「ちょっと待って先生!それってセクハラ?」というチラシが職場で配られる。

些細なことでもセクハラととられるような言動はつつしみましょうという内容だ。
それによると、わいせつ行為やセクハラで02年度に懲戒処分を受けた教師は148人。
前年度の1.5倍だという。
生徒や親も敏感になっているから今までなら見逃されていた程度のことまで明るみに出たための数字だとしても、「1.5倍」は普通じゃないだろうな。
むやみに児童生徒の写真を撮らないこと、とか、着替えに立ち会わないこと、とかさまざまなことが書いてある。

職場に30代独身の男の先生がいる。
趣味はパソコンとデジカメ。
何か活動の途中でもいい写真が撮れそうだとなると「あっそのまま待ってて。ポーズしたまま動かないで」と職員室にカメラをとりに走ってくる。
親身で真面目な先生なので子供たちにも人気でよく女の子たちがその先生のひざの上に座っていたりじゃれたりしている。
特に変なハナシも聞かないし本人も変な気持ちはないのだろうが、その先生のパソコンライブラリーにはかわいらしい低学年の子たちの体操着姿や水着姿がびっしりというウワサを聞くと・・・やっぱ先生、誤解されてるよ・・と思う。

いつもおもしろいことを言う50代のおばちゃん先生。
給食のときに「こどもパン(ロールパンが2個くっついている形のパン)」が出るたびに胸のところにあてて「おっぱいー!」とうれしそうにうひゃひゃと笑っている。
これなんかも男の先生がやったらセクハラかなあとか、小学生相手だからウケて終わりってな話だけどなあ・・と思う。

そういう私も、子供の着替えを見るのが好きである。
体育時には体操着に着替えるのだが、安全管理のためなるべく1年生の着替えのときには教室にいるようにしている。

1年生たちの着替えのときに見え隠れする柔らかそうなぽってりとしたおなかは食べたくなるほどだ。
低学年でも男の子の間ではボクサーパンツがはやっているので、たまに目にもまぶしい白いもっこりブリーフ姿の男の子を見るとなんだか息子の幼いころを思いだしてうれしくなる。
女の子のプリッとしたおしりをかわいく包むうさぎやハムの絵柄のマシュマロパンツ(いわゆる毛糸のパンツ)は見ているだけでほわっとあったかくなる。
ボタンやファスナーがついている服に苦労している顔つきも真剣でかわいいし、勢い余ってズボンとパンツをいっしょに脱いでしまう男の子もいたりして、ときどきぺろんとかわいいおしりが見えるのもほほえましい。

まあそんなこんなで、やさしい笑顔をたたえながら1年生たちのお着替えを見守っているつもりだが、見ようによっては「うへへ・・・かわいいパンツはいてるなあ・・・」というアブナい目つきなのかもしれない。
「着替えは立ち会わないよう」なんて・・・ひそかな楽しみをうばわないでほしいものである。

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