ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
2004年2月28日 映画
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」を見る。
思えば3年前の2月。
確かに私もフロドたちといっしょに指輪を捨てる旅に出発したのだ。
「指輪物語」というトールキン作のファンタジーがあることは若い頃に知った。
ホビットやエルフ、魔法使いやドワーフといった種族が出てくること、オークやトロルという神話上の怪物が出てくること、指輪を捨てる旅の物語であること、なども知った。
実際に「指輪物語」を読んだわけではなかったが、ホビットたちは愛すべき小人で穴のような家に楽しく暮らしていることも。
「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」で、知識だけで知っていたそれらのものたちが命を吹き込まれた映像となって目の前に繰り広げられたのだ。
それだけで最高にわくわくした。
ホビット庄の牧歌的な風景は心がなごみ、ホビットという種族が人間や魔法使いやエルフたちよりも確かに小さいことに驚いた。
「旅の仲間」を映画で見たあとに、原作「指輪物語」をラストまで読む。
あの今どき読みにくい文体も、私の中ではフロドやサムが映像となって動いてくれたためイメージしやすかった。
そして「二つの塔」「王の帰還」。
戦闘シーンは大迫力で息が詰まるほどだし、アラゴルンやレゴラスはしっかりと魅せてくれるし、ギムリはくすっと笑わせてくれる。
ガンダルフの存在感は圧倒的。
なんといってもスメアゴルの表情と体の質感・動きがすばらしく、「王の帰還」があのシーンから始まっていることにも感心。
「二つの塔」のヘルム峡谷の要塞もすごいと思ったが、今回のミナス・ティリス。
これはもうすごいというほかない。
原作のとおりではない部分もあるけれどそんなことは些細なこと。
なんかの映画雑誌に「この映画を本当に楽しめるのは原作を読んでいてなおかつ原作に多大な思い入れがない人」とあった。
そこらへんで私は合ってるか。
これで間違いなく「スターウォーズ」シリーズをぬいて「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは私のナンバーワンの映画になった。
「王の帰還」ラストのシーン。
なつかしいホビット庄の風景を見て「ああ帰ってきたなあ・・・」と私もなつかしくうれしくなったが・・・。
フロドは「もうあの旅を経験してしまったのでここには戻れない」と。
港のお別れの場面では、実際に私も3年間彼らといっしょに旅をしていた気持ちになりお別れがさびしくて、そしてフロドの「戻れない」気持ちもわかりせつなくて・・・あまりにも美しいシーンになんだか泣けてしまった。
思えば3年前の2月。
確かに私もフロドたちといっしょに指輪を捨てる旅に出発したのだ。
「指輪物語」というトールキン作のファンタジーがあることは若い頃に知った。
ホビットやエルフ、魔法使いやドワーフといった種族が出てくること、オークやトロルという神話上の怪物が出てくること、指輪を捨てる旅の物語であること、なども知った。
実際に「指輪物語」を読んだわけではなかったが、ホビットたちは愛すべき小人で穴のような家に楽しく暮らしていることも。
「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」で、知識だけで知っていたそれらのものたちが命を吹き込まれた映像となって目の前に繰り広げられたのだ。
それだけで最高にわくわくした。
ホビット庄の牧歌的な風景は心がなごみ、ホビットという種族が人間や魔法使いやエルフたちよりも確かに小さいことに驚いた。
「旅の仲間」を映画で見たあとに、原作「指輪物語」をラストまで読む。
あの今どき読みにくい文体も、私の中ではフロドやサムが映像となって動いてくれたためイメージしやすかった。
そして「二つの塔」「王の帰還」。
戦闘シーンは大迫力で息が詰まるほどだし、アラゴルンやレゴラスはしっかりと魅せてくれるし、ギムリはくすっと笑わせてくれる。
ガンダルフの存在感は圧倒的。
なんといってもスメアゴルの表情と体の質感・動きがすばらしく、「王の帰還」があのシーンから始まっていることにも感心。
「二つの塔」のヘルム峡谷の要塞もすごいと思ったが、今回のミナス・ティリス。
これはもうすごいというほかない。
原作のとおりではない部分もあるけれどそんなことは些細なこと。
なんかの映画雑誌に「この映画を本当に楽しめるのは原作を読んでいてなおかつ原作に多大な思い入れがない人」とあった。
そこらへんで私は合ってるか。
これで間違いなく「スターウォーズ」シリーズをぬいて「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは私のナンバーワンの映画になった。
「王の帰還」ラストのシーン。
なつかしいホビット庄の風景を見て「ああ帰ってきたなあ・・・」と私もなつかしくうれしくなったが・・・。
フロドは「もうあの旅を経験してしまったのでここには戻れない」と。
港のお別れの場面では、実際に私も3年間彼らといっしょに旅をしていた気持ちになりお別れがさびしくて、そしてフロドの「戻れない」気持ちもわかりせつなくて・・・あまりにも美しいシーンになんだか泣けてしまった。
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