けさはひさしぶりに涼しい朝で雨の音で目が覚める。
新聞をとりに外に出るとさわさわと肌にあたる風が気持ちいい。

お祭りのようだった高校野球シーズンも終わりちょっと寂しい。
楽しみがひとつなくなっちゃったなー。

きのうは決勝戦にあわせてお休みをとってあったのでライブで堪能できました。
佐賀北おめでとう!
普通の県立高校でもやれるんだねえー!
勢いってのはホントすごいもんだ。
やっぱりダメかーここまできただけですごかったもんなーと思っていた流れの中での満塁ホームラン。
甲子園の女神が佐賀北にほほえんだのを見た思いがした。
そしてラストのピッチャー対決。
野村くんの三振での試合終了は、去年の早実VS駒大のラストとかぶって、ああー甲子園の神様の采配だなあと思ったよ。

私は北のDNAなので、甲子園では北のチームを応援してしまう。
特待生とか野球留学とかで地元の子はあまりいないとはいえ、やっぱり駒大ズや仙台育英や青森山田など北のチームが勝ち残れば応援にも熱が入るってもんで。
だって、ほんの10年前くらいまで北のほうのチームは一回戦突破できなかったのでは。
それを思うと、ここ数年かなあ、ダルビッシュの東北高校や駒大苫小牧の活躍で、北国のチームでも互角に渡りあえるようになったんだなあーと感激する。
今回の佐賀北の優勝は、普通の県立高でもやれるんだ!と全国の球児たちに希望を与えたと思う。
うん。よかったよかった。
いやいや。広陵もがんばった。

今年は表舞台の球児たちだけでなく、ブラバンやチアや応援団の様子も見てきたので、ああーいいなー一生懸命だなあ高校生!と感激。
もうホント、全国のがんばったみんなに拍手を送りたい!

今年は南のチームが勝ち残っていったので、帝京が負けた時点で一瞬興味がなくなってしまってはいたんだけど。
それでも、終盤になるとだんだんと勝ち残ったチームの選手の顔と名前を覚えていって親近感がわいてくる。
広陵のピッチャー野村くんはなかなかイケメンで、あれで眉をととのえて髪の毛を今風にしたらずいぶんといいんじゃないの?とか。
佐賀北のピッチャー馬場くんや常葉菊川の田中くんは明治時代の書生さん風だし、久保くんは大垣日大の森田くん?と同じくかなり野生的な顔立ちだなあ、とか。
佐賀北の井出くんはちっちゃくて笑顔がカワイイ、とか。
そんでもなんつってもずっと注目してきたのは帝京のカッキー(垣が原くん)だよ、とか。
仙台育英の佐藤くんはマウンド上では超かっこいいのにギャップが・・・とか。

私「おかあさんには高校球児はみんな同じだなあ。オニギリくんってカンジ?」
娘「そんなことないじゃん。野村くんなんてボウズであの実力だよ。まつげ、長っ!」
私「こっち(長崎日大)のピッチャーは昭和のイケメンの香りがする」
娘「・・・昭和のイケメンの香りってなにー?」
などなど、夜な夜な熱闘甲子園を見ながら娘とあれこれ言い合うのも楽しかった。

もう新聞のNHKテレビ欄に高校野球の試合もないし夜中の「熱闘甲子園」もない。
車のラジオをつけても野球放送はないんだあー・・・。
毎年のことだが、甲子園が終わると少しずつ風にも秋の気配が混じる。
夜の庭では虫の音が聞こえるようになる。
残暑はまだまだ厳しいけれど秋はそこまで。

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