のヤツか。
とりあえず次回は見てみよう。
朝刊のテレビ欄を開いたときに、「おっ。きょうはコレだなっ」と思うドラマがふたつかみっつくらいほしいところである。
「光とともに」。
これは好きなジャンルの社会派ドラマなので見ようと思う。
何度も日記には書いてるが、私は医療ドラマと社会派ドラマが好き。
まあ前回の「白い巨塔」は別格として、最近で言えば「アルジャーノンに花束を」とか「ブラックジャックによろしく」とか。
三谷夫人(あれあれー俳優さんの名前が出てこないー)、役柄だろうが現場では実際のところなかなかああはできませんよ・・という対比を見るのもおもしろいかな。
「電池が切れるまで」。
「光・・」とかぶる気がしたがこちらは「よし。次も見よう」とは思えなかった。
財然直美も要潤もあまり好きではないので見ないと思う。
「ホームドラマ!」。
ユースケはけっこう好きなのでね。色がないのが個性。どんな役でもできるところがヨシ。
この先の展開は読めるし、なんてことはないのだけどもう少し見てみよう。わざわざ見るまでもない、と思うときはサヨナラ。
「離婚弁護士」。
初回見て「なかなかおもしろい」と思ったものの一話完結なので次は見ないでしまう。
天海祐希がかっこよくて可笑しくて、映像も映画っぽくていい感じ。竹野内豊はやっぱりいい男だなあ。時間があれば見るかな。
「オレンジデイズ」「愛し君へ」。
うーん。すいませんがやっぱり私はこれらのドラマのターゲットには入ってないのねえという感じ。感情移入できなきゃおもしろくないし。もう見ません。
なぜかダンナは上のふたつが好きで、月9も毎度見ている。
「どこがおもしろいの?」と聞くと「現代の若者の考え方や行動様式を知るというか・・・」と意味不明な答えが返ってくる。
「ちーと私はなあ・・」と言うと、「だからさ、間違えてるんだよ。『わたおに』と『ふゆそな』はチェックしたの?」。
はっ!
ノーチェックでした。
「渡る世間は鬼ばかり」。
実は第一シリーズからしばらくの間かかさず見ていたのだった。
その後、子育てで忙しいころは見てなかったが、主婦仲間に聞けばだいたいの岡倉一族の動向は知れる。
富良野の五郎さん一族や白線を川に流したあの若者達と同じく、私の遠い親戚であるかのように「その後あの人たちはどうなったか」ということだけは知っていたのだった。(富良野の人たちは音信普通になったが)
わざわざドラマを見なくても、動向は主婦仲間に聞けばいいかとも思うが、そろそろ私も橋田壽賀子の長ゼリフがハラにしみるお年頃になったかも。
「冬のソナタ」。
微笑みの貴公子ヨン様を見たいがために空港におばさまたちが大挙して押し寄せ、しっこまでちびったというほどの国民的関心事だったのに、なぜに私のアンテナにはひっかからなかったのか。
「私はおばさんじゃないもーん」なんて「バカの壁」のごとく情報を遮断してたのか・・・。
正月に実家に行ったときに、母が熱く「冬ソナ」について語ったのを思い出す。
BSで見てかなりハマったという。「白い巨塔」の裏だったかで「財前教授には悪いけどね」と母は笑っていた。
そうか。歳に不足なし!
私が見るべきはこの手のヤツか。
とりあえず次回は見てみよう。
冬ドラマ総括・その3「砂の器」「白い巨塔」
2004年3月29日 TV「砂の器」も終了。
これで今期のドラマはついに終わっちまったなー・・・残念。
冬ドラマはなかなか充実していてひさびさにかなり楽しめた。
原作がしっかりしているドラマは見ごたえがあるのでおもしろい。
あの名作をドラマ化!なんていうのはとりあえずチェックする。
時間があれば原作も読んでドラマと比較するのも楽しい。
今回はなんといっても「白い巨塔」。
これは原作も読んでいないし田宮版も見ていないのだが・・。
「財前教授の総回診です」・・・・このアナウンスを聞くとわけもなくゾクゾクした。
妙に白くて明るい病院の廊下を財前教授が部下(?)を引き連れて歩くさまは回を重ねるごとに凄みさえ感じられるようになった。
私は医療モノが好き。
病院を舞台にしたドラマは身近なのに知らない世界なのでとても興味深い。
半年間欠かさず見たおかげで、今となっては私の中では唐沢くん=財前教授。
街で見かけるクシの跡も鮮やかなオールバックの妙齢の男性=財前教授、である。
やっぱりうまいのは、鵜飼医学部長役の伊武雅刀、東教授の奥様役の高畑淳子、弁当屋佐々木さんの奥さん役のかたせ梨乃。
みなさんまさに「役者」である。
私としては「くれない会」の場面がかなり好きだったのだが後半はあまりなかったのが残念。
さてこの「白い巨塔」、関西弁じゃないのが気になったのだが・・・。
関西の方、気にならなかったのだろうか。
それとも下手な関西弁で演られるよりまだいいのか。
病院関係者はともかくとして、弁当屋さんまで標準語ってのはどうだったんだろう。
そして「砂の器」。
松本清張はかなりハマった時期があって何作も読んでいる。
が、昔のことでストーリーもうろ覚えだったので原作を読み直す。
原作は、まず殺人事件があってその謎解き。
たたみかけるような展開がおもしろく文庫本上下を一気読みしてしまう。
かなり引き込まれるストーリーと謎解き。読了すればもうドラマなんて見なくていいってほど。
その時点で、時代背景の違いをどう設定するのか、ということが気になる。
原作は昭和20−30年代の話で、父子が放浪の旅をしたのは父がハンセン氏病を患っているため。
子が別人として再生するのは、戸籍が空襲で焼けたのを利用して別人になりかわったため。
「ハンセン氏病」「空襲」は現代のドラマでは使えないだろう・・・と思っていたら、ドラマではかなり無理がある「設定」になっていた・・・。
父子が放浪の旅に出たのは、父が30人もの人を殺してしまったため息子を連れて逃亡したということ。
別人に成り代わったのは「昭和57年長崎集中豪雨」のどさくさにまぎれて、ということ。
んー・・・「逃亡」したってなあ指名手配されてるんだから現代の世の中すぐに捕まりそうだけどな。
集中豪雨で救助されて自己申告して別人に・・ってのも身元確認しっかりするだろうし、和賀くん本人の遺体はどうしたんだ?とか・・。
