同窓会はしあわせの基準
2003年8月24日 日常お盆に高校の同窓会があった。
何人かの知り合いも行かないということなので私はパス。
一昨年中学の同窓会があったときには参加した。
これはあまり気遣いがいらない会だから。
だけど「高校の同窓会は金がかかる!」のである。
これはどうにかならないものか。
20代のころ一度参加したが、高級温泉旅館一泊という形式なのでお泊り代がかかる。
宴会代、アルバム代、記念品代、まあそんなものはしょうがないとして・・・。
ばかにならないのは「衣装代その他」!!
なんだか知らないけどみなさんスーツで来るのだ。
仕事用のスーツではなくブティックで購入したような、これ以外には着る機会がないちょっとエレガントな一着。
合わせてバックと靴も必要か。
お泊りなので次の日におめしかえするためのこじゃれた普段着もなければいけない。
寝るときだって私は浴衣なんぞでは寝られないからパジャマまたはパジャマ代わりの室内着が必要になる。
もう若くもないのでたかがパジャマだとしてもダイエー価格780円のものではないだろう。
普段からマダームの生活を送っているわけではないのでそれだけでもかなり痛い出費である。
そしてそれにも増して目に見えない出費。
美容院には行かなければなるまい。
同窓会に向けて一本1万円の美容液くらい買ってもいいだろう。
40も越えたとなれば「昔と変わらないね!いつまでも若いね!!」というのが女性への最大級のほめ言葉である。
昔とくらべてどうかしら。
スタイルはおばさんになってないかしら。
シワはどう?みんなより老けていない?
生活観がにじみ出てない・・・?
同窓会のご案内の葉書を受け取ったとき、女性たち全員が鏡の前で自分を見つめてそう思うはずだ。
そして女性の美貌というのはある程度、経済力とリンクするってことは否定できないのだ。
今回この会に出るか打診した友人と電話で話したときの情報では「○○さんね、同窓会のたびに1本50万円の注射(顔面シワとり)打ってくるんだって!」
「その日にあわせて外国製のなんとかダイエットっていう30万のシステムやってるらしいよ。エステも行ってるって」
「××さんは一年前からジムに通って筋トレとかダイエットとかしてるって!」
・・・・絶句。
そんなこと聞くととてもじゃないが高校の同窓会なんて敷居が高くて出られないのである。
逆に言えば、「同窓会に出席する」ということは、自分もダンナも仕事が順調で経済的にもゆとりがあり、ダンナやコドモが話題になっても引け目をとらないほど家庭も円満であり、なおかつスタイルにも肌のハリにもある程度自信があるということか。
ふうーーーー。
なんでそうなっちまったんだよお〜同窓会!!
何十年ぶりの再会で思い出話に花を咲かせる、それでいいじゃんよ!
同窓会と仲間内で集まるのとの大きな違いは「ちょっと素敵と思ってたあのヒトに会える」とか男女関係なく普段はまるっきり交流のない人の近況を知れることなのに。
それをきっかけにまた交流が深まれば楽しいだろうし。
・・・・というハナシを母にした。
母いわく「ああー。60歳過ぎるとね、お互いもう今年で最後か、なんて思うから、出席率いいわよおー」。
・・・そうか。60過ぎたら美貌も何もないか。
などと思いながら先月あったという母の小学校の同窓会の記念写真を見せられる。
男性はほとんどハゲあがっていてじいさんだが、女性はけっこう綺麗にしている人が多い。
母「秋には2泊でまた別の同窓会があるからどうしようかなと思ってて。きのう病院の帰りに寄った『銀座エレガンス(とかいう名前のブチック)』でそんな話したら14万のスーツ勧められたのよ〜」と。
・・・14万のスーツ!!!
ここにいるのは娘の私とは違い、悠々自適なシルバーライフを送る豊かなマッダームであったということに気づく。
やっぱり、歳とったって経済力なきゃ同窓会にも出らんないじゃーん!!!
