弥生三月

2004年3月1日日常

ひさしぶりの平日休み。
2月に入ってから平日休みがなかったので忙しかった。
自分ひとりの休みがないといろんなことが「回って」いかない。

3月は仕事も余裕ができる。
ずっと心待ちにしてた。
まずはカーテンの洗濯から・・と思ったのにきょうはあいにくの天気。
みぞれまじりの冷たい雨。

ひさしぶりのお休みがうれしくて、やっぱりここは映画でしょうと思い映画館へ。
1日は「映画の日」だし。
私は映画館の雰囲気が好き。
これから異空間の世界に入っていく気持ちになるロビーの雰囲気も好きだし、座席に座って薄暗い空間で映画が始まるのを待つのも好き。
見た映画に関しては後日また。

さて戻ってきてから大変なことに気づいた。
片づけをしていてふと保存してあるビデオテープに目をやると・・・カビがはえている！

テレビのドラマを撮ったものはしょうがない。
が、ショックなのはコドモたちの成長記録ビデオ。
VHS-Cという小さめのビデオテープに撮ってあるものが38本。
そのうちの10本ほどはテープに白カビがかなりついている。
残りも半分ほどはうっすらとカビが。
どうしたらいいんだろう。

もしかしてデッキのほうが傷むかも・・とおそるおそる再生してみる。
ところどころ画像は乱れるがなんとかイケる。
まだよちよち歩きの息子の笑顔がアップで画面に映る。
ほっぺなんてふっくらとしていて落ちそうだ。
無邪気な表情でカタコトで何かしゃべっている。
今はああだこうだと理屈で切り返してくる息子だが、こんな時代は確かにあったのだ。

そして10年以上前の私。
服装も時代を感じさせたが、前髪がトサカのようにくりんと立っている。
ああーこんな髪型流行ったなあ・・・。
肩パット入りのセーターや裾がすぼまっているジーンズなんか着ちゃってる。
今見るとちょっと恥ずかしい映像かも。

幼かったコドモたちのかわいい貴重な映像。
もうあの時には絶対に戻れないからこそ、なんとかして保存したいなあ。