そのあたりが中居くんのピアノほど無理があるものの、映像も音楽もかなり良く、父子が逃亡の旅をする場面での風景はとても美しく重厚な音楽とあいまって見ごたえがあった。
が、日曜の夜のドラマとしては重くて暗くて・・・明日からまた仕事だなと思うときにカンベンしてちょうだいって感じ。
日曜の夜は秋ドラマの「末っ子長男」程度の内容のなさでよろしい。
さて先日コンビニで雑誌を立ち読みし春ドラマの予告をパラパラと見たがなんだかどれもイマイチ。
おっこれはっと私のアンテナに引っかかるものはなかった。
次回のおすすめドラマがあったらぜひ教えていただきたいものです。
よろしく♪
これで今期のドラマはついに終わっちまったなー・・・残念。
冬ドラマはなかなか充実していてひさびさにかなり楽しめた。
原作がしっかりしているドラマは見ごたえがあるのでおもしろい。
あの名作をドラマ化!なんていうのはとりあえずチェックする。
時間があれば原作も読んでドラマと比較するのも楽しい。
今回はなんといっても「白い巨塔」。
これは原作も読んでいないし田宮版も見ていないのだが・・。
「財前教授の総回診です」・・・・このアナウンスを聞くとわけもなくゾクゾクした。
妙に白くて明るい病院の廊下を財前教授が部下(?)を引き連れて歩くさまは回を重ねるごとに凄みさえ感じられるようになった。
私は医療モノが好き。
病院を舞台にしたドラマは身近なのに知らない世界なのでとても興味深い。
半年間欠かさず見たおかげで、今となっては私の中では唐沢くん=財前教授。
街で見かけるクシの跡も鮮やかなオールバックの妙齢の男性=財前教授、である。
やっぱりうまいのは、鵜飼医学部長役の伊武雅刀、東教授の奥様役の高畑淳子、弁当屋佐々木さんの奥さん役のかたせ梨乃。
みなさんまさに「役者」である。
私としては「くれない会」の場面がかなり好きだったのだが後半はあまりなかったのが残念。
さてこの「白い巨塔」、関西弁じゃないのが気になったのだが・・・。
関西の方、気にならなかったのだろうか。
それとも下手な関西弁で演られるよりまだいいのか。
病院関係者はともかくとして、弁当屋さんまで標準語ってのはどうだったんだろう。
そして「砂の器」。
松本清張はかなりハマった時期があって何作も読んでいる。
が、昔のことでストーリーもうろ覚えだったので原作を読み直す。
原作は、まず殺人事件があってその謎解き。
たたみかけるような展開がおもしろく文庫本上下を一気読みしてしまう。
かなり引き込まれるストーリーと謎解き。読了すればもうドラマなんて見なくていいってほど。
その時点で、時代背景の違いをどう設定するのか、ということが気になる。
原作は昭和20−30年代の話で、父子が放浪の旅をしたのは父がハンセン氏病を患っているため。
子が別人として再生するのは、戸籍が空襲で焼けたのを利用して別人になりかわったため。
「ハンセン氏病」「空襲」は現代のドラマでは使えないだろう・・・と思っていたら、ドラマではかなり無理がある「設定」になっていた・・・。
父子が放浪の旅に出たのは、父が30人もの人を殺してしまったため息子を連れて逃亡したということ。
別人に成り代わったのは「昭和57年長崎集中豪雨」のどさくさにまぎれて、ということ。
んー・・・「逃亡」したってなあ指名手配されてるんだから現代の世の中すぐに捕まりそうだけどな。
集中豪雨で救助されて自己申告して別人に・・ってのも身元確認しっかりするだろうし、和賀くん本人の遺体はどうしたんだ?とか・・。
そのあたりが中居くんのピアノほど無理があるものの、映像も音楽もかなり良く、父子が逃亡の旅をする場面での風景はとても美しく重厚な音楽とあいまって見ごたえがあった。
が、日曜の夜のドラマとしては重くて暗くて・・・明日からまた仕事だなと思うときにカンベンしてちょうだいって感じ。
日曜の夜は秋ドラマの「末っ子長男」程度の内容のなさでよろしい。
さて先日コンビニで雑誌を立ち読みし春ドラマの予告をパラパラと見たがなんだかどれもイマイチ。
おっこれはっと私のアンテナに引っかかるものはなかった。
次回のおすすめドラマがあったらぜひ教えていただきたいものです。
よろしく♪
冬ドラマ総括・その2「僕と彼女と彼女の生きる道」
2004年3月25日 TV「僕と彼女と彼女の生きる道」が終了。
毎回、これからどうなるんだろう・・・と思いながら見た。
最終回、お別れを前にいっしょに土手でハーモニカをふく徹郎と凛ちゃん。
空はどこまでも青く春の花は風に揺れる・・・。
このシーンに限らず、さりげない日常の風景や空の色の描き方も美しく、またその風景が美しければ美しいほど見るものの人の心を哀しくさせることもあるということに気づく。
そして無常にも閉まる新幹線のドアに隔てられる二人。
精一杯窓に背伸びする凛ちゃんと遠ざかる新幹線を泣き顔で見送る徹朗には完全にやられてしまった。
涙なみだ・・・。
徹朗の気持ち、加奈子の気持ち、凛ちゃんの気持ち、それぞれを思いまた自分の立場に置き換えいろいろと考えさせられた。
大切な人たちの笑顔がそばにあること、いっしょに同じものを見ること、そんななにげないことが「絆」を深めていくのだということもあらためて気づかされる。
そして愛する人に愛していると「伝える」ことの大切さ。
いろんなことを思う。
どんなふうに締めくくるのかが一番気になるドラマであり、だからこそ終わったあと「えっ?こんな終わり方」と肩すかしをくらったような気分が少しだけ残る。
それぞれが自分の納得のいく「生きる道」を見つけたのだからドラマとしては最良の終わり方なんだろう。
徹朗、加奈子、凛ちゃん3人の道が交わって同じ道を歩いていけるのが理想。でもそうもいかない。
だからそれぞれの「道」を歩いていく。
生き方に答えなんかない。
それぞれの納得のいく「生きる道」を歩いていくだけ。
まあ・・よかったよね、これしかないよね、という終わり方ではあったが・・・。
どうも少しだけ納得がいかなかった。
それは私が加奈子寄りの立場であり、ゆら先生の存在が微妙だな・・・と思っていたから。
確かにゆら先生がいたからこそ徹郎も凛ちゃんも救われたのだろう。
