ロタ襲来

2007年12月18日 日常
ロタウィルスだかノロウィルスだか厳密な区別は知らんが。
学校関係とか介護関係では冬の風物詩とされる「吐いたり下ったりする集団風邪」の季節。
強い感染力を持つウィルスが患者の吐しゃ物や排泄物に含まれるため、集団でひとり出ると次々と感染するというもの。

小学校で仕事してたときもしょっちゅうあった。
つい1分前まで元気で走り回っていた子がいきなりうずくまったかと思うと、ゲロゲロー。
机の横にかけてある赤帽で受けたこともある。
冬になると各教室には使い捨てビニ手袋が置いてあって、何度その処理をしたことか。
介護業界に移ってからも何度かその処理をした。
でも、そんな前線にいたのに私は一度もうつったことはなかった。

「私だけはだいじょうぶ」なんてことはないもので・・・。
潜伏期間は1日から2日とか。
それはやっぱり「突然」だった。
忘年会があって家に帰ってきたのは夜中の12時すぎ。
普通に風呂に入って普通に寝た。
2時半ころ目が覚める。
なんか、ヘンだなー。眠いはずなのに頭がやけにさえる。
足が冷たくて眠れないなー。
そんなこと今までなかったのに・・・と思いつつ1時間ほどベッドの中で。

と、突然こみあげるものが。
ヤバっっ!とティッシュを5枚ほど引き出してまず口に当てる。
体を起こすともうダメ。
トイレに駆け込む。
・・・あー。ついに来たか。

それからは本当に教科書どおりの展開だった。
一時間おきに数回吐く。
そのあと下痢・・・。とにかくハラが痛いし寒気がする・・・。
熱はなし。

ちょうど日曜日でダンナと息子がいた。
娘は朝から一日部活で遠征。
「絶対うつすなよ!!!」という彼らのオーラがびしびしと伝わる。
アクエリ2リットルを一本とコップを置かれ、隔離される。
連絡はケータイ。
「何か食べたいものは?」とか聞いてくれてもよさそうなものだが。
どうせ何も食べたくないからいいんだけどさー。
・・・と思ったらそのうち、ダンナが気をきかせて栄養ドリンクとゼリー類などを買ってきてくれる。ありがたやー。

次の日の朝には、すっかり治まり「あれ?もう終わり?」。
3日くらいかかるかと覚悟してたのに。

ためしに朝、起きないでいたところ、黙々とダンナも息子も娘も起きてそれなりに準備してでかけていった。
あの人たちは私がしゃべらなければ無口なもんだから、なんの会話も聞こえず、ただ起きて食べて出てったってカンジ。
それでも、そのあと起きてみたら台所も居間もそれなりに片付いていてゴミも出してあり感心。
灯油も入れてある。
なーんだ。やればできるじゃん!
ダンナもこれで言葉があれば少しは救われるのに・・・。

その後、ハイターでトイレや洗面所・ドアノブその他消毒して掃除して洗濯して・・・。
まだかかると思ったから仕事はお休みだし、ぬくぬくとひきこもって本を読んだりドラマの消化をしたり。
こうしてほっこりと引きこもって過ごすのが私は好きだなーと再確認。

一日断食状態になったら、なんかもう添加物などで汚染された食物は食べたくない気分。
玄米ごはんとかただの温野菜とかそんなのでいいってカンジの腹具合です。

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