伝説は見事に完結した。
そして、ここにきて「エヒソード4」の副題が「新たなる希望」である意味に納得する。
旧3部作からずっと大好きだったスターウォーズが終わっちゃったなあー・・・。

全編通してアナキンとオビ・ワンのそれぞれの想いが迫ってきて、せつなくて胸が苦しくなりなんだか泣けてしまった・・・。
「スター・ウォーズ」はアナキン・スカイウォーカーの生き方を追う壮大なドラマでもあったのね。
そして、真のジェダイであったオビ・ワンの人生も。
ふたりの人生が交錯することによってさまざまなドラマが生まれたのだ。
オビ・ワンのアナキンへの最後の言葉「I love you.」が哀しすぎるよ・・・。

「エピ3 シスの復讐」を見たあとすぐテレビで「エピ6 ジェダイの帰還」を見たので、感激もひとしお。
だって、ラストシーンのオビワン・ヨーダ・アナキンの霊体のシーン・・・ヨーダの隣でヘイデンくんのアナキンが微笑んでるではないか!
ウワサには聞いていたが、テレビでもちゃんとそのシーンを放送した、ってことにものすごく感激した。
と同時に、ここでも、ああ終わっちゃったんだなあ、としみじみ。

「失うことを恐れてはならない。恐れは執着を生み、執着はダークサイドへの入り口だ」というヨーダの言葉に考えさせられる。「宇宙戦争」を見たときも思ったが、「守るべきものがあるということは、人間を強くも優しくもするけれど、傲慢にもするのだ」と・・・。

ヘイデンくん、エピ2のときは、口元のしまりがない笑いとか線の細さが頼りない・・と思ったが、今回すばらしい悪役っぷり。
目つきも凄みがありなかなか良し。いい男に成長したもんだ。
ひそかに気になっていたジャポーのお守りも「エピ3」では2度も登場。
(ラスト、パドメの胸にかけられていたアレ。くわしくは→http://diarynote.jp/d/34236/_225_40.html)

心残りは・・・
上映トラブルがあったのだよ!
私の映画人生で初めての上映トラブルが、よりによってきっちりと鑑賞したい「エピ3」に来るとは!

「スター・ウォーズ」のオープニングは、20世紀フォックスのファンファーレ→暗闇に文字(a long time ago・・・)→画面いっぱいに「STAR WARS」のタイトルとテーマ曲→宇宙の中に文字が流れる、というのがお約束。
「これで最後」と思うからこそ、大画面でファンファーレからしっかり見たかった。
さらに、よりよい音と画像で見たかったので、わざわざDLPシネマプロジェクター使用の劇場を選んだのに。
それなのにぃー・・・。

上映開始で、ファンファーレは流れるが映像が出ない!
真っ暗なスクリーンにテーマ曲だけが鳴り響く。
えっ?と思っているうちに、観客の何人かは外に出て行き音楽は途中で切られ、シネコンの方の説明が。
「申し訳ございません。不具合がありましたので5分ほどお待ちください」・・・。
・・・待つこと20分。
「DLPプロジェクターの調子が悪いので、申し訳ございませんが通常上映になります」。
えー・・・。
まあ、私はなんだかいまひとつその「差」がわかってなかったのでまあいいかと思ったが、あちこちで「ざけんなよ」「その一言で終わりか」の声が。

その後、またまた5分ほど、映像の確認のためかそこのシネコンのカバのキャラの「ケータイの電源は切れ」とか「たばこはすうな」とかの映像を見せられる・・・・もういいかげんにしてちょーだい、と思ったところで!
始まったよ「スター・ウォーズ」!
しかも、ファンファーレもタイトルもそのカバたちのふざけたキャラと二重映しで・・・!

ああーーー・・。劇場内にため息と罵声が飛び交う。
「いいかげんにしろよ!」「ふざけんなよ!」。バッグをかかえて出てしまう人たちも。
そりゃそーだよ・・・オープニング含めて「スター・ウォーズ」だもん。
上映開始のトラプルで思いっきり興が削がれ、しかも30分遅れだったので駐車券が・・とかいろいろと考えたので、すぐ世界に入れず。

結局のところ、文句があった客たちも出口で一枚ずつ配られた「御招待券」と「駐車場6時間無料」のサービスに気をよくし、劇場をあとにしたのであった。
貧乏性な私も「せっかく6時間も無料だし」とシネコンが入っているビルのお店をムダにふらふらとして帰ったのだった。
カバの招待券でもう一度、今度こそ最初からしっかりと見なくては。

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