でも家庭教師の立場を明らかに超えていたし元妻の立場に立てばこの展開はあまりにも都合よすぎる気がする。
しかもラストの「半年後」には徹郎とゆら先生はうまくいっている様子。
そして凛ちゃんまで仲良く3人笑顔で。
・・・うーんありえない。ドラマだからしょうがないのかな。
それと、凛ちゃんがあまりにもおりこうすぎるのも気になる。
オトナ側からすればけなげでかわいいと思うかもしれないが、7歳やそこらで周囲の様子をうかがい感情を飲み込んでそれに合わせて「良い子」になっている(周囲がさせてしまっている?)凛ちゃんが私は痛々しかった。
それは私自身の子供時代の姿とつい重ね合わせてしまうからか。
良い子を演じているコドモは「自分」をがんじがらめに縛って実は傷ついているのだ・・・。
母親に一度は捨てられ残った父親にも冷たくされ・・やっと仲良くなれたと思った父親から引き離され、親の都合で転校し名前も変わり、さらに父親の新しい彼女とも仲良くする・・そんな子供が自分の「素」の感情を飲み込んでいないわけがない。
うちのダンナは加奈子が出て行く以前の徹朗。
だからドラマの初めのほうで徹朗が凛ちゃんにつらくあたったときは、自分に重ね合わせて本当にムカムカした。
加奈子が徹朗に「私が育てたの!」「これもこれも私が作ったの!」と言ったときはそうだそうだと心から思った。
ダンナはコドモたちのことを大切には思っているらしい。
が、少なくとも「愛を具体的な形で伝えない父親」だ。
以前、私はそのことがものすごく不満だったし不幸なことだと思っていた。
うちは母子家庭みたいだ、ほかのおとうさんみたいに子供たちと遊んだりもしないしリーダーシップもとらない、と。
でも、あるときダンナ自身が自分の親に具体的に愛情を表現してもらえなかった子供だったと知る。
「愛情がないのではなくどんなふうにコドモと接していいのかわからなかった」のだと理解したとき・・・仕事に打ち込み言葉は少ないがダンナなりに子供たちのことを大切に思っていたということに気づいた。
子供は親が自分にしてくれたことをその子供にするという。
それは世代間の連鎖。
私自身も気づくとプラスのこともマイナスのことも父や母が私にしたことをコドモたちにしている。
私は言葉で「大切だよ」「大好きだよ」と親に言われた記憶はない。
でも自分のコドモたちには機会を見つけては言葉で愛を伝えるようにしていこうとあらためて思う。
ダンナもこのドラマを見ていたはず。何か感じていてくれればいいなと思っている。
毎回、これからどうなるんだろう・・・と思いながら見た。
最終回、お別れを前にいっしょに土手でハーモニカをふく徹郎と凛ちゃん。
空はどこまでも青く春の花は風に揺れる・・・。
このシーンに限らず、さりげない日常の風景や空の色の描き方も美しく、またその風景が美しければ美しいほど見るものの人の心を哀しくさせることもあるということに気づく。
そして無常にも閉まる新幹線のドアに隔てられる二人。
精一杯窓に背伸びする凛ちゃんと遠ざかる新幹線を泣き顔で見送る徹朗には完全にやられてしまった。
涙なみだ・・・。
徹朗の気持ち、加奈子の気持ち、凛ちゃんの気持ち、それぞれを思いまた自分の立場に置き換えいろいろと考えさせられた。
大切な人たちの笑顔がそばにあること、いっしょに同じものを見ること、そんななにげないことが「絆」を深めていくのだということもあらためて気づかされる。
そして愛する人に愛していると「伝える」ことの大切さ。
いろんなことを思う。
どんなふうに締めくくるのかが一番気になるドラマであり、だからこそ終わったあと「えっ?こんな終わり方」と肩すかしをくらったような気分が少しだけ残る。
それぞれが自分の納得のいく「生きる道」を見つけたのだからドラマとしては最良の終わり方なんだろう。
徹朗、加奈子、凛ちゃん3人の道が交わって同じ道を歩いていけるのが理想。でもそうもいかない。
だからそれぞれの「道」を歩いていく。
生き方に答えなんかない。
それぞれの納得のいく「生きる道」を歩いていくだけ。
まあ・・よかったよね、これしかないよね、という終わり方ではあったが・・・。
どうも少しだけ納得がいかなかった。
それは私が加奈子寄りの立場であり、ゆら先生の存在が微妙だな・・・と思っていたから。
確かにゆら先生がいたからこそ徹郎も凛ちゃんも救われたのだろう。
でも家庭教師の立場を明らかに超えていたし元妻の立場に立てばこの展開はあまりにも都合よすぎる気がする。
しかもラストの「半年後」には徹郎とゆら先生はうまくいっている様子。
そして凛ちゃんまで仲良く3人笑顔で。
・・・うーんありえない。ドラマだからしょうがないのかな。
それと、凛ちゃんがあまりにもおりこうすぎるのも気になる。
オトナ側からすればけなげでかわいいと思うかもしれないが、7歳やそこらで周囲の様子をうかがい感情を飲み込んでそれに合わせて「良い子」になっている(周囲がさせてしまっている?)凛ちゃんが私は痛々しかった。
それは私自身の子供時代の姿とつい重ね合わせてしまうからか。
良い子を演じているコドモは「自分」をがんじがらめに縛って実は傷ついているのだ・・・。
母親に一度は捨てられ残った父親にも冷たくされ・・やっと仲良くなれたと思った父親から引き離され、親の都合で転校し名前も変わり、さらに父親の新しい彼女とも仲良くする・・そんな子供が自分の「素」の感情を飲み込んでいないわけがない。
うちのダンナは加奈子が出て行く以前の徹朗。
だからドラマの初めのほうで徹朗が凛ちゃんにつらくあたったときは、自分に重ね合わせて本当にムカムカした。
加奈子が徹朗に「私が育てたの!」「これもこれも私が作ったの!」と言ったときはそうだそうだと心から思った。
ダンナはコドモたちのことを大切には思っているらしい。
が、少なくとも「愛を具体的な形で伝えない父親」だ。
以前、私はそのことがものすごく不満だったし不幸なことだと思っていた。
うちは母子家庭みたいだ、ほかのおとうさんみたいに子供たちと遊んだりもしないしリーダーシップもとらない、と。
でも、あるときダンナ自身が自分の親に具体的に愛情を表現してもらえなかった子供だったと知る。
