働けど働けど

2006年2月8日 日常
今週はお仕事週間。
コドモがカゼなどでお休みする人が多いらしく稼動できるメンバーが少ないらしい。
保育園や小学校低学年の子のおかあさんが多いので大変だろうな。

いつものパターンに加えて、「磯野さん、どう?もうひとつ行ける?」とか「もっとお仕事あるよ」とか社員さんに言われ、一件もう一件と追加していくうちに今週はびっちり埋まってしまった。
このご時勢、働けるということはありがたいことです。
春は出費がかさむし、ちょうど今稼いでおくといいかなー。

それに外に出ると元気になる。
私はもともとオタク気質なインドア派なので、人と会わずに自分の世界にこもっていられるなら(ゲームとか本とか映画とか)それはそれでしあわせ。
でもそんなのが続くと「人としてどうよ?」と自問自答してしまうので、適当に外に出て人と会う状況になっているのがいい。
介護の仕事は意外と天職?と思うほど、その状況になると「ヘルパー磯野」の人格が降臨してきて、「気の効く元気で明るい人」になれる。
もともと人格を演じるのは得意だったんだけどね。

それでも、こうして働いたお金は右から左へとコドモ費に消えてしまう。
塾代に万札がどんどん消えていくし、春休みは息子はスキーに行くとか娘はディズニーランドに行くとか。
自分が行くんじゃないのに。
春になったらここんところぐんぐんと伸びていく息子と娘のお洋服代も必要だし。
私は「ブティックしま(注・ファッションセンターしまむら)」とかユニクロの服なのにー。
娘、中学に入ればなんの部活に入るか知らないけど費用がかかるし。
普通の公立中学で、教育費はかからないはずなのにこんな状態・・・。
「働けど働けど わが暮らし楽にならざり じっと手を見る」。
石川啄木先生の句を思うのだった。

が。まあしょうがないのか。
今をさかのぼること20年ウン年前、私が東京で一人暮らしをして大学に行っていたとき、娘への仕送りのため父母も「一日500円見当で生活していた」と言ってたもんなあ。
そんなことはいっさい知らないでお金の心配なんかしないでやりたいことはやらせてもらったから、順番なんだろう。

高い買い物はできないけど、主婦友たちとランチ行ったり娘と回転寿司に行ったり、一人で映画見に行って帰りに駅弁大会で弁当買って帰ったりできるのは自分の自由になるお金があるからだし。
コドモの教育費だろうがなんだろうが働く目的が明確だとはりあいもあるしね。
・・・と自分に言い聞かせてがんばろうっ。

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