男弁当

2007年4月17日 日常
せっかくお休みで主婦業ができるのに雨だよ・・・きのうも今日もあしたも。
気持ちよく晴れた空の下で洗濯干したり布団干したりしたいのにー!

さて。高校生の母としての生活の変化は毎朝の弁当作り。
中学校は給食なので連日の弁当作りは私の人生で初めて。
自分もダンナも弁当は持っていかないし、幼稚園も週に2日だったしなあ。

息子はあまり食べることに執着がない。
とにかくハラに入って、お手軽に食べられればそれでいいらしい。
私や娘ならいろんな種類のものを少しずつたくさんというのが好きだが、息子はそんなのはめんどうらしい。
男の子はみんなそんなもんかもしれないが、たまに部活の大会などで弁当を持って行くときも「おにぎりだけでいい」とか。

今回も、「おかずはちまちまと入れなくていい」「ヨウジとかホイルとかは、コドモっぽい色のついたのとか何か書いてあるのは入れるな」。
・・・そういえば、過去にも息子に好評だったのは「二段ウナギ弁当」と「カツどん弁当」。

「二段ウナギ弁当」とは、朝、時間がなくて、上下段ともにごはんをつめ、たまたま冷蔵庫にあったあまりものの中国ウナギをのせてタレをかけたもの。
「・・・息子、ごめん」と思って持たせたら「きょうのはうまかった!」と帰ってきて言われた。

「カツどん弁当」も、おかずがなくて上の段に冷凍カツどんの具をあっためて入れて、下の段にはごはん。
息子、いつも急なんだもんよ。「あした、弁当」とか前の晩に言われたってムリだって。
そのときも、しょうゆの小袋といっしょに「ごはんにのせて食べて」と持たせたら意外と好評だった。

彩りにプチトマトとかブロッコリー、たまごやきとからあげ・・・なんて、ちまちま入れるよりそういうシンプルな弁当のほうが食べた気がするんだろうな。
いかにも「男の弁当」みたいなカンジ?

とりあえず先週一週間は私も気が入っていたので、毎日おかずを数種類彩りよく詰めてやった。
一度、サプライズでタコさんウインナを入れてやったら、「もう信用できねぇ」と言われてしまったが。
外では硬派をきどっている息子が、タコさんウインナを見たときのあせった顔が目に浮かぶ。

以前、先輩母たちに「高校生になったら毎日弁当だよねえー。大変だよねえ」と聞いたことがある。
けっこうみんな「大変よー」とか言いながら、それほどでもない口調だったのがフシギだった。

自分がその立場になってわかること。
確かに5時半に起きるのは毎朝となると大変だ。
でもね。
高校生にもなると親が手をかけてやれるのは食事作りくらいなのかもしれないな。
部活や勉強に追われて、家にいる時間が少なくなる。
家にいても今までみたいにそこらにいてあれこれしゃべる時間は少なくなる。
うれしいようなちょっとさびしいような。

来週はひさしぶりに二段ウナギ弁当でも作ってやるかな。

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