「愛情がないのではなくどんなふうにコドモと接していいのかわからなかった」のだと理解したとき・・・仕事に打ち込み言葉は少ないがダンナなりに子供たちのことを大切に思っていたということに気づいた。
子供は親が自分にしてくれたことをその子供にするという。
それは世代間の連鎖。
私自身も気づくとプラスのこともマイナスのことも父や母が私にしたことをコドモたちにしている。
私は言葉で「大切だよ」「大好きだよ」と親に言われた記憶はない。
でも自分のコドモたちには機会を見つけては言葉で愛を伝えるようにしていこうとあらためて思う。
ダンナもこのドラマを見ていたはず。何か感じていてくれればいいなと思っている。
冬ドラマ総括・その1「エースをねらえ!」
2004年3月16日 TV冬ドラマもそろそろ終わり。
次の最終回のウェーブが来る前に「エースをねらえ!」についてはぜひぜひ語らねばならない。
全9回と駆け足だったが、ストーリーもセリフも原作に忠実。
配役も私の中で30年来暖め続けてきた素敵な人たちをぶち壊しはしなかった。
はずしてほしくなかったのは・・・お蝶夫人の「よろしくてよ」と藤堂さんの「失敬」。
イマドキどうかと思ったが、きっちり入れてくれてファンとしてはうれしい。
第8話の「失敬」は藤堂さんの照れたような笑顔に思わず私も「おっ、ここで入れるか」とぷっと噴き出しそうだった・・・。
宗方コーチはかなりよかった。
和服、特に「お前をはなさない」のセリフのときの「クモの巣柄の和服」・・・。
原作を読んだ当時小学生だった私にはかなり印象的な場面。
そしてラストの「蘭子、花瓶の水を変えてくれ」。
・・・蘭子が戻るとコーチはすでに絶命しているのだった。
これもおさえてくれた。
さて、心配していた私の中での「永遠の憧れの藤堂さん」も吉沢悠というキャラの薄い俳優さん(すいません)のおかげで可もなく不可もなく。
藤堂さんのイメージは温存でき「素敵なセンパイ」のまま記憶の引き出しに・・・。
がーーー!
石垣佑磨くんやってくれたね。
私の「尾崎さん」のイメージは「ヤンキー母校に帰るのテツキ」で上書きされちまったよ・・・うう。
それと、途中出てきた水野真紀。
藤堂さんのお姉さん役(にしてはトシが・・)なのだが、かいがいしくひろみにお茶など入れたりして、なぜ里見先生の奥さんがここに?と思うほどアレとキャラ同じ。
・・・なんだったんだろう。
ラストの宗方コーチの日記で、「1月15日」とあり自分の記憶が確かだったこともうれしい。
「エースをねらえ!」が今回放送開始されたのも1月15日で、この日は宗方コーチの命日だったなあ、と記憶していたから。
まあ何はともあれコドモたちもいっしょに見て「私の人生に影響を与えた作品」の一端を共有できたこともうれしい。
原作を読んだ当時小学生だった私は、「エースをねらえ!」によって大人の世界をのぞいたように思いとてもあこがれた。
「女の成長を妨げるような愛し方はするな」とまで言ってくれる厳しく大きな指導者「宗方コーチ」。
素敵なあこがれの先輩だったのに大きく包み込むような愛情を示してくれるまでに近くなる「藤堂さん」。
自分を越えて世界にはばたこうとする後輩をもあたたかく見守る気高く美しい「お蝶夫人」。
とにかくみなさん器が大きくて・・・中学生や高校生になったらこういうすばらしい人々とめぐり合え、自分も成長できるのね・・・と小学生の私は思った。
現実は全然そんなことはなかったが。
テニス部にこそ入らなかったが、部活の練習がつらいときもひろみの一途さけなげさを思い出し、何度自分を重ね合わせてがんばったことか。
世界で活躍するテニスプレイヤーがまだいなかった30年前。
ひろみだって普通の家の子で高校でテニスを始めたのに世界にはばたいていくんだ。
お蝶夫人だって蘭子だってみんな「努力」してがんばっているんだ・・・そう思うことで私はずいぶん励まされたものだ。
とにかく「ベストをつくせ!」なのだった。
(あとでひろみは普通の子ではなくすばらしい素質を持っていたと知るが)
私の子供のころ「スポ根」モノはけっこう流行った。
当時は高度経済成長の波にのった時代だったので、「がんばればそれだけ報われる」という時代でもあった。
イマドキは景気も頭打ち、がんばっても必ずしも報われる時代ではない。
「みんなそれなり」「できないのも個性」の時代。
コドモたちも全体的におっとりのんびりしている。
人を押しのけてまで・・とか、ものすごく努力してまで・・というのは少なくともうちのコドモたちにはない。
いっしょに「エースをねらえ!」を見ていて「すごいね。ひろみがんばるね」などとコドモたちも感心して見ていた。
昔は当たり前だったその前向きな姿勢や「努力すれば報われる」という考え方も少しは受け取っただろうか。
ラストの場面。
世界で活躍するプロのテニスプレイヤーとしてのひろみはとてもかっこよく、私の中での彩ちゃんのカブはまたまた上がった。
が、30年来の私の疑問、宗方コーチはなんの病気だったのか・・・は解明されないまま封印されてしまったのであった。
次の最終回のウェーブが来る前に「エースをねらえ!」についてはぜひぜひ語らねばならない。
全9回と駆け足だったが、ストーリーもセリフも原作に忠実。
配役も私の中で30年来暖め続けてきた素敵な人たちをぶち壊しはしなかった。
はずしてほしくなかったのは・・・お蝶夫人の「よろしくてよ」と藤堂さんの「失敬」。
イマドキどうかと思ったが、きっちり入れてくれてファンとしてはうれしい。
第8話の「失敬」は藤堂さんの照れたような笑顔に思わず私も「おっ、ここで入れるか」とぷっと噴き出しそうだった・・・。
宗方コーチはかなりよかった。
和服、特に「お前をはなさない」のセリフのときの「クモの巣柄の和服」・・・。
原作を読んだ当時小学生だった私にはかなり印象的な場面。
そしてラストの「蘭子、花瓶の水を変えてくれ」。
・・・蘭子が戻るとコーチはすでに絶命しているのだった。
これもおさえてくれた。
さて、心配していた私の中での「永遠の憧れの藤堂さん」も吉沢悠というキャラの薄い俳優さん(すいません)のおかげで可もなく不可もなく。
藤堂さんのイメージは温存でき「素敵なセンパイ」のまま記憶の引き出しに・・・。
がーーー!
