二足の草鞋(わらじ)デビュー

2004年9月30日日常

今週から訪問介護員の仕事を始める。
このお仕事、けっこう時間の融通が利くのが魅力。

学校の仕事のない日や空いている時間にお仕事を入れてもらう。
今週は少ない件数から。
6月の実習を思い出すが、もう実習生ではないのだ。
お掃除もお料理も「プロ」の仕事をせねばー。

・・・と思いながらもなにしろ家事能力が低い私。
「主婦してるならだいじょうぶよ」なんて言われたが、その「主婦」にもいろいろあるんですよ・・・。
私のようなのは「主婦」とは言わないだろうなあ。

だれでもそうだろうとは思うが「家事は自己流」。
そうじ機をかける、とか、洗濯物を干す、とかそんなことだって普段の自分のおおざっぱなやり方や性格も露呈してしまう。

あるお宅で作ったお昼のうどん。
冷蔵庫にあった具の材料はにんじん・いんげん・あぶらあげ・しめじ。
悩んだ末(悩む時間もないが)、にんじんはいちょう切りに、いんげんはななめに、あぶらあげは短冊、しめじは根っこの部分だけとった。
できあがったうどんを見て先輩ヘルパーさん「うわっ、人がつくるのって自分と違っておもしろーい！」。
・・・えっ。
私としては気をつかってスタンダードにしたつもりなのに。どこがどう違ったのかなあー。

すべてにおいて自分の家事をさらけ出す、というのは冷や汗もの。
暑くて汗が出たのか、ひや汗なのか、終わると汗びっしょり。
おまけに制服(?)のズボンがきついー・・・。
恥ずかしながらワンサイズ上に変えてもらう。
「ぜんっぜん入らないなんて見えないのにウソでしょ」と言われるが、上背があって着やせして見えるらしい私。
脱いだらぼよよんなのだった。

適当に体を使いながら人と関わり、季節の移り変わりや天候を肌で感じる。
学校の仕事と共通するそんな要素があることも、このお仕事をやってみようと思った理由。
お料理の本でも見て「基本」を勉強しなくちゃなあ。