行きつけのスーパーの入り口に七夕飾りがある。

母の日には「おかあさんありがとう」の似顔絵、父の日には「おとうさんありがとう」の似顔絵、七夕にはかわいらしいコドモの字で短冊
(ほうー。パソさんはおりこう。「たんざく」ってこう書くのね)が飾られる。

自分ちのコドモが大きくなると、幼いコドモたちの絵や字を見るだけでいやされる。
・・・そうとう私も老境の域に入ったとみた。

食品を袋に詰めながらかわいらしい願いごとを読む。
「ミニモ二にはいれますように」
「すいみんぐでおよげますように」
かわいいなあ。

「みんながけんこうでいられますように」
「がそくがなかよくくらせますように」
これぞ七夕短冊の王道ですな。

「おうちがあたらしくなりますように。3かいだて」
ほー、3階建てとは具体的。
「じらーちをみにいけるように」
ジラーチ、毎年恒例のポケモン映画ね。

「りかちゃんにんぎょうがほしいです」
「あばれんじゃーください」
「RCカーがもらえますように」
・・・・サンタさんじゃないんだからさ!

七夕の短冊といえば昔から「みんながにこにこ笑顔で暮らせますように」系のモノではなかったか。
少なくとも私のコドモたちが幼稚園の頃まではそうだった。
「○○がほしいです」を織姫さま彦星さまにお祈りするのはちと趣旨が違うのでは?

見れば、あるある。
「○○大学絶対合格!」とか
「過不足・登録ミスがなくなりますように」とか。(←これなんて意味不明。気になる〜)

サンタさんも大変だが、七夕さまも大変だ。
だいたい、織姫や彦星なんて自分たちの逢瀬で頭がいっぱいで他人の願いごとまで気がまわるワケがない。
いったい七夕の短冊の願いごとは誰がかなえてくれるんだろう。

私もついでに願いごと書いてくればよかったかな。
「大金持ちになれますように」とかね。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索