石垣佑磨くんやってくれたね。
私の「尾崎さん」のイメージは「ヤンキー母校に帰るのテツキ」で上書きされちまったよ・・・うう。
それと、途中出てきた水野真紀。
藤堂さんのお姉さん役(にしてはトシが・・)なのだが、かいがいしくひろみにお茶など入れたりして、なぜ里見先生の奥さんがここに?と思うほどアレとキャラ同じ。
・・・なんだったんだろう。
ラストの宗方コーチの日記で、「1月15日」とあり自分の記憶が確かだったこともうれしい。
「エースをねらえ!」が今回放送開始されたのも1月15日で、この日は宗方コーチの命日だったなあ、と記憶していたから。
まあ何はともあれコドモたちもいっしょに見て「私の人生に影響を与えた作品」の一端を共有できたこともうれしい。
原作を読んだ当時小学生だった私は、「エースをねらえ!」によって大人の世界をのぞいたように思いとてもあこがれた。
「女の成長を妨げるような愛し方はするな」とまで言ってくれる厳しく大きな指導者「宗方コーチ」。
素敵なあこがれの先輩だったのに大きく包み込むような愛情を示してくれるまでに近くなる「藤堂さん」。
自分を越えて世界にはばたこうとする後輩をもあたたかく見守る気高く美しい「お蝶夫人」。
とにかくみなさん器が大きくて・・・中学生や高校生になったらこういうすばらしい人々とめぐり合え、自分も成長できるのね・・・と小学生の私は思った。
現実は全然そんなことはなかったが。
テニス部にこそ入らなかったが、部活の練習がつらいときもひろみの一途さけなげさを思い出し、何度自分を重ね合わせてがんばったことか。
世界で活躍するテニスプレイヤーがまだいなかった30年前。
ひろみだって普通の家の子で高校でテニスを始めたのに世界にはばたいていくんだ。
お蝶夫人だって蘭子だってみんな「努力」してがんばっているんだ・・・そう思うことで私はずいぶん励まされたものだ。
とにかく「ベストをつくせ!」なのだった。
(あとでひろみは普通の子ではなくすばらしい素質を持っていたと知るが)
私の子供のころ「スポ根」モノはけっこう流行った。
当時は高度経済成長の波にのった時代だったので、「がんばればそれだけ報われる」という時代でもあった。
イマドキは景気も頭打ち、がんばっても必ずしも報われる時代ではない。
「みんなそれなり」「できないのも個性」の時代。
コドモたちも全体的におっとりのんびりしている。
人を押しのけてまで・・とか、ものすごく努力してまで・・というのは少なくともうちのコドモたちにはない。
いっしょに「エースをねらえ!」を見ていて「すごいね。ひろみがんばるね」などとコドモたちも感心して見ていた。
昔は当たり前だったその前向きな姿勢や「努力すれば報われる」という考え方も少しは受け取っただろうか。
ラストの場面。
世界で活躍するプロのテニスプレイヤーとしてのひろみはとてもかっこよく、私の中での彩ちゃんのカブはまたまた上がった。
が、30年来の私の疑問、宗方コーチはなんの病気だったのか・・・は解明されないまま封印されてしまったのであった。
しんせんぐみっっっ!
2004年1月26日 TV月曜日の給食のときの職員室での話題は先週も今週も「新選組!」。
50代の方々にはとにかく不評。
配役が大河らしくなく重々しくない、というのが一番の理由。
「黒船をあのメンバーがいっしょに見に行くなんてありえない。なんだかそれでもう見る気がしなくなった」とか「だいたいなんで香取慎吾が主役?握りこぶしが口に入るとか入らないとかお笑い番組じゃないんだから」とか・・・。
過去には「近藤勇」といえば鶴田浩二や渡哲也が演じていたという。
限りなくシブいイメージの俳優さんだ。
そういうイメージがあるとすればシンゴちゃんではいかにも心もとないんだろう。
さて、私は小学生のときからの大河ウォッチャー。
脚本の三谷幸喜さんが「小学生のときに『国盗り物語』を見てとてもおもしろいと感激した」と書いていたが、まさに私もそうである。
歴史のおもしろさを教えてくれたのは「NHK大河」。
「国取り物語」の信長自害のシーンなどは30年前の映像なのに今でもくっきり頭の中によみがえる。
高橋英樹の織田信長はたいそう凛々しくかっこいいと思ったものだ。
三谷さんは「新選組をたくさんの小学生に見てもらいたい」とも書いていた。
シンゴちゃんが「らしい」とか「らしくない」とかはおいといて、たくさんの人に大河を見てもらうというのが目的ならば「シンゴちゃんの新選組だから見る!」という人はたくさんいるはず。
現にうちのコドモたちだって去年までは「大河、見ようよ」とさそっても「見ようかな」とも言わなかったが、今回は「シンゴちゃんだしね」といっしょに見ている。
息子は「学校で歴史を勉強してかなり興味を持ったのに幕末は人物が入り組んでいてよくわからなかった。これを見ればわかるかも。おもしろそうだし」と言っている。
仕事先の小学校でも教室に行くと1年生が「せんせー、きのう『しんせんぐみ』見たあ?」と聞いてくる。
老若男女によく知られているSMAPのシンゴちゃんが主役だからこそ、だろう。
「新選組!」はこれからメンバーひとりひとりと出会って仲間になっていく過程をじっくりと描いていくという。
ごく普通の身分の主人公があるとき自分の志に目覚め、だんだん仲間が増えていき旅立つ・・・これって「指輪物語」や「スターウォーズ」、「ドラクエ」や「ファイナルファンタジー」にも共通するRPGのストーリー。
仲間が増えて強くなっていく、って男の子じゃなくてもわくわくする楽しいストーリーだろうな。
