ミノムシ姫になりたい
2005年2月8日 日常土日月とかぜで学校を休んでいた娘。
きょうやっと登校・・・ほっ。
先週あたりからぽつぽつと学級閉鎖も出てきたことだし、娘は元気になったのにクラスが早帰りもしくは明日から休み、という事態もありうる。
一抹の不安もあるが、とにかく出かける人は出かけてくださいませ。
じゃないと私の貴重な平日休みがなくなるよー。
娘、きのうあたりはかぜも良くなりオマケのお休み、というところ。
ぬくぬくとしたふとんにくるまって一日中ごろごろしているのはさぞしあわせなことだろう。
病み上がりなので多少のわがままはきいてもらえるし、宿題とか着替えとかめんどうなこともしなくていい。
パジャマのままふとんの中で本や漫画を見たりしている姿は「安静」というより「くつろいでいる」カンジ。
「ミノムシ姫になりたいな」。
ごろごろしながら娘が言う。
去年の冬のだいありーにも書いたことだが「ミノムシのメスの一生」を本で見かけて、それ以来、娘は「眠れるミノムシ姫」の一生が気になる様子。
「ミノムシは、オオミノガまたはチャミノガの幼虫。成虫になり外へ飛び立つのはオスだけ。
メスは成虫になっても羽も足もない幼虫と同じイモ虫形で、一生をミノの中で過ごす。
飛んできたオスと交尾し、ミノの中に産卵すると一生を終える」。
その一生を知って、私も娘も「やだーそんなの!!!」とまず言ったものの、いやいや待てよ、考えてみればそれはそれでしあわせなのかも・・・と思ったものだった。
考えようによっては、あたたかい寝床にくるまって何もわずらわしいこともなく過ごせるなんて快適なのかもしれない。
いつか訪れる王子様を待ち、子供を生んで寝床の中でぬくぬくと一生を終えるのだ。
人間は好きなところに行けて好きなことができるけれど、常に外界に立ち向かっていく気力も必要。
それを思うと、初めからミノの中しか知らない人生(虫生?)ならそれはそれでめんどうなこともなくていいのかも。なーんて。
「ああ、いいよね。ミノムシ姫、しあわせだよー。あんたはそうやってお布団の中でおばさんになっておばあちゃんになって・・・いいんじゃない?」と私が言うと、「王子様もくるかな?」と娘。
「くるかもしれないけどへんなオタクかも。色白で太ってて髪の毛がべったりしててフィギュアとか持ってる・・・」と私が半分まで言ったところで、「やだっっっ!あしたは学校行くっっ!」。
よしよし。
かぜはたまーにひくからこそしあわせなんだよ。
お布団のぬくぬくもいつまでもその中にいられないからこそしあわせなんだよ。
期間限定の「ミノムシ姫」なら私もなりたいなあ・・・。
とふと思うが、だめだめ。熱が出たら自分がつらくなるし、代わりにいろいろだれかがやってくれるわけでもない。
かぜなんてひいちゃいられません。
春はもうすぐ。あったかくしてがんばろうっっ。
きょうやっと登校・・・ほっ。
先週あたりからぽつぽつと学級閉鎖も出てきたことだし、娘は元気になったのにクラスが早帰りもしくは明日から休み、という事態もありうる。
一抹の不安もあるが、とにかく出かける人は出かけてくださいませ。
じゃないと私の貴重な平日休みがなくなるよー。
娘、きのうあたりはかぜも良くなりオマケのお休み、というところ。
ぬくぬくとしたふとんにくるまって一日中ごろごろしているのはさぞしあわせなことだろう。
病み上がりなので多少のわがままはきいてもらえるし、宿題とか着替えとかめんどうなこともしなくていい。
パジャマのままふとんの中で本や漫画を見たりしている姿は「安静」というより「くつろいでいる」カンジ。
「ミノムシ姫になりたいな」。
ごろごろしながら娘が言う。
去年の冬のだいありーにも書いたことだが「ミノムシのメスの一生」を本で見かけて、それ以来、娘は「眠れるミノムシ姫」の一生が気になる様子。
「ミノムシは、オオミノガまたはチャミノガの幼虫。成虫になり外へ飛び立つのはオスだけ。
メスは成虫になっても羽も足もない幼虫と同じイモ虫形で、一生をミノの中で過ごす。
飛んできたオスと交尾し、ミノの中に産卵すると一生を終える」。
その一生を知って、私も娘も「やだーそんなの!!!」とまず言ったものの、いやいや待てよ、考えてみればそれはそれでしあわせなのかも・・・と思ったものだった。
考えようによっては、あたたかい寝床にくるまって何もわずらわしいこともなく過ごせるなんて快適なのかもしれない。
いつか訪れる王子様を待ち、子供を生んで寝床の中でぬくぬくと一生を終えるのだ。
人間は好きなところに行けて好きなことができるけれど、常に外界に立ち向かっていく気力も必要。
それを思うと、初めからミノの中しか知らない人生(虫生?)ならそれはそれでめんどうなこともなくていいのかも。なーんて。
「ああ、いいよね。ミノムシ姫、しあわせだよー。あんたはそうやってお布団の中でおばさんになっておばあちゃんになって・・・いいんじゃない?」と私が言うと、「王子様もくるかな?」と娘。
「くるかもしれないけどへんなオタクかも。色白で太ってて髪の毛がべったりしててフィギュアとか持ってる・・・」と私が半分まで言ったところで、「やだっっっ!あしたは学校行くっっ!」。
よしよし。
かぜはたまーにひくからこそしあわせなんだよ。
お布団のぬくぬくもいつまでもその中にいられないからこそしあわせなんだよ。
期間限定の「ミノムシ姫」なら私もなりたいなあ・・・。
とふと思うが、だめだめ。熱が出たら自分がつらくなるし、代わりにいろいろだれかがやってくれるわけでもない。
かぜなんてひいちゃいられません。
春はもうすぐ。あったかくしてがんばろうっっ。
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