きょう9月21日は「世界アルツハイマーデー」なんですと。
ほうーそうなんだ・・・。

最近、「・・・あれっ???」と思うことが多くて、「もしかしたら若年性アルツハイマーなのでは」と自分を疑ってしまうことがたまにある。
若い頃は記憶力バングンだったはずの私の脳も年とともに衰え・・・ったって、近頃ホントだいじょうぶかよ?と思う。

つい先日。
会社で帰りがけにタイムカードを押そうとしたら私のタイムカードがない。
一昔前の図書館の利用カードみたいに、個人ごとに差してあるのだが自分のカードがあるべき場所にないのである。
「・・・タイムカードないんですけどどうしたんでしょうね」と私。
事務のおねえさん、「ええーおかしいなあ、あるはずだけどなあ」と席を立ち、ざっとタイムカードが差してある箱を見て・・・
「あるじゃないー。やだー磯野さん、ちゃんと確認してから言ってよ」。

タイムカードは別の人の場所にさしてあった。
・・・だれかが間違えて私のを取って別の場所に戻したのか、と思い、「あれーだれかまちがえたんだ。自分のところにないからわかんなかったあ」と言う。
すると、別の事務のオバチャン、「磯野さん自分でそっちにさしたのよ?だれか、なんてだれもやらないわよー」と。

・・・えっ私?
「財布なくなったってさわいでヘルパーさんを疑うおばあちゃんみたいですね」とその場は笑ってごまかす。
が。まさにこの状況は!

先日、別のヘルパーステーションの利用者さん宅で財布がなくなったという事件があった。
利用者さんの主張は、「私はちゃんとカバンに入れてタンスに入れていた。それなのになくなった。私がやったのでなければ、家に出入りしているヘルパーが持って行ったに違いない」とのこと。
自分じゃないと自信があれば、他の誰かがと思うのはまあ自然な思考だろう。
だって自分はやってないんだもん。
ほかのだれかがやったに違いない。
結局、その家の息子さんがなぜか冷凍庫の奥からビニール袋に包まれた財布を見つけ一件落着。
おばあちゃんはそれでも「ヘルパーが冷凍庫に隠した」と言ったらしい。

以前、というかつい最近までなら自分がやったことや言ったことは100パーセント覚えていて当たり前だった。
が最近どうもアヤシイ。

冷蔵庫を開けたはいいけどなんのために開けたのか忘れる、とか。
2階にモノを取りにいったはずなのに、別のことをしてしまうと最初の目的の「モノ」を忘れて下に降りてきてしまう、とか。
片付けをして保管場所を移してしまうと、ものすごく大切なものでなければどこにやったか忘れる、とか。
あとで見ようと思ってパンフレットなど引き出しに入れてしまうと、しまったことを忘れる、とか。
とかとかとか・・・もう数え上げればきりがない。
映画やマンガ・本だって、少し前のものになると「おもしろかった!」ということは残るが「どんな話だった?」と言われると、ストーリーうろ覚えだったり。
驚異の忘却力にわれながら関心するほどだ。

タイムカードだっていつも自分の場所にちゃんと戻しているはず。
でももしかしたら、何かしゃべりながら無意識に他の場所に戻していたかもしれない。
まーとにかく「絶対に自分じゃない!」と言い切る自信がない。
もしかしたらやっちゃったかもなあ・・・と。

おととい「たけしの本当は怖い家庭の医学スペシャル」でアルツハイマーが特集で取り上げられていた。
それによると、「物忘れが増える・会話の中に『アレ』『ソレ』が増える・ふたつ以上のことが同時にできない」のが兆候という。
うわーまだ40代なのにイヤだよー・・・。
今アルツハイマーの新薬が治験段階に入っていて、あと2年もすればアメリカで発売が開始されるらしい。
それまではDHAやリコピンを積極的に摂取することなんですと。
食事に気をつかっているお年寄りたちは90近くになってもしゃんしゃんとしてるもんなあ。
やっぱり普段の食生活が大切なんだよねえ。

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