それにプラスされて今までの大河にはなかったスピード感やクスッと笑う場面(道場にあった「香取大明神」の掛け軸ってナニ?)があったらきっと楽しく見られるに違いない。
そしてその勢いがあってこその後半部への悲劇や苦悩はうまく落差を持って描けるのでは・・・と期待が持てる。
大河が「新選組」を取り上げるというのを初めて聞いたときに「ああ。年末に討ち入りするヤツかー・・・」と思ったものだ。
私みたいにそんな間違いをする人も少しは減るだろうな。
新選組vs.赤穂浪士→http://diary.note.ne.jp/34236/20030520
50代の方々にはとにかく不評。
配役が大河らしくなく重々しくない、というのが一番の理由。
「黒船をあのメンバーがいっしょに見に行くなんてありえない。なんだかそれでもう見る気がしなくなった」とか「だいたいなんで香取慎吾が主役?握りこぶしが口に入るとか入らないとかお笑い番組じゃないんだから」とか・・・。
過去には「近藤勇」といえば鶴田浩二や渡哲也が演じていたという。
限りなくシブいイメージの俳優さんだ。
そういうイメージがあるとすればシンゴちゃんではいかにも心もとないんだろう。
さて、私は小学生のときからの大河ウォッチャー。
脚本の三谷幸喜さんが「小学生のときに『国盗り物語』を見てとてもおもしろいと感激した」と書いていたが、まさに私もそうである。
歴史のおもしろさを教えてくれたのは「NHK大河」。
「国取り物語」の信長自害のシーンなどは30年前の映像なのに今でもくっきり頭の中によみがえる。
高橋英樹の織田信長はたいそう凛々しくかっこいいと思ったものだ。
三谷さんは「新選組をたくさんの小学生に見てもらいたい」とも書いていた。
シンゴちゃんが「らしい」とか「らしくない」とかはおいといて、たくさんの人に大河を見てもらうというのが目的ならば「シンゴちゃんの新選組だから見る!」という人はたくさんいるはず。
現にうちのコドモたちだって去年までは「大河、見ようよ」とさそっても「見ようかな」とも言わなかったが、今回は「シンゴちゃんだしね」といっしょに見ている。
息子は「学校で歴史を勉強してかなり興味を持ったのに幕末は人物が入り組んでいてよくわからなかった。これを見ればわかるかも。おもしろそうだし」と言っている。
仕事先の小学校でも教室に行くと1年生が「せんせー、きのう『しんせんぐみ』見たあ?」と聞いてくる。
老若男女によく知られているSMAPのシンゴちゃんが主役だからこそ、だろう。
「新選組!」はこれからメンバーひとりひとりと出会って仲間になっていく過程をじっくりと描いていくという。
ごく普通の身分の主人公があるとき自分の志に目覚め、だんだん仲間が増えていき旅立つ・・・これって「指輪物語」や「スターウォーズ」、「ドラクエ」や「ファイナルファンタジー」にも共通するRPGのストーリー。
仲間が増えて強くなっていく、って男の子じゃなくてもわくわくする楽しいストーリーだろうな。
それにプラスされて今までの大河にはなかったスピード感やクスッと笑う場面(道場にあった「香取大明神」の掛け軸ってナニ?)があったらきっと楽しく見られるに違いない。
そしてその勢いがあってこその後半部への悲劇や苦悩はうまく落差を持って描けるのでは・・・と期待が持てる。
大河が「新選組」を取り上げるというのを初めて聞いたときに「ああ。年末に討ち入りするヤツかー・・・」と思ったものだ。
私みたいにそんな間違いをする人も少しは減るだろうな。
新選組vs.赤穂浪士→http://diary.note.ne.jp/34236/20030520
冬ドラマ雑感「エース」「め組」「僕と彼女・・」
2004年1月16日 TVその1「エースをねらえ!」
原作はかなり思い入れのある漫画なので、ドラマ化は素直にうれしい。
30年の時を越えて初恋の人に会えるようなものだ。
だからこそドラマを見る前に、そのうれしさをまず大切にしてケチをつけることなく「素直に見よう」と思う。
初恋の人がどんなに変なおやぢになっていたとしてもこうして不思議なめぐり合わせがあって再会できる、そのうれしさ。
ま、お蝶夫人はやっぱり今の平成の世にどうよと思うし、藤堂さんも尾崎さんもオーラが出てなくて違うんだよなあ〜とは思う。
何より私の初恋の人尾崎さんは、藤堂さんの親友でさわやかスポーツマンのはずだが。
ちょいと猫背でヤンキー入っていたなあ・・・。
それでも、ドラマに流れるあの「空気」は、わくわくどきどきしながら週刊マーガレットの「エースをねらえ!」のページを真っ先に開いた小学生の私に引き戻した。
当時、毎週毎週発売日を心待ちにして熱中して読んだそのときの情景や気持ちまでもがよみがえる。
怪我したひろみを藤堂さんが自転車で送ってくれたあとのセリフ。
「きみ、テニスをやめるなよ。テニスはいいよ。じゃ、失敬」。
くあーーーーっ。これだよっこれ!
小学生の私もこのセリフにクラクラしたもんだったが、不惑を過ぎた私もクラクラしたよ。
もうこうなったら吉沢悠がやろうが誰がやろうが同じだっっ。
藤堂さんは私にとってはやっぱり「永遠のあこがれの先輩・藤堂さん」なのだよ。
次回、緑川蘭子のキャラに期待。
その2「ファイヤーボーイズ・め組の大吾」
原作が大人気漫画だとは知らず。
火曜日9時のボーイズつながりってことで見る。
ウォーターボーイズのさわやかな感動をもう一度!ってことで見た人は私だけではないだろう。
「ウォーターボーイズ」と関連づけるのもそもそも違うだろうとも思うが・・・
たくさんの若い男の子の水着姿がおがめた前作と違って「ボーイズ」じゃないじゃん!
若いのは二人だけじゃん!
