11月はあまりお仕事入れられないからのんびり・・・のはずだったが。

冬の発表会に向けて合唱団の練習が再開。
二学期末のPTA広報誌発行のため編集作業が大詰め。
自治会班長として歳末助け合い募金やら年末のパトロールやら。

春からずーっとお仕事が忙しかったし、ここにきてまたまた予定が立て込んでしまって。
おかげで主婦友たちとも疎遠になり「磯野さん元気なのかなー?」とのウワサがとびかっているらしい。

平日の昼間があいてないと、ウォーキングに行ったりランチやショッピングに行ったりという主婦友たちとの交流がなかなかできない。
「ヒマじゃない」と思われると声もかからなくなるものね。

そういえばここんとこ、ケータイの着信は「○○ケア」(会社です)ばっかりだなあ。
メールは「××ゼミナール」(息子の塾。入退室時にメールがくる)と「△△市あんしんメール」(市の不審者情報などのお知らせ)が並んでるし。

私のケータイの着信音が鳴ると、娘「あ。おかあさん。あんしんメールだよ」とか「塾、INだよ」とか、どこからのメールか見てもいないのに教えてくれる。
見なくてもだいたい最近はそればっかりなんだけどね。
そのあとに「おかあさん、ともだちいないの?」・・・。

・・・あんたたちみたいにおもしろがってメールする時期は私はとっくに過ぎてるんだよ。
主婦友でもだれでも、最近は用事がないとわざわざメールしないし、その用事だって電話のほうが早く済むとそれで済ませるし。

それでもなあ、受信メールの画面に「あんしんメール」と「ゼミナール」ばかり並んでいるのはどうもなんだか味気ない。
ともだちいないのか?と思わず自問自答してしまう。

というより、一体「友達」ってなんだ?と思うきょうこのごろ。
子供の年が同じということから始まって、10年以上ずーっと続いてきた主婦仲間との交流。
親子いっしょにいろんなところに出かけたし、お互いのうちを行ったり来たりもしてきた。
夏休み冬休みには旅行にも行ったしお泊り会もした。
つきあいがめんどくさいなあと思うこともあったが、今思うと子供たちもいっしょで楽しかった。

彼女たちとは「友達」だ。
・・・と思っていた。最近まで。
わいわいいっしょに集まって楽しんで。

それでもこうしてちょっとだけ距離を置いてみた今。

スーパーなどで主婦友Aにばったり会ったとする。
A「磯野さん、このごろいっしょにウォーキング行けないじゃん」。
平日はなかなかあいてないよなー家事だってたまってるし、と思いつつ、「最近仕事忙しくてさ。私が働かないとコドモの服も買ってやれないよ。ダンナお金よこさないし」などとちょっとグチったとする。
すると別の日に主婦友Bから「いよいよ離婚の危機だって?Aさん心配してるよ。磯野家はだいじょうぶかなって」みたいな話をされたりする。

「その場にいない人の話で盛り上がる」。
これはまあ女性にはよくありがちなんだけど、そんなふうに話が大げさになって広がっているのか、と思うと本音とか困ったこととか・・・話せない。
いっしょに集まっていた中で自分のコトバでみんなに言って、それに対してああだこうだ言ってもらえるのはありがたいんだけどさ・・・。

主婦友たちや合唱団・PTAの仲間、仕事の仲間。仕事先で出会う人々。
いろんな人たちに囲まれたくさんの会話をして私は日々生活してる。
それでも自分の「素」を見せられる相手って考えてみればいないなあ。
私は違うけど一般的にはダンナがそんな存在なのかな?

娘や息子といっしょの時間が一番ラクだ。
でもこの人たちはいずれは離れていく人たちだからねえ。
実家の父母もいつまでも存在する人たちではない・・・。
そう思うと、私はこの先だれにも本音を話すことなんてないのかなあなんて思ってしまう。

まあこんなことは深く考えるとあまりいい方向にいかないのでやめておこう。
あしたもPTAとパトロールで忙しくなりそう。

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