高校訪問

2006年8月5日 日常
窓を開けると熱風が吹き込む夏真っ盛り。
36度だってー・・・うげー聞いただけでぶっ倒れそう。

夏休みになって4つ目の高校訪問。
休み中に県立高校3校、私立高校3校がとりあえずの予定。
「説明会の場所が冷房が効いているか?」
きょうみたいな気温の日はコレは重大。

イマドキしかもこんな真夏に冷房なしなんてありえない、はずだが、先日行った県立高校は冷房なしの体育館での説明。
ビニールシートをしいた上に並べられたパイプイスに座らされ、蒸すわ暑いわで背中は滝汗でさんざんな思いをした。

本日の訪問校は「最寄り駅駅徒歩一分」。
説明会場が冷房が効いていれば暑い思いはしなくてすむ。
私立高校なら冷房がガンガン効いたホール(ちょっとした映画館みたいな)に通されるのだが、県立だし・・・。

駅でいっしょに行く友達たちと待ち合わせ、いざ電車へ。
電車の中にはすでにそれらしき中3生と母たちの姿。
みなさんマジメそうである。
どこの説明会に行ってもそうだけど、うちの中学の子たちみたいにズボンを下げ気味の子はいない。
髪の毛もたってもいないし、夏なのになぜか長袖ってのもうちの息子のみ。

しかもけっこう仲良し母子連れが多くて、息子と母で並んで談笑しながら歩いたりしている。
うちは「一歩家から出たら話しかけるな」オーラが出ているので、他人のふり。
今のところ高校訪問は母子とも友達といっしょなので、ビミョーな距離を保って別々に歩かなくてすんでいるけど・・・。
個別相談会になったら二人で行かなくちゃいけないもんなー。

目的の駅を降りると校舎がすぐ間近に。
県立男子校なのに、ものすごくキレイで設備も良くすばらしい。
寒いくらいに冷房が効いた明るくきれいな学食でしばし待った後、これまたびっくりするくらい立派なホールに通される。
空調があまりに快適で待っている間に寝てしまいそうになるほど。

私立高校に比べ説明は通り一遍なのはしょうがないが、学校生活のダイジェスト版ビデオは、私からすればちょっと男子校萌えーなカンジであった。
旧制中学の流れで「質実剛健」。

コレコレ、私の出身高校も旧制中学の流れの「質実剛健(しつじつごうけん)=地道に真面目に努力する、強く逞しくなる」。
男子はバンカラでてぬぐいを腰から下げたり下駄をはいて通学したりしたっけ。
応援団は和太鼓に合わせて野太い声で応援歌歌っていたし。
まあ、それは昭和の時代だが、昔を思い出し応援団の活動などビデオを見ているだけで血が沸き立ってくる。
私は男女共学だったけど、ここは漢(おとこ)の園。
なーんかよさそう。

帰り道、「ここいいじゃん。駅近いし」と息子や友達に言ってみる。
「遊ぶところねぇし」。
「コンビニもマックも何も寄る場所ねぇし」。
「女子もいねぇし」。
・・・質実剛健とはちょっと無縁な男子中学生たちであった。

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