車お騒がせ事件

2004年5月16日 日常
きのうの夜、めずらしく早く帰ってきたダンナ。
夕ご飯のあと大きな文房具店まで行くから私の車を貸して、と言う。
チョイ乗りのときは私の軽のほうが使い勝手がいいらしいのでたまーに貸してやる。

「行く?」と言われて・・・普段ならダンナとふたりっきりで軽に乗ることはまずないのだが(距離が近すぎるからイヤ)、魔がさしたというかなんというか。
ご飯の片付けも終わったしコドモたちも勝手にテレビ見てるしあしたは土曜日だし、たまには夜のドライブもいいかと思ってしまったのだった。

郊外型の本屋が併設された大きな文房具屋さんで買い物をしたあと、帰ろうとすると・・・
エンジンがかからない!!

運転手はダンナ。
キーをさしこんでまわせばかかるはずのエンジンなのに、なんの音もしないし手ごたえもない。
「えっ?どーして?」。
あせるダンナと私。
だって、私のかわいい軽のワゴンはこの前の12月に新車で購入したばかり。
つい先日、点検にも出したばかりで、エンジンがかからなくなる要因なんて考えられない。

車屋さんに電話しても時間が遅いからか出ない。
取説など読んでみるが無駄な努力。
ダンナにかわって私がエンジンをかけてみてもだめ。
「バッテリーか。・・ありえないな」などと言いながらもダンナ、「とりあえず帰ろう」。
えっ!帰るって・・・まさか・・・。

・・・私たちは夜の暗い道を歩いて帰った。
家までは4キロちょっとくらいか。歩けば歩ける距離。
途中まではビュンビュン車が通る幹線道路沿いを、そして半ばからは静まり返った住宅街を・・・。
ダンナは靴下につっかけサンダル履きという、およそウォーキングにはふさわしくない足元で「足がいてー」としきりにぼやく。
だから出てくるとき、あれほど「サンダル?しかも靴下に??」と言ったのに・・・。
私は最近愛用の仕事用ナイキシューズだったので歩いても平気だったが。

夜も遅いのでコドモたちには寝ているように言い、またさっきの文房具店までダンナの車を飛ばす。
バッテリー切れかと思い、処置(なんだか2台つないでエンジンかける)するも私の車からは全く音なし・・・うう。
「電気系統の何かかな」などと言いながらもどうしようもなく、結局車はお店にことわって駐車場に置いて帰ることに。

きょうの朝イチで車屋さんに電話して行ってもらう。
すると「なんでもありませんでしたよ」とのこと。
なんでもないはずないじゃん。
だって何回やってもエンジンかからなかったんだよ?と思っていると・・・
「微妙にパーキングに入ってなかったんですよ。パーキングにレバーが入ってないとエンジンかかりませんから」と車屋さん。

・・・・犯人はダンナ!私じゃないよー・・・と心の中で叫んだが「ご迷惑をかけました。すみません。お騒がせしました・・」と頭を下げる。
車屋さんもしょうがないなあという顔で笑っている。

ダンナに即電話すると「あれっそうだった?」と涼しい声。
まあとにかく車が壊れていたのではなくて良かった。
それにしても超あせった出来事。
「車が違うとレバーの入り加減とか違うから」とかなんとかダンナは言うが・・・
車屋さんでは「主婦は困るなー」なんて笑い話になっているに違いない・・・。

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