期待してたのに・・・

いまいちシリーズ

☆小説編
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」
あのサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を村上春樹氏が訳したということでとりあえず期待した。
「ライ麦畑でつかまえて」は名作だし、春樹氏も日本を代表する作家のひとりだし。でもやっぱり私は春樹氏の小説の主人公にはどうもシンクロできないなあ。
主人公ホールデンも春樹氏の小説によくありがちな生活感がない神経質な都会的な少年という印象。
書評を読めばかなり「深い」らしいが、やっぱりその前に「読ませて」くれないと深く入ってはいけません。

「阿修羅ガール」
最近話題のメディアには顔を見せない舞城王太郎の作品。
「キッチン（厨房＝中坊＝中学生）3人狩ってきました。皮もちゃんと剥ぎました。最近のキッチンは豪奢。2万ゴチ」
「ちょっと待った。あれ？ウソ、マジやばいじゃん。つーかどんなんだっけ？」みたいな文体で全編書かれているので、うーん。
同級生の男の子のSEXがうまいからためしてみなよって言われたからためしてみる主人公・・・うーん。
すいません。ついてけません。
「意識の洪水を引き起こす快作」であるらしいが。「乱暴で波調な文体は周到に計算されたもの」であるらしいが。

☆映画編
「サラマンダー」
核実験でも死ななかったドラゴンがどうして矢一本で？と設定に無理がある。映像は本格的だけどね。

「めぐりあう時間たち」
暗くて重いっス。
基本的に映画はスピーディなものが好きな私にはちょっと・・・。
登場人物たちのマイナス思考もなんだかなって思う。もっと人生前向きに生きようよ！

この2本はダンナが知り合いから借りてきたDVD。公開中だったのにDVD出回ってるんだね。
でもこれって違法？だよね。
ダンナは「シカゴ」も「マトリックスリローデッド」も「ターミネーター3」もコレで観ていた。
字幕は「アナル男爵」という方。
なんでもこの方面では戸田奈津子さんより上手いと有名な字幕職人だとか。ナイスなお名前ですな。

☆グッズ編
「エアーストッキング」
毛深いし毛穴も目立つしシミもあるし脚はできれば出したくない。でもやっぱり夏は生足を出すことは避けられない。でコレはどうか、と。
伸ばしてムラがないように塗らなきゃいけないのでめんどう。
値段のわりにはそれほど効果なし。
しかも白っぽいスカートには色がつくんだよ！
ファンデーション塗ってるカンジ。
二度と買わないと思う。

「木酢液（もくさくえき）」
同じく素足なのでかかとが気になる。
パッケージのうたい文句に「かかとすべすべ・つるつる」とあったので購入。
靴下状のビニールに液を入れ足を一時間ひたしておく、というもの。
やってる最中のキョーレツなにおいとちょっとピリピリするカンジが「おっ効いてる！」と思わせるが、すでにゾウの皮膚状と化した私のかかとには効力は薄かった。
・・・それは商品のせいじゃないって？
・・・はい。たしかに。
かかとすべすべになる良いモノはないかしら？