虫食い野菜

2005年5月25日 日常
日中はさわやかな陽気なのに突然の夕立ち、という天気が2日続く。
太陽の光と雨で、急にぐぐーんと伸びる家庭菜園の野菜たち。

プチトマトは小さい緑の実を鈴なりにつけ、きゅうりもミニチュアみたいなかわいいきゅうりがたくさんぶらさがる。
さやえんどうも薄紫の花を咲かせる。

が!
毎日おもしろいように収穫できていた小松菜。
ここのところ、虫に食われ始めた。
葉っぱに虫食いのあとがあり、犯人の黒いイモムシを発見!
黒い羽の小虫もたくさんついている。
モンシロチョウも飛んできて卵を産んでいる様子・・・。

ううー・・・
去年までは小松菜は室内のプランター植えだったから、こんなのは知らなかった。
一日、目を離すとあっという間に虫食いだらけ。
イモムシや小虫は洗って落とせばいいけど、モンシロチョウの卵は見落としてしまうかもしれない。
なんだかそう思うと、食べる気が失せてしまう・・・。

庭の一角にただタネをぱらぱらとまくだけで出る小松菜。
どんどん育ってどんどん収穫できて、室内植えと違って緑も鮮やか。
手間もかからず、太陽の下で元気に育っていてよしよしと思っていたのに。

近所のオバチャンが「スプレー売ってるから。シュッとすれば」という。
「畑の野菜は、毎朝見て虫をとったり雑草を抜いたり支柱を立てたり、お世話しないと。3日も見ないともうだめよ」とも。
そうなんだー・・・。
野菜の生長を見るのはホント楽しいけど、実は大変なんだな。

ということは、お店で売られている虫食い跡のないキレイな野菜は、よほど薬などのお世話になってるということか。
ドロでもついていればしっかり洗うけれど、見た目がキレイなのでざっと水道水で流しただけで調理してしまっていたなあ。
「野菜をいっぱい食べよう」なんて言ったって、どれだけヤバイものもいっしょに食べていたことか。
小松菜なんて、自分で育ててみるとわかるけど、お店で売っている状態まで育てるのは難しい。
あんなに大きくなるまでに虫に食われてしまう・・・。

思えばサヤエンドウだって、タネを植えたそばからハトに掘り返されて芽が出るまでが大変だった。
そこらにいるハトがいかにも挙動不審な様子で、植えたタネ(エンドウマメ)をねらっていて、息子はそのハトを「キョドリバト」と命名。
「BB弾で打つ?」と私に言ってきたが「やっぱり夢見が悪いし」とやめた経緯がある。

「自然との共存」というか「ぼくらはみんな生きている」というか。
ハトや虫に食われないうちに食べるしかないか。

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