年末のおしごと

2003年12月25日 日常
年賀状を書く。
とはいっても印刷はダンナにおまかせで、私は自分の分の宛名とコメントを書くだけ。

宛名もパソ管理でもいいんだけど、自分の分はそんなに枚数は多くないので手書きにしている。
「ひとこと」は、いただたく立場としてはあるかないかで大違いなので、ホントに一言でも書く。

毎年悩むのは・・・「きっとこの人とはもう一生会うことはないだろう」という人への賀状。
それは以前仕事上お世話になった人だったり、遠く離れた昔の友人だったり。
毎年のように「会いたいものです」なんて書くのだが、お互いに連絡もないので流れる。
年に一度、年賀状のみのおつきあい。
だからこそ、その賀状さえもやめてしまったらその人との縁が切れてしまうようで悩むのである。

コドモが小さいときはなかなか自分の時間がとれなかった。
今なら会いたいと思う人のためにはなんとか時間をとれるようになった。
実際、しばらく会っていなかった人にも会えるようになった。
それでもわざわざ時間を作ってまで会わないのは・・・。

生きていると、「そのうち」とか「今度」とかいうのは永遠に来ないことだと経験的に知るようになる。
行動の優先順位が「自分の気持ち」だけで決められるわけでもなくなることも知る。
それでも、やっぱり「会いたい」と思う気持ちが強ければちゃんと行動に移せることも知る。

まあ、「会いたいものです」なんて書きながら実際会わないのは優先順位が低いからなのだろう。
近ければ会えても、遠いとわざわざ出かける交通費や時間、予定の調整などなどいろいろ考えてついおっくうになる。
自分がわざわざ会う気がないのだから、年賀状だって出したってしょうがないんだろうなあ。
というわけで今年はやめてみる。
来たら出すけど。

ちょっと前にはパソコンや携帯の年賀状に凝ったこともあった。
でもやっぱりそれは「消えてしまう」ものだ。
年賀状に宛名を書いてコメント書いてかわいいおサルのシールでも貼って出す。
この手間が、めんどうだけど「年末のおしごと」って気分になる。

スーパーに寄ったら、きのうまでクリスマスのケーキやブーツ、飾りが売られていた場所に、きょうはお正月の鏡餅や正月飾りが売られていた。
毎度のことだが、季節を感じるのはスーパーの店頭である・・・。
寒くないので「気分」が出ないが、今年もあと少しだなあ。

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