ヤリはヤリでも

2004年5月13日 日常
仕事先の小学校で「お楽しみ集会」がある。
「なかよし委員会」の5・6年生が企画して低学年の子たちを楽しませてあげよう、というもの。

歌や踊りのあと簡単なクイズがある。
「パンはパンでも食べられないパンはなーに?」。
・・・よくあるヤツだな。
答えはフライパン!

同じようなクイズがふたつ続いたあと、
「ヤリはヤリでも刺さらないヤリはなーに?」。
・・・はて。刺さらないヤリ?
パターンからいって「○○やり」という言葉が回答のはず。
「横やり」かなあ。それとも「無理やり」?と考えていると、
となりにいた先生、「投げやり、ですかね」。

何人か手をあげて、指名された子が元気のいい声で答える。
「思いやり!」。
「はい。あたりでーす」。

うわー・・・。
私ととなりの先生、思わず顔を見合わせ苦笑。
「オトナってイヤですね・・・」。

無理やりだの投げやりだのネガティブな言葉しか浮かばなかったもんなあ。
1年生の子さえ、というか、1年生だからこそ答えられた「思いやり」という言葉。
素直な子供の考えになんだか心が洗われたような気持ちになった一瞬。

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