職場で高学年の女の子たちを見ているとそのスタイルの良さにホレボレすることが多い。
とにかく手足が長い。
そんな女の子たちの足の長さを強調しているのはブーツカットのジーンズ。
ひそかにスタイルが良く見える子のジーンズのはきこなしを研究してみる。
まず太もも部分は限りなく足にフィット。
そしてひざ下が広がっているベルボトム(←これって死語?)タイプ。
「殿中松の廊下」でもないだろうがジーンズの裾は床をこすって歩くほどの長さ。
汚い学校の廊下を掃除しながら歩いていることになるので、裾はゴミとホコリでいっぱいだろう。
家に上がるときだってジーンズのすそで採取した土までいっしょに持ち込み、さぞ家の中がジャリジャリしているだろう。
まあ彼女たちはそんなこと知ったこっちゃないんだろうが母の立場としては気になる・・・。
鎖だのカギだのがついたベルトや(トイレ間に合うのか)、フェイクファーがサイドについたジーンズ(洗濯はどうするんだろう)をはいている。
観察の結果、少しでもスタイル良く見せるために私もブーツカット、しかもセンターに縫い目が入っている殿中松の廊下タイプのものを購入することに決定。
街まで出る時間もなかったのでとりあえず娘のヤマハの帰りに、主婦仲間のあいだでは「ブティックしま」と呼ばれている近所の「ファッションセンターしまむら」に寄る。
注・「ブティックしま」には一通り何でもあって安い。
自分のものはあまり買わないが、コドモのものはここで済ませられるものはここで。
何より、ダンナに480円のトレーナーとか280円のTシャツなどを買ってやり(もちろん値札はとる)恩を売るのである。
ジーンズコーナーに行くと1890円と格安でデザインも思ったとおりのものを発見。
さっそく試着・・・しようとすると娘までが試着室に侵入してくる。
手には自分の試着用ジーンズをつかんでいる。
「となりではきなよー。せまいよー」と言うのにそのまま試着開始する娘。
しょうがないな・・と試着すると・・「おかあさん。なにそれ。びちびちじゃんっ!」とか「ほら。私はぴったりだけど・・ああー・・・っおかあさんキツそうっ」とかいちいちうるさい。
娘はそう言うがジーンズなんてこんなもの、ちゃんとしたのはあとで買うとして普段着用に購入決定、と思いながらファスナーを降ろし脱ごうとした・・・そのとき!!!
なぜかバランスを失いよろける娘。
ああーーと思うが早いか娘が背中から倒れこんだ先には試着室のドアが。
スローモーションのように背中から倒れる娘とそれに押されてゆっくりと開いていくドア。
娘はドアを全開にしながら尻もちをついて試着室の外の通路に転がり出た。
ドアの先にいた通りがかりの親子や店員さんと目が合う。
ファスナーを全開にし、なかばジーンズをおろそうとしていた私にはそのときなすすべがなかった・・・。
夏ではないのでパンツのゴムが腹に食い込んでいるのを見られたということもないが・・・
普段は黒のシャツなのに、その日に限ってオバの証(あかし)とも言うべき厚手のベージュのババシャツを着ていたのである。
寒さ予防のため黒いスパッツをはいていたしセーターも黒だったので、セーターからぼってりとはみ出たベージュがさぞオバを演出していたであろう・・・。
くそっっ。
通りがかりのどこのどなたか知りませんが、あんなところにいたのはきっとご近所の方でしょう。
うわさのタネにしないでね。
そして娘。なんであの場面ですっころぶかなー。
なにより自分。
つい実用主義に走ってしまったが、やっぱり人生いつどこで何があるかわからんのだ。
・・・とは言っても、一度着たらやめられない温かいババシャツのとりこになりそうである。
とにかく手足が長い。
そんな女の子たちの足の長さを強調しているのはブーツカットのジーンズ。
ひそかにスタイルが良く見える子のジーンズのはきこなしを研究してみる。
まず太もも部分は限りなく足にフィット。
そしてひざ下が広がっているベルボトム(←これって死語?)タイプ。
「殿中松の廊下」でもないだろうがジーンズの裾は床をこすって歩くほどの長さ。
汚い学校の廊下を掃除しながら歩いていることになるので、裾はゴミとホコリでいっぱいだろう。
家に上がるときだってジーンズのすそで採取した土までいっしょに持ち込み、さぞ家の中がジャリジャリしているだろう。
まあ彼女たちはそんなこと知ったこっちゃないんだろうが母の立場としては気になる・・・。
鎖だのカギだのがついたベルトや(トイレ間に合うのか)、フェイクファーがサイドについたジーンズ(洗濯はどうするんだろう)をはいている。
観察の結果、少しでもスタイル良く見せるために私もブーツカット、しかもセンターに縫い目が入っている殿中松の廊下タイプのものを購入することに決定。
街まで出る時間もなかったのでとりあえず娘のヤマハの帰りに、主婦仲間のあいだでは「ブティックしま」と呼ばれている近所の「ファッションセンターしまむら」に寄る。
注・「ブティックしま」には一通り何でもあって安い。
自分のものはあまり買わないが、コドモのものはここで済ませられるものはここで。
何より、ダンナに480円のトレーナーとか280円のTシャツなどを買ってやり(もちろん値札はとる)恩を売るのである。
ジーンズコーナーに行くと1890円と格安でデザインも思ったとおりのものを発見。
さっそく試着・・・しようとすると娘までが試着室に侵入してくる。
手には自分の試着用ジーンズをつかんでいる。
「となりではきなよー。せまいよー」と言うのにそのまま試着開始する娘。
しょうがないな・・と試着すると・・「おかあさん。なにそれ。びちびちじゃんっ!」とか「ほら。私はぴったりだけど・・ああー・・・っおかあさんキツそうっ」とかいちいちうるさい。
娘はそう言うがジーンズなんてこんなもの、ちゃんとしたのはあとで買うとして普段着用に購入決定、と思いながらファスナーを降ろし脱ごうとした・・・そのとき!!!
なぜかバランスを失いよろける娘。
ああーーと思うが早いか娘が背中から倒れこんだ先には試着室のドアが。
スローモーションのように背中から倒れる娘とそれに押されてゆっくりと開いていくドア。
娘はドアを全開にしながら尻もちをついて試着室の外の通路に転がり出た。
ドアの先にいた通りがかりの親子や店員さんと目が合う。
ファスナーを全開にし、なかばジーンズをおろそうとしていた私にはそのときなすすべがなかった・・・。
夏ではないのでパンツのゴムが腹に食い込んでいるのを見られたということもないが・・・
普段は黒のシャツなのに、その日に限ってオバの証(あかし)とも言うべき厚手のベージュのババシャツを着ていたのである。
寒さ予防のため黒いスパッツをはいていたしセーターも黒だったので、セーターからぼってりとはみ出たベージュがさぞオバを演出していたであろう・・・。
くそっっ。
通りがかりのどこのどなたか知りませんが、あんなところにいたのはきっとご近所の方でしょう。
うわさのタネにしないでね。
そして娘。なんであの場面ですっころぶかなー。
なにより自分。
つい実用主義に走ってしまったが、やっぱり人生いつどこで何があるかわからんのだ。
・・・とは言っても、一度着たらやめられない温かいババシャツのとりこになりそうである。
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