本日は今年最後の平日休み。
これを逃すともうアタシがひとりで好きに過ごせる日はない。
ここはやはり映画でしょう!
「木更津キャッツアイ」も観たい。「マトレポ」ももう一度観たい。
でも何か一本というならやはりハリウッド映画かなと「ラストサムライ」へ。
特に観たいと思っていた映画でもなかったがトム・クルーズだし、とこれに決める。
ところが!
まずこれは洋画ではなく時代劇!
そして2時間半にも及ぶ超大作。
そして・・・泣けた!
派手で単純明快なハリウッド映画ではなく全編静かな雰囲気が流れる。
主人公オールグレン(トム)が日本の武士やその周りの人々と少しずつ心を通わせていく様子は、山間の村の風景とあいまってとてもとても美しい。
私は歴史も好きなので、若き明治天皇の描かれ方、日本が近代化するための西洋文化の取り入れ方、廃刀令によりサムライたちが受けた弾圧の様子などもとても興味深く見た。
そして後半の合戦のシーン。
最後の武士である勝元(渡辺謙)や氏尾(真田広之)たちが死を決意して臨む合戦。
スローモーションで進んでくるたくさんの馬とサムライたち。
血まみれになりながらも必死の形相で立ち向かっていく姿はとても心を打つ。
それにかぶさる荘厳な音楽。
あの「ロードオブザリング・旅の仲間」ラスト近くでボロミアが殺された場面を何倍にもしたような大迫力のシーンに、胸がつまり泣けて泣けてしょうがなかった・・・。
「侍は、自分の刀で死ぬか敵の刀で死ぬかだ。」と言う勝元が、大日本帝国軍の鉄砲に撃たれオールグレンの腕の中で息絶え絶えになる。
雪のように舞い散る桜吹雪を見ながらトムの刀で介錯してもらい死ぬ。
それはサムライとして「立派な名誉ある死」であり死に際に「パーフェクトだ」とオールグレンに伝える・・その場面も泣けた。
トムクルーズはもちろん、圧倒的な存在感の渡辺謙、真田広之ら、サムライたちの戦いは今流行のワイヤーやCGじゃなくものすごい迫力だった。
そして何より「ラストサムライ(最後の侍)」である。
今の日本人が忘れていたもの、「武士道」や「侍の精神」、日本の文化・美・心を思い出させてくれた。
心配していたトムの日本語やサムライとしての立ち振る舞いもすばらしく、ものすごく勉強しがんばって自分のものにしたのだなあという熱意といっしょにスクリーンから伝わってくる。
年末にとても良い映画を観せてもらった、と思った1本でした。
これを逃すともうアタシがひとりで好きに過ごせる日はない。
ここはやはり映画でしょう!
「木更津キャッツアイ」も観たい。「マトレポ」ももう一度観たい。
でも何か一本というならやはりハリウッド映画かなと「ラストサムライ」へ。
特に観たいと思っていた映画でもなかったがトム・クルーズだし、とこれに決める。
ところが!
まずこれは洋画ではなく時代劇!
そして2時間半にも及ぶ超大作。
そして・・・泣けた!
派手で単純明快なハリウッド映画ではなく全編静かな雰囲気が流れる。
主人公オールグレン(トム)が日本の武士やその周りの人々と少しずつ心を通わせていく様子は、山間の村の風景とあいまってとてもとても美しい。
私は歴史も好きなので、若き明治天皇の描かれ方、日本が近代化するための西洋文化の取り入れ方、廃刀令によりサムライたちが受けた弾圧の様子などもとても興味深く見た。
そして後半の合戦のシーン。
最後の武士である勝元(渡辺謙)や氏尾(真田広之)たちが死を決意して臨む合戦。
スローモーションで進んでくるたくさんの馬とサムライたち。
血まみれになりながらも必死の形相で立ち向かっていく姿はとても心を打つ。
それにかぶさる荘厳な音楽。
あの「ロードオブザリング・旅の仲間」ラスト近くでボロミアが殺された場面を何倍にもしたような大迫力のシーンに、胸がつまり泣けて泣けてしょうがなかった・・・。
「侍は、自分の刀で死ぬか敵の刀で死ぬかだ。」と言う勝元が、大日本帝国軍の鉄砲に撃たれオールグレンの腕の中で息絶え絶えになる。
雪のように舞い散る桜吹雪を見ながらトムの刀で介錯してもらい死ぬ。
それはサムライとして「立派な名誉ある死」であり死に際に「パーフェクトだ」とオールグレンに伝える・・その場面も泣けた。
トムクルーズはもちろん、圧倒的な存在感の渡辺謙、真田広之ら、サムライたちの戦いは今流行のワイヤーやCGじゃなくものすごい迫力だった。
そして何より「ラストサムライ(最後の侍)」である。
今の日本人が忘れていたもの、「武士道」や「侍の精神」、日本の文化・美・心を思い出させてくれた。
心配していたトムの日本語やサムライとしての立ち振る舞いもすばらしく、ものすごく勉強しがんばって自分のものにしたのだなあという熱意といっしょにスクリーンから伝わってくる。
年末にとても良い映画を観せてもらった、と思った1本でした。
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