しあわせの種まきをしよう

引き出しの中を整理していたら何年か前の手帳がでてきた。

どん底に落ちていた私がここ何年かで浮上できた・・・のは何度かだいありーにも書いたが・・・。
この手帳はまさにそのどん底から浮上する兆しが見えてきた時代のもの。
本や新聞などで見て心にとまった言葉をいくつかメモしてある。

「どんな思考でも『反復された思考』は潜在意識の中に根をおろし芽を出す。
『こうなりたい、こうありたい』姿を何度も繰り返し思い描くことで思考は具体的になる」。

・・・言い換えれば「思っていれば夢はかなう」ということかな。
この言葉で私はずいぶん救われた。
注意することは、「脳」はプラスの思考とマイナスの思考の区別ができないということ。
だから、「こうなったらいやだな」というマイナスの姿ばかりを思い描くと、脳は「これが希望なのか」とその願いをかなえるよう作用(潜在意識に働きかける)するらしい。

どちらかというとそれまでの私は「最悪の事態をあらかじめ予測しておくことで、心にショックを与えないようにする」考え方のクセがあった。
でも、この言葉を知ってからはプラスの思考だけを思い描くようこころがけた。
起きてもいない先のことを予測して暗い気持ちになるよりは、淡々とした現実と楽しい未来だけを考えたほうがずっといい。
「こうなりたいな」「こうだったらいいな」。
思うだけなら自由。考えるだけでも楽しい。

「『私は本当に困っているのか』。困ったことが起きたら声に出して自分に問いただしてみる。
『困ったこと』の大半は『困ったという思い』だけであり現実ではない。
心の中の困ったという思いを消してしまえば困ったことの大半は解決される」。
・・・これもその通りだろう。
実際に起きた事柄を客観的に見ればけっこうそれほど困るという状況ではないわけで。
人間は「思考」してしまうから余計なことまで考えてひとりで暗くなったりしているんだな。

「しあわせの種まきをしよう」。
少し先の未来を思いながら自分でしあわせの種をまき収穫する。
しあわせは人にゆだねるものではなく人とくらべるものでもないのだから。
だいありーのタイトルはここから。

さて、こうやって書くとものすごく自分が前向きな姿勢で立派な生き方をしているように思える。
そんなことないけどさ。
ま、いろいろとムカつくこともイヤなこともあるけど、そういうマイナスのことにスポットライトをあてるとそれにとらわれがちになるから書いてないだけ。
今年はそんなのも書いていこうかな。

ということで、2005年も日々のしあわせの種まきを、と思います。
みなさまよろしく♪