何人かの知り合いも行かないということなので私はパス。
一昨年中学の同窓会があったときには参加した。
これはあまり気遣いがいらない会だから。
だけど「高校の同窓会は金がかかる!」のである。
これはどうにかならないものか。
20代のころ一度参加したが、高級温泉旅館一泊という形式なのでお泊り代がかかる。
宴会代、アルバム代、記念品代、まあそんなものはしょうがないとして・・・。
ばかにならないのは「衣装代その他」!!
なんだか知らないけどみなさんスーツで来るのだ。
仕事用のスーツではなくブティックで購入したような、これ以外には着る機会がないちょっとエレガントな一着。
合わせてバックと靴も必要か。
お泊りなので次の日におめしかえするためのこじゃれた普段着もなければいけない。
寝るときだって私は浴衣なんぞでは寝られないからパジャマまたはパジャマ代わりの室内着が必要になる。
もう若くもないのでたかがパジャマだとしてもダイエー価格780円のものではないだろう。
普段からマダームの生活を送っているわけではないのでそれだけでもかなり痛い出費である。
そしてそれにも増して目に見えない出費。
美容院には行かなければなるまい。
同窓会に向けて一本1万円の美容液くらい買ってもいいだろう。
40も越えたとなれば「昔と変わらないね!いつまでも若いね!!」というのが女性への最大級のほめ言葉である。
昔とくらべてどうかしら。
スタイルはおばさんになってないかしら。
シワはどう?みんなより老けていない?
生活観がにじみ出てない・・・?
同窓会のご案内の葉書を受け取ったとき、女性たち全員が鏡の前で自分を見つめてそう思うはずだ。
そして女性の美貌というのはある程度、経済力とリンクするってことは否定できないのだ。
今回この会に出るか打診した友人と電話で話したときの情報では「○○さんね、同窓会のたびに1本50万円の注射(顔面シワとり)打ってくるんだって!」
「その日にあわせて外国製のなんとかダイエットっていう30万のシステムやってるらしいよ。エステも行ってるって」
「××さんは一年前からジムに通って筋トレとかダイエットとかしてるって!」
・・・・絶句。
そんなこと聞くととてもじゃないが高校の同窓会なんて敷居が高くて出られないのである。
逆に言えば、「同窓会に出席する」ということは、自分もダンナも仕事が順調で経済的にもゆとりがあり、ダンナやコドモが話題になっても引け目をとらないほど家庭も円満であり、なおかつスタイルにも肌のハリにもある程度自信があるということか。
ふうーーーー。
なんでそうなっちまったんだよお〜同窓会!!
何十年ぶりの再会で思い出話に花を咲かせる、それでいいじゃんよ!
同窓会と仲間内で集まるのとの大きな違いは「ちょっと素敵と思ってたあのヒトに会える」とか男女関係なく普段はまるっきり交流のない人の近況を知れることなのに。
それをきっかけにまた交流が深まれば楽しいだろうし。
・・・・というハナシを母にした。
母いわく「ああー。60歳過ぎるとね、お互いもう今年で最後か、なんて思うから、出席率いいわよおー」。
・・・そうか。60過ぎたら美貌も何もないか。
などと思いながら先月あったという母の小学校の同窓会の記念写真を見せられる。
男性はほとんどハゲあがっていてじいさんだが、女性はけっこう綺麗にしている人が多い。
母「秋には2泊でまた別の同窓会があるからどうしようかなと思ってて。きのう病院の帰りに寄った『銀座エレガンス(とかいう名前のブチック)』でそんな話したら14万のスーツ勧められたのよ〜」と。
・・・14万のスーツ!!!
ここにいるのは娘の私とは違い、悠々自適なシルバーライフを送る豊かなマッダームであったということに気づく。
やっぱり、歳とったって経済力なきゃ同窓会にも出らんないじゃーん!!!
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