ゆうべ、何気につけたテレビ。
「年の差検証・デッドエイジ」という番組。

途中からだったのだが、「あなたはこれを何と呼びますか?」ときた。
映像が流れる。
一面の銀世界のスキー場で白いランニング姿の男子。
「ええー、これって『ランニング』以外の呼び方ってあるの?」と私。
いっしょに見ていた娘、「・・・オバサンだなあー。これは『タンクトップ』!」。

ええーーーっ?
だって白い下着みたいなヤツだよ?
天才画家・山下清とか伝説のイカ天バンド「たま」の人が着ていたようなヤツだよ?
タンクトップってのは色とか絵のついたオシャレなのじゃないの?
おそらく山下清も「たま」も知らないだろう娘に力説していると、テレビでは「タンクトップ」「ランニング」の選択肢が。

検証結果。
30歳以下の人は「タンクトップ」と呼び、31歳以上の人は「ランニング」と呼ぶ、ということ。
ゲストの方々も「ランニング」と呼ぶのはオジオバだけ。
柴田理恵さんが「じゃー山下清が着ているのはタンクトップなのか」と身を乗り出してアツく語る。
うーん・・・世の中はいつのまにアレをタンクトップというようになったのか・・・。

さらに続けて、レストランでスパゲッティを食べる男女。
「この××おいしいね」とせりふが出る。
うわー・・・ソースをからめて食するこの細長い麺はもうすでに「スパゲッティ」とは呼ばないのか・・・?

検証結果。
33歳以下の人は「パスタ」だそう。
そっかあー。そういえばパスタっていうもんなあ。
自分が使う言葉は「スパゲッティ」だけどさあー。

知らないうちに死語と化した言葉を使っているかも・・・と心配になってくる。
つぎのお題は、男女のペアをなんと呼ぶか。
「あっ、これは『カップル』。昔は『アベック』って言ったけど、ずいぶん前に『カップル』っていうんだって学習したから、意識してそう言ってる」と私が言うと、
娘「なにそれー?『アベック』なんて初めて聞いたー!」。
私「えっ。・・・初めて?」。

検証結果では45歳以上の人が「アベック」というそう。
「アベックなんてなんかイヤらしい響き」と言う若い子の映像なども出て、確かにイマドキ「アベック」はないよなあ・・と私も思う。
父の世代の人が「ビフテキ」とか「チョッキ(←ベストのこと)」とか言うと、なんだか昭和初期の香りがするが、そんな感じ。

となれば、「ランニング」とか「スパゲッティ」とか使っている私もやっぱり年下の世代から見ればジェネレーションギャップを感じるんだろうな。
よし。私も例のあの麺をこれからは「パスタ」と呼ぼうっと。
ほんでもって、世代によって言葉が違うか意識して聞いておくようにしようっと。

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