燃え盛る火事の中、一刻も早く救助しなくちゃいけない場面でしんみりと語っていたり、15キロの骨をも砕く放水を受けて平気だったり(命中したっつーのもすごい)、「アリかよ?」なのだが、ラストには強引になんだかいい話を見たかなあって気分に盛り上げられている・・・。
とりあえず山田くんの熱さに「おいおい」とつっこめるうちはいいけど、あまりにも設定に無理がありすぎだと一気にさめちゃうかもね。
その3「僕と彼女と彼女の生きる道」
ドラマってのはそもそもおもしろかったり楽しかったり興味深かったりするから見るもの。
なのになんでムカつきながら見なくちゃなんないの?ってほど、草薙パパの言動には嫌な気分になる。
というのも「あーダンナもこうだな」と思うから。うちもコドモ残されたら同じだろう。
私の実家が見るに見かねてコドモを引き取ることになりダンナはホッとするのが目に見えている。
第一回のとき、「人間は何かを守るために何かを切り捨てて生きている。自分は何を守ろうとしているんだろう」という草薙パパのセリフがあった。
草薙パパもうちのダンナも「自分の生き方」を守るために「子供」を切り捨てる・・のか。
ダンナに言わせれば「違うんだな。子供を守るためにはまず金がなくちゃいけない。そのためには仕事しなくちゃいけない。
だから子供たちには自分でなんとかしてもらって仕事しなくちゃいけない。仕事は生活のためだし子供のためでもある」。
・・・結局コドモはほおっておかれるわけだ。
それを聞いて絶対に自分に何かがあってコドモたちだけ残すわけにはいかないと思う。
草薙パパが今後どうなるのか。
これで「良きパパ」になるなんていう安易な展開ならウソだなーと思う。
「白い巨塔」「新撰組!」についても書こうと思ったが文字数が多くなるのでまたの機会に。
原作はかなり思い入れのある漫画なので、ドラマ化は素直にうれしい。
30年の時を越えて初恋の人に会えるようなものだ。
だからこそドラマを見る前に、そのうれしさをまず大切にしてケチをつけることなく「素直に見よう」と思う。
初恋の人がどんなに変なおやぢになっていたとしてもこうして不思議なめぐり合わせがあって再会できる、そのうれしさ。
ま、お蝶夫人はやっぱり今の平成の世にどうよと思うし、藤堂さんも尾崎さんもオーラが出てなくて違うんだよなあ〜とは思う。
何より私の初恋の人尾崎さんは、藤堂さんの親友でさわやかスポーツマンのはずだが。
ちょいと猫背でヤンキー入っていたなあ・・・。
それでも、ドラマに流れるあの「空気」は、わくわくどきどきしながら週刊マーガレットの「エースをねらえ!」のページを真っ先に開いた小学生の私に引き戻した。
当時、毎週毎週発売日を心待ちにして熱中して読んだそのときの情景や気持ちまでもがよみがえる。
怪我したひろみを藤堂さんが自転車で送ってくれたあとのセリフ。
「きみ、テニスをやめるなよ。テニスはいいよ。じゃ、失敬」。
くあーーーーっ。これだよっこれ!
小学生の私もこのセリフにクラクラしたもんだったが、不惑を過ぎた私もクラクラしたよ。
もうこうなったら吉沢悠がやろうが誰がやろうが同じだっっ。
藤堂さんは私にとってはやっぱり「永遠のあこがれの先輩・藤堂さん」なのだよ。
次回、緑川蘭子のキャラに期待。
その2「ファイヤーボーイズ・め組の大吾」
原作が大人気漫画だとは知らず。
火曜日9時のボーイズつながりってことで見る。
ウォーターボーイズのさわやかな感動をもう一度!ってことで見た人は私だけではないだろう。
「ウォーターボーイズ」と関連づけるのもそもそも違うだろうとも思うが・・・
たくさんの若い男の子の水着姿がおがめた前作と違って「ボーイズ」じゃないじゃん!
若いのは二人だけじゃん!
燃え盛る火事の中、一刻も早く救助しなくちゃいけない場面でしんみりと語っていたり、15キロの骨をも砕く放水を受けて平気だったり(命中したっつーのもすごい)、「アリかよ?」なのだが、ラストには強引になんだかいい話を見たかなあって気分に盛り上げられている・・・。
とりあえず山田くんの熱さに「おいおい」とつっこめるうちはいいけど、あまりにも設定に無理がありすぎだと一気にさめちゃうかもね。
その3「僕と彼女と彼女の生きる道」
ドラマってのはそもそもおもしろかったり楽しかったり興味深かったりするから見るもの。
なのになんでムカつきながら見なくちゃなんないの?ってほど、草薙パパの言動には嫌な気分になる。
というのも「あーダンナもこうだな」と思うから。うちもコドモ残されたら同じだろう。
私の実家が見るに見かねてコドモを引き取ることになりダンナはホッとするのが目に見えている。
第一回のとき、「人間は何かを守るために何かを切り捨てて生きている。自分は何を守ろうとしているんだろう」という草薙パパのセリフがあった。
草薙パパもうちのダンナも「自分の生き方」を守るために「子供」を切り捨てる・・のか。
ダンナに言わせれば「違うんだな。子供を守るためにはまず金がなくちゃいけない。そのためには仕事しなくちゃいけない。
だから子供たちには自分でなんとかしてもらって仕事しなくちゃいけない。仕事は生活のためだし子供のためでもある」。
・・・結局コドモはほおっておかれるわけだ。
それを聞いて絶対に自分に何かがあってコドモたちだけ残すわけにはいかないと思う。
草薙パパが今後どうなるのか。
これで「良きパパ」になるなんていう安易な展開ならウソだなーと思う。
「白い巨塔」「新撰組!」についても書こうと思ったが文字数が多くなるのでまたの機会に。
祝・「エースをねらえ!」ドラマ化
2004年1月13日 TV「エースをねらえ!」がドラマになるという。「伝説のスポーツ大河ロマン・30年の時を越えて完全復活!!」である。
以前書いたが、「エースをねらえ!」と「ベルサイユのばら」は私の人生に大きな影響を与えた漫画だ。
当時、まだ小学生だった私はこの「エースをねらえ!」によって人生を学んだといってもいいほど。
部活にあこがれ、恋にあこがれ、すてきな先輩(男女とも)との出会いにあこがれ・・・早く中学生や高校生になりたいなあと思ったものだった。
漫画の中で繰り広げられる愛憎劇にドキドキしオトナの(高校生だが)世界は厳しいんだなあとも思ったり、友達同士で「よくってよ」とか「よろしくて?」などのお蝶夫人の言葉をまねたりもした。
「エースをねらえ!」は超スペシャルなものなのである。
それがドラマになるという。
上戸彩ちゃんが岡ひろみ役なのは知っていたがほかのメンバーをだれが演じるか気になったのでHPを調べてみる。
岡ひろみ(主人公)→上戸彩
上戸彩がひろみ役と聞いて「ああー。いいかも」と思う。上戸彩ちゃんは「金八先生6」のときに初めて見ていい印象を受ける。
歌も演技もわりと良く、少年ぽいイメージもいいのだが歌番組などでのトークがバカっぽいのでイメージ下げてる。しゃぺらなきゃいいのに。
ダンナは「山口百恵に似ている」というので大物のオーラは出てるってことか。
宗方コーチ(鬼コーチ)→内野聖陽
漫画では宗方コーチというと強く厳しく冷静な「オトナのオトコ」という印象。
ジャージの胸元チラリ姿やくつろぐときのクモ柄の和服姿もオトナの色気を感じさせる。
死ぬ場面では子供心にショックを受けたものだ。
内野さんというと舞台俳優さんのイメージ。薬師丸ひろ子と不倫ドラマやってたっけ?
