足をくじいた。
なんてことない段差で普通に歩いていてグギっっっ!!!
自分の体重がその一点にかかった瞬間、ミリミリともメリメリともいうイヤーな音が。

ヤバっ・・と思ったが、お仕事の途中で気が張っていたのか、それほど痛みは感じずなんとか歩けたので最後まで職務をまっとうする。
家に戻って靴下を脱いで見ると、なんとそこには1.5倍ほどにパンパンに腫れた足首が。
色も赤紫になっていてかなりヤバイ状態。

熱がありそうなときに体温計の「38度」という数字を見てしまうと、それまではなんともないのにそこでアウト、というのはよくある。
このときもソレと同じ。
腫れた足首を見たとたん、一気に痛みが押し寄せ冷や汗や吐き気までしてくる。
保冷剤で冷やして湿布を張る。
もう一歩も動けない・・・・。

先日、主婦仲間が足の指を骨折した。
原因は、急いで電話をとろうとしてイスの脚にひっかけたため。
そのとき、彼女は「よく年寄りが座布団とかコタツ布団とかにつまづいて骨を折る、って聞くけどさー・・・私ももう機敏さがなくなったってことかなあ」とガックリきていた。
いやー・・・私もそう思ったよ。
しかもただ歩いているだけで足をくじくなんて。
体重の軽いコドモならなんてことないと思うが、自分の体重で足を折る、そんな勢いだった・・・。

そういえば、ここ1,2年、傷が治りにくくなったなあと思う。
かさぶたができてもなかなか治らなかったり、去年の擦り傷のあとがまだ残っていたり。
先週、娘は運動会で派手に転んでひざにけっこうひどい擦り傷を作ったが、みるみるうちに皮膚は再生し一週間たった今、つるんときれいになっている。
コドモってすごい。新陳代謝がいいんだなあ。
私があんな擦り傷を作ったらマジで3年くらい治らないんじゃないかと思う。

「ダイエット」「エステ」とかが目についていた広告も「グルコサミン」「ニーキュア」「養命酒」とかそんなのが目につくようになったし、主婦仲間と話していても「最近もの忘れが激しくて」とか「近くのものがぼけるでしょ」とかそんな話題にシフト。
「5年位前までは私たちも元気だったのにねえー」としみじみ。
まあ、トシをとるということは体力や容姿という面から見ればマイナスだが、そればかりでもないけどね。
若い頃は自分をゆずれなかったけど、今は「それもアリか」と思えることが多くなったし。

さてさて、「一晩寝て起きたら足がつけないくらい痛かったらどうしよう」と心配しながら寝たが、どうやらだいじょうぶだったよう。
もともと私は「足首がない」タイプで、中高生の頃は友達同士、そんな足を「サリーちゃんの足」と言っていた。
(初代の魔法使いサリーちゃんは足の太さが一定で、足首がない)
くじいて腫れた自分の足を見て「これこそサリーちゃんの足だな」とそのことを思い出してふとなつかしくなる。

とりあえず、階段の上り下りは無理だが歩くだけならよさそう。
それにしても、くじいたのが左足首で良かった。
右なら車の運転できなかったよ。不幸中の幸い。
神は私を見捨ててなかったか。

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