卒業

2007年3月16日 日常
濁流に押し流されるように一週間が過ぎる。
やっと受験が終わったなと思ったときには目の前に「卒業」が。
あれれ、ちょっと待ってよ卒業しちゃうじゃない、ちょっと待ってー・・・と思っているうちに、きのうは中学校卒業式。

寒かったっっっ!
ババシャツを3枚重ね、カイロを3枚仕込み、足元にもカイロ・・・でも肩の辺りや足元がどんどん冷えていく・・・。
ここらではインフルエンザの嵐で、在校生はかなりの数いないし、卒業生も数名欠席。
体育館はせきこむ音と鼻水をすする音でいっぱい。

娘もちょうど熱を出していて、兄の卒業式には出席できず。
「旅立ちの日に」とか「遠い日の歌」とか、うちで練習してたのになあー。
恒例の「大地讃頌(だいちさんしょう)」聞きたかったんだけど、今年の歌唱力ではムリだったらしい。
「旅立ちの日に」は去年娘の小学校卒業式で聞いたののほうが数倍じょうずだったし、「遠い日の歌」もなかなかのグダグダ感はぬぐいされず。
ま、さっくりと終了した卒業式でした。
感動・・・とはちょっと距離感あり?
娘がいるからまた中学校には行くしね。
涙ナミダは幼稚園の卒園式が一番だったかなあ。

午後からは母たちは校内で卒業を祝う会。
卒業生たちは、クラスごとにマックやサイゼリアで召集がかかり最後の打ち上げ。

会で3年前の入学式からのスライドが上映された。
中学生になったばかりの男の子たちはまだまだほんの子供で・・・。
画面いっぱいに映し出された息子やその友達たちのコドモコドモした笑顔。
今ではカメラに笑顔なんか絶対向けなくなったが、思いっきりポーズをとったりしてほんとにあどけない。
身長だって150センチなかったもんな。
ほっぺはふっくらしてつるつるしてるし髪型もコドモっぽいし、制服も体育着もブカブカ。
上履きの白がまぶしい。

今じゃみんな背丈は170を超え、ニキビ顔だったり眉毛が細かったり。
制服のブレザーもなんだかヨレヨレになってネクタイの胸もとをゆるめたりしてだらしないって言えばだらしない格好に。
初々しさのカケラもなし。

息子たちのカワイイ写真に「ほんとにかわいかったねえ」「ついこの前までママ、ママって言ってたのにねえ」と目を細める母たち。
男の子は、女の子とはまた違った意味でカワイイんだな。
そのかわいかった時代の息子と過ごした蜜月のような記憶があるからこそ、きっと「母」はいつまでも「母」でいられるんだろう。

・・・・朝10時をまわったが、息子はまだ寝てる。
娘もきょうも熱で学校お休み。
きのうは結局息子の帰宅は夜10時。
「もう一生会わない人もいるんだろうけどビミョーな終わり方だった」と言いつつ、クレーンゲームで獲ったハーゲンダッツやマーブルチョコをたくさん持ち帰った。

最後は公園でみんなで恒例の花火をしたそうだ。
息子は女の子たちに写メをとられたりしていてなかなかの人気だったそうだ。
・・・こんな情報は仲のいい母たちからのメールで。
息子は絶対言わないし。
同じ高校に行く知ってる子がいないので、これからは情報が入らなくなる。
どこで何やってるかさっぱりわからなくなるんだろうな。
まあそれもコドモ時代からの卒業なのかな。

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