「11月7日に地震がくるんだって!!」
帰ってくるなり娘が言う。

友達とそんな話になったらしい。
「リモコンやカーナビがきかなくなると地震」
「カラスが群れをなすと地震」
「空の色が赤っぽくなると地震」
「カスピ海ヨーグルトの味が変わると地震」
「ハムスターやウサギがもぐろうとすると地震」・・・。
聞きかじってきた情報をあれこれ言う。

たしかに週刊誌やテレビなどで地震予知が騒がれている。
それによると11月初旬に関東で大地震があるとかないとか。
たまたまうちのリモコンは今調子が悪くて使えない。
先週、やけにカラスがやけに多いねと娘と話したばかりだ。
だからよけい娘は不安になったのだろう。

地震は怖い。
いつどこで起きるかわからないから。
夜中かもしれないし、車に乗っているときかもしれない。
風呂に入っているときかもしれない。
阪神淡路大震災が起きたときはコドモたちも小さかったので「地震の備え」として、非常食料や水の備蓄をしたり家具につっぱり棒をつけたりした。
リュックにそれ用にオムツとか懐中電灯とか詰めておいたし、寝るときにはすぐそばにサンダルを用意しておいたものだ。

・・・最後に非常食料を買い換えたのはいつだったか。
懐中電灯なんてとっくに電池切れだろう。
液漏れしているかも。
あまり娘がうるさいのでチェックしてみる。

カンパンの賞味期限は今年の12月まででセーフ。
水とパンの缶詰とやらはとっくに賞味期限切れ。
懐中電灯やラジオは電池切れで使えない。
リュックの中に何をアタシは詰めたんだか自分でも忘れていたが、ビニールシート・軍手・ガムテープ・アルミホイルなど入っている。
アルミホイルはなんのために・・・?
水をいれるためのポリタンク・サバイバルナイフ・スプーン・携帯コンロ・緊急用の笛なども入っていた。
コンロはライターでもないと火がつかないだろうに。
それと生理用ナプキン。ほんの数年前のものなのに現在のものと比べて厚くてぼってりしている。
今は極薄1ミリなんてものもあり、この数年の間にナプキン業界も進化したのねえと時代の変化を思う。

カンパンと水は新しく購入し、コドモたちは賞味期限もあとわずかのカンパンを「うまいうまい」とあっという間に一缶ずつ食べてしまう。
でもねえ・・・。
食糧備蓄やサバイバルナイフなどが役にたつがどうか疑問。
ほんとにでかい地震がきたらどうなるんだろう。
そのときのためにどんな備えができるんだろう。

私は目が悪いので夜中に地震が起きたら困る。
枕元にメガネとコンタクトセットを置いておかなきゃいけないな。
ま、困るのは「寝坊しているとき」もかもね。
日曜の朝10時ころ、人がちゃんと身支度を整えている時間に私だけボサボサ頭でよれたパジャマ姿で避難する・・・という事態は避けたいものですな。

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