大河ドラマ「義経」終了。
大河は1年間だし、途中で脱落することもしばしば。
だから、無事ラストの「完」まで見届けると達成感がある。
一昨年「武蔵」は夏前に脱落。
昨年「新撰組!」は途中しぶしぶだったがコースアウトせずラストへ。
「義経」は飽きることなく見た。
「あれっもう終わり?ってことはもう1年たっちゃったの?」と以前に比べて月日のたつのがはやいこと・・・。
始まる前はタッキーや石原さとみ・上戸彩(なくていい役)・ゴマキ(あまりのちょい役)などなど若手がクローズアップされていた。
が、これは平幹二郎・渡哲也・松坂慶子らの重鎮による大河で、運命に翻弄される義経の生涯は見ごたえがあった。
源氏と平家の戦いの場面も迫力があってすばらしく、タッキーの義経は「華」があってとてもよかった。
「義経は平泉高舘・持仏堂にて妻子とともに火をはなって自害した」というのが歴史上の通説。
が、大河ではなにがなんでも石原さとみの静御前にスポットを当てたいらしくいつのまにか「妻子(正妻の子は女の子)」の存在はカット。
まあ、お話ですからね。
私は奥州藤原氏のおひざもとで生まれ育っている。
物心ついたときから学校の遠足とか社会科見学といえば中尊寺や毛越寺。
奥州藤原氏の栄華と滅亡、それにからむ義経のお話は子守唄代わりに何度も何度も聞かされた。
地元では「義経北行伝説」は一般的で、義経は生きて平泉を逃れ青森から北海道に渡ったとされている。
県内各地に義経が立ち寄ったとされる場所が点々とあり、その点は見事にひとつにつながり青森へつながっているからだ。
そして、藤原泰衡の人物像。
今回の大河では渡辺いっけいがすばらしくキョドった演技で、「頼朝の圧力を恐れるあまりに、父・秀衡より託された義経を死に追いやってしまう」泰衡を演じていた。
これも歴史上の通説どおり。
が、地元で育った者たちの語り伝えはちょっと違う。
泰衡は非常に温厚で冷静な判断をする人で、戦いが嫌いだった。
できれば鎌倉ともいい関係を築きたかったし、義経とも兄弟のように心が通じ合っていた。
だから、「持仏堂に火をはなって義経は自害した」として、実は義経を秘密に逃がしてやったのだ、と。
義経を討ち取った証拠に鎌倉に届けさせた「義経の首」も、他の人の首。
時期は夏のころで本来なら10日ほどで鎌倉まで行けるのに40日ほどかけて酒につけた首桶を届けさせたために、鎌倉につくまでには首はどろどろになり誰のものかわからなかった、とか。
義経が大陸に渡ってジンギスカンになったかどうかは知らないが、なんというか、ロマンを感じさせる「義経北行伝説」である。
次の大河は仲間由紀恵かー。
なんか、そそられないんだよなー。
大河は1年間だし、途中で脱落することもしばしば。
だから、無事ラストの「完」まで見届けると達成感がある。
一昨年「武蔵」は夏前に脱落。
昨年「新撰組!」は途中しぶしぶだったがコースアウトせずラストへ。
「義経」は飽きることなく見た。
「あれっもう終わり?ってことはもう1年たっちゃったの?」と以前に比べて月日のたつのがはやいこと・・・。
始まる前はタッキーや石原さとみ・上戸彩(なくていい役)・ゴマキ(あまりのちょい役)などなど若手がクローズアップされていた。
が、これは平幹二郎・渡哲也・松坂慶子らの重鎮による大河で、運命に翻弄される義経の生涯は見ごたえがあった。
源氏と平家の戦いの場面も迫力があってすばらしく、タッキーの義経は「華」があってとてもよかった。
「義経は平泉高舘・持仏堂にて妻子とともに火をはなって自害した」というのが歴史上の通説。
が、大河ではなにがなんでも石原さとみの静御前にスポットを当てたいらしくいつのまにか「妻子(正妻の子は女の子)」の存在はカット。
まあ、お話ですからね。
私は奥州藤原氏のおひざもとで生まれ育っている。
物心ついたときから学校の遠足とか社会科見学といえば中尊寺や毛越寺。
奥州藤原氏の栄華と滅亡、それにからむ義経のお話は子守唄代わりに何度も何度も聞かされた。
地元では「義経北行伝説」は一般的で、義経は生きて平泉を逃れ青森から北海道に渡ったとされている。
県内各地に義経が立ち寄ったとされる場所が点々とあり、その点は見事にひとつにつながり青森へつながっているからだ。
そして、藤原泰衡の人物像。
今回の大河では渡辺いっけいがすばらしくキョドった演技で、「頼朝の圧力を恐れるあまりに、父・秀衡より託された義経を死に追いやってしまう」泰衡を演じていた。
これも歴史上の通説どおり。
が、地元で育った者たちの語り伝えはちょっと違う。
泰衡は非常に温厚で冷静な判断をする人で、戦いが嫌いだった。
できれば鎌倉ともいい関係を築きたかったし、義経とも兄弟のように心が通じ合っていた。
だから、「持仏堂に火をはなって義経は自害した」として、実は義経を秘密に逃がしてやったのだ、と。
義経を討ち取った証拠に鎌倉に届けさせた「義経の首」も、他の人の首。
時期は夏のころで本来なら10日ほどで鎌倉まで行けるのに40日ほどかけて酒につけた首桶を届けさせたために、鎌倉につくまでには首はどろどろになり誰のものかわからなかった、とか。
義経が大陸に渡ってジンギスカンになったかどうかは知らないが、なんというか、ロマンを感じさせる「義経北行伝説」である。
次の大河は仲間由紀恵かー。
なんか、そそられないんだよなー。
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