介護のお仕事はその日のシフト表によって動いている。
まず、スケジュール表みたいなのに個人ごとに一週間くらい先までの「働ける曜日・時間」をそれぞれ書き込む。
それを見ながら上の方が調整してシフト表は出来上がる。
こちらとしては「月9時−15時」とかとりあえず自分の都合で書いていけばいいけれど、調整する人はものすごく大変だと思う。
学校が夏休みに入った今、小さいお子さんのいるヘルパーさんは休みたいだろう。
・・・とかいって、うちだって小さいお子さんじゃないけど、やっぱり毎日出ずっぱりはちょっとなあ、とか、お盆は恒例のカナダステイにも行きたいしなあ、とか・・・。
とにかく今は人が足りないらしく、夏休みに入ってからはヘルパーステーションは無人状態。
何かあったらすぐ対処できるよう、上の方々や社員さんはステーションにだいたいいるはずなのに・・・。
フルで出てるんだあー・・・と思う。
「磯野さん、ホントに申しわけないんだけど、夕方出られるかなあ。2日間1件ずつでいいんだけど・・・」。
きのうの帰りがけに、シフト調整している社員さんに言われる。
9時から3時まで出たあとに、夕方の6時から7時。
・・・1時間だけだからたいしたことはないけど、いったん帰っているからウチからだとちょっと遠いし、道が混んでる時間だから約2時間は見ないとだめだな・・なんて考えていると、
「・・・どうしよう。だれもいないんだよね。困ったな」と社員さん。
・・・断れない。
最後の一言は、あくまでも社員さんの独り言。
「困ったなあ・・・」とシフト表を見ながら顔を曇らせている。
ああ、私はこの人を困らせているんだ・・・と申しわけなく思い、思わず「いいですよ。行けますよ」と返事。
「あっ。うれしい。助かります」と満面の笑顔の社員さん。
「うれしい」と言われたことで、私も人助けをした気持ちになり、なんだかいい気分になる。
私が都合悪くて出られないときに誰かが代わりに出ていることは確かで、お互いさまだし。
でもねえ、実際、2日続けて夕方の混んでいる時間帯に車を走らせるのはイヤだなー・・・。
夕ご飯も早めに準備していかなきゃなんないし。
まあ、ウチは小さい子じゃないからたいしたことないんだけど。
いったん帰ってきてからまた出かけていくのはおっくうだなあ。
まあ、しょうがないかあ・・・。
さて、この「わたしメッセージ」。
学校でお仕事していたときに、小学生や中学生相手によく使っていたテクニック(?)だ。
「私」を主語として人にメッセージを発信する、というもの。
たとえば、ゴミを片付けてほしいときに、「(あなたが)ゴミ片付けて」というのではなく、「(わたしは)きたないとイヤなんだよね」とか、「(わたしは)きれいになったらうれしいな」と言う。
自分の気持ちとして相手に発信することで、無理なく相手に動いてもらおうというもの。
同じことをやるのにも、人に命令されてやるより自分から動いたほうがいい。
今回だって、「磯野さん、夕方出てくれない?おたがいさまだし」なんて言われて出るより、すんなり出られる。
「困ったな」と言われたことで、その「困ったこと」は社員さんの問題から私の問題に移る。
そして、その問題を引き受けるのは私。
出る、と決めたのは自分なんだからモンクの言いようがない。
イヤだったらそれでも断ればよかったわけだし。
なんてハナシをうちに帰ってからコドモたちにした。
そのあと・・・ゴロゴロしながらテレビを見ていた娘。
「おかあさん、水持ってきて。・・・あっ!水持ってきてもらえたらすっごくウレシイんですけど。氷が入ってたらもっとウレシイな」。
ほう。娘、学習したと見た。
夏休みは始まったばかり。
私はお仕事だし、息子も娘も部活だ・プールだ・塾だ・・と出たり入ったり、今年の夏休みはそれぞれ予定があってなんだかわけがわからない。
うちも、一目で一日の動きがわかるシフト表みたいなのが必要かもね。
