ハム子の贈り物

2004年8月7日 日常
暦の上では立秋。
とはいえ、ツクツクボウシの鳴き声が聴かれるようになりまさに夏真っ盛り。

「ハム子のかぼちゃ」を収穫する。
ハムスターは冬の間、エサを貯めこむ習慣がある。
うちのハム子も春まではせっせと巣の中にヒマワリのタネやペレットを貯めていた。
野生のハムじゃないんだから冬の間もエサはちゃんと与えられるので、結局それらの貯めこんだエサはお掃除のたびにカビているのを発見される運命。

5月の頃だったか、お掃除のときに巣の中から小さい芽が出たカボチャのタネが見つかる。
ハム子はカボチャの実もタネも大好物。
いっしょうけんめいほお袋に詰める姿はとってもかわいい。
その貯めこんだタネが巣の中で芽を出したなんて。
それだけでもうれしかったのに・・・
貯めたエサを捨てた庭に、いつのまにかカボチャがつるを伸ばしていたのを見たときの驚き!

ハム子のカボチャはあれあれと思う間にぐんぐんとつるを伸ばし、庭の一角を占領するまでになる。
そのうちに黄色い花をぽっぽっと咲かせ、うれしいことに3個も実をつける。

実がなる植物の「収穫の時期」というのはけっこうタイミングが難しい。
もう少しもう少し・・と思っているうちに、キュウリやさやえんどうが育ちすぎてしまうことはよくある。
なかなか赤くならないので数日間ほおっておいたら、熟しすぎてトマトにひびが入ってしまうこともある。
カボチャの「とり時」というのはいつなのか・・・。
毎日毎日、ハム子のかぼちゃを見ていたが、おとといあたりから葉に元気がなくなってきた。
そこでいよいよ収穫!

3個できていたかと思っていたが、一個は小さいまま茶色くなってしまい無事育ったのは2個。
さっそく砂糖としょうゆで甘辛く煮て食べる。
カボチャ本体にはそれほど甘みはなかったけれど、ちゃんとそれらしい味付けになる。
思いがけないハム子からの贈り物でうれしい。
ハム子にもカボチャの実とタネを分けてやると、とてもおいしそうにはぐはぐ食べていた。
ハム子、ありがとうね。

☆写真館、カボチャの写真その他追加しました。
☆あしたから盆明けまでカナダステイしてきます♪

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