節分メニュー

2006年2月1日 日常
スーパーやコンビニに行くと節分用の「恵方巻(えほうまき)」が売り場に並んでいる。
鬼のお面といっしょに豆やひいらぎも山積みされている。
毎度のことながらスーパーの店先で季節を感じるワタシ。
風の色や空気の匂いで季節を感じたいものですな。

節分は2月3日だよ?とは思うが、うちみたいにクリスマスを12月22日にやっちゃうウチもあるしな。
節分となるといよいよ春が近いなあーとちょっと華やいだ気分に。

結婚してこちらに来て十数年。
冬なのに外にふとんが干せるし洗濯物も外干しでカラリと乾くし過ごしやすい関東の冬だから、考えてみれば別にそれほど強く春を待ちわびるというわけでもない。
毎日雲ひとつない青空で空気は澄んでいて、からっ風さえなければここらでは冬はなかなか快適な季節だ。
それでも北国育ちのDNAがなせる業なのか、なーんか「春を待つ気持ち」になっちゃうんだなあ。

節分といえば、次の日は立春。暦の上では春。
今年は恵方巻を予約してみた。
予約しなくても買いっぱぐれることもないが、予約特典として「方位磁石」がもらえるというので。
どうせ恵方巻は買うんだし、タダでくれるもんはもらったほうがいいでしょー。

今年の恵方は「南南東」。
磁石の使い道はその正確な方位をみるくらいだなと思っていたが、方向オンチの私には頼もしい味方になりそう。
介護のお仕事は車移動。
知っている道ならともかく、私は地図も読めないしさっぱり道が覚えられない。
一度行った道でも、逆方向になると景色が違うので戻れない。
知らない道で「この方向に行けばだいたいここらに出るだろう」というカンはことごとくハズれる。
住宅街で迷子になってしまい、自分のケータイのGPS機能で現在地を調べたことも何度もある。

ここらでは「樹海」と呼ばれる地域が何箇所かある。
それは区画整理前の住宅街。
畑だったところに家を建てては道を作って広げていったので、道の方向が一定していないし入りくんでいる。
同じような家が立ち並ぶので目印もない。
私のような方向音痴は、一度ハマってしまうとグルグルとさまよい続けるのだった・・・。

どこにいるのかわからなくなるのは方角がわからなくなるから。
方位磁石があればそんなときに役にたちそうだ。
ドライブのお供に方位磁石♪

さてさて。「恵方巻」はいいとして、今年初めて見たのは「節分ソバ」。
恵方巻みたいにソバが海苔に巻いてあるの?と思ったがどうやら違うみたいで普通の日本ソバ。
説明を読むと「立春の前日の節分は冬から春への節目の日。年越しなので幸せを願ってソバをいただきましょう」とのこと。
ソバ業界の新商法?
ま、太巻きといわしとソバだったらそれほどヘンな取り合わせでもない。
「クリスマスはケーキ・チキン・シャンメリー」みたいに、かえって「節分メニュー」として定着してくれればラクでいいかもね。

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