まず、スケジュール表みたいなのに個人ごとに一週間くらい先までの「働ける曜日・時間」をそれぞれ書き込む。
それを見ながら上の方が調整してシフト表は出来上がる。
こちらとしては「月9時−15時」とかとりあえず自分の都合で書いていけばいいけれど、調整する人はものすごく大変だと思う。
学校が夏休みに入った今、小さいお子さんのいるヘルパーさんは休みたいだろう。
・・・とかいって、うちだって小さいお子さんじゃないけど、やっぱり毎日出ずっぱりはちょっとなあ、とか、お盆は恒例のカナダステイにも行きたいしなあ、とか・・・。
とにかく今は人が足りないらしく、夏休みに入ってからはヘルパーステーションは無人状態。
何かあったらすぐ対処できるよう、上の方々や社員さんはステーションにだいたいいるはずなのに・・・。
フルで出てるんだあー・・・と思う。
「磯野さん、ホントに申しわけないんだけど、夕方出られるかなあ。2日間1件ずつでいいんだけど・・・」。
きのうの帰りがけに、シフト調整している社員さんに言われる。
9時から3時まで出たあとに、夕方の6時から7時。
・・・1時間だけだからたいしたことはないけど、いったん帰っているからウチからだとちょっと遠いし、道が混んでる時間だから約2時間は見ないとだめだな・・なんて考えていると、
「・・・どうしよう。だれもいないんだよね。困ったな」と社員さん。
・・・断れない。
最後の一言は、あくまでも社員さんの独り言。
「困ったなあ・・・」とシフト表を見ながら顔を曇らせている。
ああ、私はこの人を困らせているんだ・・・と申しわけなく思い、思わず「いいですよ。行けますよ」と返事。
「あっ。うれしい。助かります」と満面の笑顔の社員さん。
「うれしい」と言われたことで、私も人助けをした気持ちになり、なんだかいい気分になる。
私が都合悪くて出られないときに誰かが代わりに出ていることは確かで、お互いさまだし。
でもねえ、実際、2日続けて夕方の混んでいる時間帯に車を走らせるのはイヤだなー・・・。
夕ご飯も早めに準備していかなきゃなんないし。
まあ、ウチは小さい子じゃないからたいしたことないんだけど。
いったん帰ってきてからまた出かけていくのはおっくうだなあ。
まあ、しょうがないかあ・・・。
さて、この「わたしメッセージ」。
学校でお仕事していたときに、小学生や中学生相手によく使っていたテクニック(?)だ。
「私」を主語として人にメッセージを発信する、というもの。
たとえば、ゴミを片付けてほしいときに、「(あなたが)ゴミ片付けて」というのではなく、「(わたしは)きたないとイヤなんだよね」とか、「(わたしは)きれいになったらうれしいな」と言う。
自分の気持ちとして相手に発信することで、無理なく相手に動いてもらおうというもの。
同じことをやるのにも、人に命令されてやるより自分から動いたほうがいい。
今回だって、「磯野さん、夕方出てくれない?おたがいさまだし」なんて言われて出るより、すんなり出られる。
「困ったな」と言われたことで、その「困ったこと」は社員さんの問題から私の問題に移る。
そして、その問題を引き受けるのは私。
出る、と決めたのは自分なんだからモンクの言いようがない。
イヤだったらそれでも断ればよかったわけだし。
なんてハナシをうちに帰ってからコドモたちにした。
そのあと・・・ゴロゴロしながらテレビを見ていた娘。
「おかあさん、水持ってきて。・・・あっ!水持ってきてもらえたらすっごくウレシイんですけど。氷が入ってたらもっとウレシイな」。
ほう。娘、学習したと見た。
夏休みは始まったばかり。
私はお仕事だし、息子も娘も部活だ・プールだ・塾だ・・と出たり入ったり、今年の夏休みはそれぞれ予定があってなんだかわけがわからない。
うちも、一目で一日の動きがわかるシフト表みたいなのが必要かもね。
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