お蝶夫人(あこがれの素敵な先輩)→松本莉緒
「ガラスの仮面」の姫川亜弓お嬢様と同じ。お嬢様キャラはこの人しかいないのか。
たしかに目も口も大きくて華がある俳優さんだとは思う。
藤堂さん(あこがれの素敵な先輩)→吉沢悠
私の中では藤堂さんもお蝶夫人もいまだに「あこがれのすてきな先輩」である。
藤堂さんなんて漫画ではトレンチコートを着て自転車に乗りながら詩吟を歌ったりしてつくづくかっこいいなーと思ったもの。
吉沢悠はどうなんだろう。
「動物のお医者さん」「アルジャーノンに花束を」でも思ったが、さわやかでやさしい好青年なんだが印象が薄いんだよなあ。
緑川蘭子(お蝶夫人のライバル。テニスの腕は超高校級)→酒井彩名
加賀のお蘭といえばダークなイメージ。
実は宗方コーチと異母きょうだいだったというのがなかなかに重く深い設定である。
酒井彩名は早朝の小学生の情報番組「おはスタ」のおはガールのころから知っているが、キリッとした立ち姿の女性に成長し、お蘭役もなかなか良いんではと思わせる。
尾崎さん(藤堂さんの親友。男子テニス部キャプテン)→石垣佑磨
きたね石垣くんっっ!
「ウォーターボーイズ」の高原さん、「ヤンキー母校に帰る」のテツキくん、そして「エースをねらえ!」の尾崎さん。それぞれキャラも違っていて今回のさわやかスポーツマンをどうこなすのか。
私としては一番のチェックポイント。だって「尾崎さん」は私の初恋の人なのだ!
藤堂さんファンが多い中、私はなんたって尾崎さん派だった。
そのあこがれの先輩「尾崎さん」を息子のような石垣くんが!
まあ、配役も良しとする。
が、30年前のスポ根ものを今の時代にどうアレンジするのか。
大河ロマンである「エースをねらえ!」のどの部分のどこまでをどう12話程度のドラマにするのか。
CGをめいっぱい使おうがベタな展開になろうが「エースをねらえ!」がどうドラマとして料理されるのか見届けなくちゃ。
1月15日が楽しみ。
1月15日といえば宗方コーチの命日ではなかったか。
その日にドラマのスタートをもってくるとはなかなかに粋な計らいをするものである。
以前書いたが、「エースをねらえ!」と「ベルサイユのばら」は私の人生に大きな影響を与えた漫画だ。
当時、まだ小学生だった私はこの「エースをねらえ!」によって人生を学んだといってもいいほど。
部活にあこがれ、恋にあこがれ、すてきな先輩(男女とも)との出会いにあこがれ・・・早く中学生や高校生になりたいなあと思ったものだった。
漫画の中で繰り広げられる愛憎劇にドキドキしオトナの(高校生だが)世界は厳しいんだなあとも思ったり、友達同士で「よくってよ」とか「よろしくて?」などのお蝶夫人の言葉をまねたりもした。
「エースをねらえ!」は超スペシャルなものなのである。
それがドラマになるという。
上戸彩ちゃんが岡ひろみ役なのは知っていたがほかのメンバーをだれが演じるか気になったのでHPを調べてみる。
岡ひろみ(主人公)→上戸彩
上戸彩がひろみ役と聞いて「ああー。いいかも」と思う。上戸彩ちゃんは「金八先生6」のときに初めて見ていい印象を受ける。
歌も演技もわりと良く、少年ぽいイメージもいいのだが歌番組などでのトークがバカっぽいのでイメージ下げてる。しゃぺらなきゃいいのに。
ダンナは「山口百恵に似ている」というので大物のオーラは出てるってことか。
宗方コーチ(鬼コーチ)→内野聖陽
漫画では宗方コーチというと強く厳しく冷静な「オトナのオトコ」という印象。
ジャージの胸元チラリ姿やくつろぐときのクモ柄の和服姿もオトナの色気を感じさせる。
死ぬ場面では子供心にショックを受けたものだ。
内野さんというと舞台俳優さんのイメージ。薬師丸ひろ子と不倫ドラマやってたっけ?
お蝶夫人(あこがれの素敵な先輩)→松本莉緒
「ガラスの仮面」の姫川亜弓お嬢様と同じ。お嬢様キャラはこの人しかいないのか。
たしかに目も口も大きくて華がある俳優さんだとは思う。
藤堂さん(あこがれの素敵な先輩)→吉沢悠
私の中では藤堂さんもお蝶夫人もいまだに「あこがれのすてきな先輩」である。
藤堂さんなんて漫画ではトレンチコートを着て自転車に乗りながら詩吟を歌ったりしてつくづくかっこいいなーと思ったもの。
吉沢悠はどうなんだろう。
「動物のお医者さん」「アルジャーノンに花束を」でも思ったが、さわやかでやさしい好青年なんだが印象が薄いんだよなあ。
緑川蘭子(お蝶夫人のライバル。テニスの腕は超高校級)→酒井彩名
加賀のお蘭といえばダークなイメージ。
実は宗方コーチと異母きょうだいだったというのがなかなかに重く深い設定である。
酒井彩名は早朝の小学生の情報番組「おはスタ」のおはガールのころから知っているが、キリッとした立ち姿の女性に成長し、お蘭役もなかなか良いんではと思わせる。
尾崎さん(藤堂さんの親友。男子テニス部キャプテン)→石垣佑磨
きたね石垣くんっっ!
「ウォーターボーイズ」の高原さん、「ヤンキー母校に帰る」のテツキくん、そして「エースをねらえ!」の尾崎さん。それぞれキャラも違っていて今回のさわやかスポーツマンをどうこなすのか。
私としては一番のチェックポイント。だって「尾崎さん」は私の初恋の人なのだ!
藤堂さんファンが多い中、私はなんたって尾崎さん派だった。
そのあこがれの先輩「尾崎さん」を息子のような石垣くんが!
まあ、配役も良しとする。
が、30年前のスポ根ものを今の時代にどうアレンジするのか。
大河ロマンである「エースをねらえ!」のどの部分のどこまでをどう12話程度のドラマにするのか。
CGをめいっぱい使おうがベタな展開になろうが「エースをねらえ!」がどうドラマとして料理されるのか見届けなくちゃ。
1月15日が楽しみ。
1月15日といえば宗方コーチの命日ではなかったか。
その日にドラマのスタートをもってくるとはなかなかに粋な計らいをするものである。
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