小学生たちと台風一過の秋の公園へ。
低学年を担当すると楽しいのがきょうみたいな生活科校外学習。
「町探検」「乗り物探検」「公共施設見学」「公園で遊ぼう」などさまざま。
いつも見慣れている光景でも、新鮮な発見があったりするので楽しい。
本日はこの季節恒例「秋を探そう」。
お弁当を持って大きな公園に繰り出しどんぐりや木の葉を拾い、深まりゆく秋を発見・観察するというもの。
近くに大きな神社と公園が控えている小学校なのでちょっと歩くとそこはもう「秋」。
住宅街のすぐそばにこんなにうっそうとした森が広がっているのには驚く。
公園到着と同時に赤い帽子をかぶった小学生たちが思い思いに散らばる。
お目当ては落ちている木の実や色づいた葉。
きのうまでの雨をたっぷりと吸い込んだ枯葉のおかげで、森全体が土の匂い。
昼から天気も良くなったので池の水面がきらきらと反射してまぶしい。
台風のあとの森らしく、あちこちに枯葉のふきだまりができている。
どんぐりもたくさん落ちている。
歓声をあげながら持ってきた袋いっぱいにどんぐりを詰める小学生たち。
まんまるで大きいつやつやしたのはクヌギ。
かわいい帽子をかぶってるのはシラカシやブナ。
着物をきているのはスダシイ。・・・・だそうだ。
「スダシイとかマテバシイは食べられるんだよ」といっしょに行った先生。
「子供の頃は森に入ってしいのみを拾って食べたんだよ」と小学生たちに話している。
そういえば「しいのみは食べられる」って聞いたなあ。
あの名作絵本「ぐりとぐらのかすてら」にもそんな場面があったっけ。
「ぐりとぐらのかすてら」はコドモたちが大好きで何度もくり返し読んだお話。
野ねずみのぐりとぐらが森に出かけて大きなたまごを見つけて、大きなフライパンいっぱいのかすてらを焼いて森の動物たちといっしょに食べる・・・そんなお話。
そのかすてらがほんわりした黄色でとってもおいしそうでおいしそうで、コドモたちと何度も何度もこの場面を見た。
お話のはじめのほうで森にはいったぐりとぐらが言う。
「どんぐりをかごいっぱいにひろったら、おさとうをたっぷりいれてにようね」
「くりをかごいっぱいひろったら、やわらかくゆでてくりーむにしようね」。
・・・「おさとうをたっぷり」「やわらかいくりーむ」いかにもおいしそうである。
でも・・・くりはいいけどどんぐりは食べられるの?
「どんぐりだんご」とか「どんぐりクッキー」とかウワサには聞くけどアクぬきとかめんどうじゃないの?・・・とずーっと思っていた。
「せんせ、ほんとに食べられるの?食べてみて!」。
いきなり私のほうに話がふられて戸惑ったものの、小学生たちが私の出方をうかがっているのがわかる。
ここは食べねばなるまい・・・。
苦いかな・・と思いながら皮を噛んで中身を出す。
しいのみは普通のどんぐりよりも中身は白っぽい。
食べてみる。・・・粉っぽいだけで特になんの味もしない。
歯ごたえは確かにナッツ。
アクが強くなさそうなのでクッキーにまぜて焼いたら歯ごたえが良さそうだ。
小学生たちもトライしたが「まずっ!」といって吐き出したりしている。
学校に戻って「生活科発見カード」にきょうの収穫や感想などを書き込む小学生たち。
「いその先生がどんぐりをたべたのでわたしもたべました。チョークのあじでまずかったです」と書いている子がいた・・・。
チョークは食べたことないから知らないけど、しいのみは別にそんなにまずくはなかったけどなあ。
☆どんぐりの画像あります。
低学年を担当すると楽しいのがきょうみたいな生活科校外学習。
「町探検」「乗り物探検」「公共施設見学」「公園で遊ぼう」などさまざま。
いつも見慣れている光景でも、新鮮な発見があったりするので楽しい。
本日はこの季節恒例「秋を探そう」。
お弁当を持って大きな公園に繰り出しどんぐりや木の葉を拾い、深まりゆく秋を発見・観察するというもの。
近くに大きな神社と公園が控えている小学校なのでちょっと歩くとそこはもう「秋」。
住宅街のすぐそばにこんなにうっそうとした森が広がっているのには驚く。
公園到着と同時に赤い帽子をかぶった小学生たちが思い思いに散らばる。
お目当ては落ちている木の実や色づいた葉。
きのうまでの雨をたっぷりと吸い込んだ枯葉のおかげで、森全体が土の匂い。
昼から天気も良くなったので池の水面がきらきらと反射してまぶしい。
台風のあとの森らしく、あちこちに枯葉のふきだまりができている。
どんぐりもたくさん落ちている。
歓声をあげながら持ってきた袋いっぱいにどんぐりを詰める小学生たち。
まんまるで大きいつやつやしたのはクヌギ。
かわいい帽子をかぶってるのはシラカシやブナ。
着物をきているのはスダシイ。・・・・だそうだ。
「スダシイとかマテバシイは食べられるんだよ」といっしょに行った先生。
「子供の頃は森に入ってしいのみを拾って食べたんだよ」と小学生たちに話している。
そういえば「しいのみは食べられる」って聞いたなあ。
あの名作絵本「ぐりとぐらのかすてら」にもそんな場面があったっけ。
「ぐりとぐらのかすてら」はコドモたちが大好きで何度もくり返し読んだお話。
野ねずみのぐりとぐらが森に出かけて大きなたまごを見つけて、大きなフライパンいっぱいのかすてらを焼いて森の動物たちといっしょに食べる・・・そんなお話。
そのかすてらがほんわりした黄色でとってもおいしそうでおいしそうで、コドモたちと何度も何度もこの場面を見た。
お話のはじめのほうで森にはいったぐりとぐらが言う。
「どんぐりをかごいっぱいにひろったら、おさとうをたっぷりいれてにようね」
「くりをかごいっぱいひろったら、やわらかくゆでてくりーむにしようね」。
・・・「おさとうをたっぷり」「やわらかいくりーむ」いかにもおいしそうである。
でも・・・くりはいいけどどんぐりは食べられるの?
「どんぐりだんご」とか「どんぐりクッキー」とかウワサには聞くけどアクぬきとかめんどうじゃないの?・・・とずーっと思っていた。
「せんせ、ほんとに食べられるの?食べてみて!」。
いきなり私のほうに話がふられて戸惑ったものの、小学生たちが私の出方をうかがっているのがわかる。
ここは食べねばなるまい・・・。
苦いかな・・と思いながら皮を噛んで中身を出す。
しいのみは普通のどんぐりよりも中身は白っぽい。
食べてみる。・・・粉っぽいだけで特になんの味もしない。
歯ごたえは確かにナッツ。
アクが強くなさそうなのでクッキーにまぜて焼いたら歯ごたえが良さそうだ。
小学生たちもトライしたが「まずっ!」といって吐き出したりしている。
学校に戻って「生活科発見カード」にきょうの収穫や感想などを書き込む小学生たち。
「いその先生がどんぐりをたべたのでわたしもたべました。チョークのあじでまずかったです」と書いている子がいた・・・。
チョークは食べたことないから知らないけど、しいのみは別にそんなにまずくはなかったけどなあ。
☆どんぐりの画像あります。
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