「デモナータ1幕 ロード・ロス」
2006年1月25日 読書
手に汗を握り寝る間も惜しんで読んだ「ダレン・シャン」のダレン氏の新作！
おっもしろいっっっっ！
なんとタイムリーなことに、「デモナータ2幕 悪魔の盗人」が今週末に発売されるという。
ラッキーっっ！
「ハリー・ポッター」「デルトラ・クエスト」「バーティミアス」「リンの谷のローワン」「七つの封印」「セブンスタワー」などなど、ファンタジーとされるものの中で一番ドキドキわくわくしたのが「ダレン・シャン(全12巻)」。
「ダレン・シャン」は吸血鬼のお話だったが、これほど次が読みたくてたまらない！という作品はなかった。
そして今回の「デモナータ」は悪魔のお話。
人狼のお話などもからみ、次に何が起きるのか予想できない展開が続き、あっという間に一気読み。
全10巻くらいになる予定だそう。
「ダレンシャン」シリーズと同じく訳は橋本恵さんでとってもわかりやすいし、表紙・挿絵とも田口智子さんでものすごくキレイ。
「ダレン・シャン」「セブンスタワー」に続き小学館から出ているので、オマケの新聞みたいなのがまた楽しい。
息子に「ダレンの新作出たよ」とすすめると、寝る直前の11時半にページをめくって「3ページ読んだらやめられなくなって夜中の2時すぎまでかかって読破した」とのこと。
娘にすすめたら「えー・・」とあまり気のすすまない返事をしたにもかかわらず、やっぱりはじめの何ページか読み始めたら続きが気になり風呂に入る時間ももったいないほどのいきおいで読んでしまった。
息子「かなりグロ？でもそこが読ませる」。
そうそう。子供向け作品にあるまじくダレン氏の作品は血が吹き出たり殺されたり残酷なシーンがけっこうある。
第一章からして「ねずみのはらわた」だもんな。
でも、それがまた読ませる刺激になっている。
オトナは「ためになる」とか「道徳的」とかそんな基準でコドモに本を選んですすめたりするけれど、「読書っておもしろい！」とコドモが思うのは、こんなワクワクドキドキの作品に出会うかどうかなんだろうなあ。
オトナだってそう。
ベストセラーとかナントカ賞とかいろいろな本選びの基準はあるけれど、膨大な本の中から「トイレに行く間も惜しんで一気読み！」という本にあたるとヤッター！と思う。
ベストセラーだからって全部が全部おもしろいわけでもないし、「コレは当たり！」と思える本はそんなに多くない。
今週末の「デモナータ2幕」の発売が楽しみ！
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