冬ドラマ雑感

2005年1月29日 日常
一週間なんてあっという間だ。
お仕事して家事してドラマだって見なくちゃ。
たいてい週の初めは余裕がないので、見るドラマは週の終わりに多い。

「優しい時間」。
ドラマの中で流れている時間がとってもゆったりしていて静かなのでとっても癒される気持ちになる。
コーヒー大好きな私はこのドラマを見るとコーヒーを飲まずにはいられない。
お店のゆったりした雰囲気・ミルで豆を挽く音・ドリップのポコポコした音・コーヒーから立上る湯気・やわらかい光を映しながらとろりとカップに注がれるコーヒー・・・あーたまらんっ。
もうそれだけであの静かな時間を共有した気持ちになってほわーっとする。

寺尾聡というと私には「ルビーの指輪」の人。
味のあるいい俳優さんになったんだなあと思う。
ラスト近く毎回死んだ妻(大竹しのぶ)との語りがあるのだが、それがとってもいいんだよねえ。
大竹しのぶの声は丸みがあってどこまでも優しい。
それにかぶさってくる平原綾香のテーマ曲と富良野の美しい風景。
何がってことじゃないんだけど、なんだかとっても泣けてくるのだった・・・。
この先、素直になれない父と子がどう関わってくるのか見届けなくちゃ。

「3年B組金八先生」。
シリーズ1からずっと見ているのでこれは私の中では別格のドラマ。
人には言ってないことだけど、なんたって「金八先生・1」に影響されて「中学校の国語の先生になって生徒と人生を語るんだ」なんて思ったし。
先週、「27年前に私は妻と出会いました」って金八っつぁんが言ってたのを聞いて「うわー。私と金八先生との出会いもそんな昔?」としみじみしてしまった。

だからこそ最近の金八先生を見ると、子供のころ尊敬していた大好きだった先生が今困っている・・ような気持ちで痛々しさを感じる。
麻薬だのヤクザだの自殺未遂だのなんだの、もう一教師が手におえるモンダイじゃないじゃんよ。
それでも昔と変わらず、あんなに一生懸命生徒の家庭にまで踏み込んでいく先生って今いるんだろうか。
今どきはどこの学校でも心の病で休んでいる先生がいるけれど、金八先生の心と体のほうが私は心配なのだった。

「天国の階段」。
韓国ドラマ。ちなみに「美しき日々」は脱落しました・・・。
こちらはまだまだ。
韓国ドラマそのものは私の体質に合っているというわけじゃないけど、ありえない!なんてつっこみながら見るのには楽しい。
セレブな社長の行動が意味不明すぎて、一体あんたこれからどうするつもり?・・と。
「かっこいい」と「キモい」の差は紙一重であり最近の「社長(クォン・サンウ)」は限りなく後者に近いと思われる。

「義経」。
「古典」と「日本史」が好きで専門だったので久々ハマれる大河。
全く別の趣を持つ「源氏物語」と「平家物語」は私の古典二大フェイバリット。
「新撰組!」もいきおいがあって良かったけれど、やっぱり「歴史の表舞台」のお話がどう料理されるのかが楽しみ。
タッキー義経も華があって良し。

ついでにいうと私が勝手にだいありー上でカナダと称しているのは奥州藤原氏のおひざもと。
かの地にある金色堂や毛越寺・義経が火を放って自害したとされる義経堂などは、それこそ物心つく前から何度となく行った場所。
芭蕉の「夏草やつわものどもが夢の跡」の碑も立っている。
正月に行ったら地元はえらく盛り上がっていた。

その他、一度見て「もうこれはよし」と思ったドラマは以下。
「月9」→題名さえも忘れた。ほとんど月9を見ない私がめずらしく見た「ランチ」の竹内結子と宗方コーチ出演なので見てみた。んー・・・。
「みんな昔は子供だった」→・・・「私はコドモが大好き」って言う先生ってイマイチ私はうさんくさく感じるんだなあ。先も予想できるし。
「87パーセント」→水曜10時ってまたこの路線・・・?
「富豪刑事」→気になって見てみた。・・・はいどうも失礼しました。
「ごくせん」→あ。これは娘が見てるのでいっしょに見てます。自分ひとりならわざわざ見ないと思う。まっこんなもんだろう。

「救命病棟」見逃してるのが気になるんだよねー。

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