あれあれという間に2月も半ば。
占い関係で、今年の私は金運がいいはずだったのにさっぱりだなあー・・・と思っていたら。
先日、セルフのガソリンスタンドに行ったときのこと。
めずらしくレジには3人ほど並んでいた。
原因は、バイトらしきオネエチャン。
目がすっかり隠れるほどの茶髪の長い前髪、手の甲が見えない長い袖口。
接客なのに、いかにもけだるそうでトロトロしている。
これじゃあこのスタンドの印象も悪くなっちゃうよなあー、上の人はもうちょっとなんとかしてやれないのか・・なんて、そのガソリンスタンドの経営まで心配しつつ、支払いまで待っていた。
「3160円(まあこんな数字だった)になりますぅー」と甘ったるい鼻にかかった声。
・・・満タンじゃないから3000円いかないかなーと思ったのになあと思いつつ、財布の中から千円札4枚を出す。
そこで・・・オネエチャンがのたのたと出してきたおつりは5000円札と小銭で840円!
えっ。この状況は。
一瞬では理解できず。
自分が5000円札を出して、5000いくらかのおつりが戻ってきたなら「一万円札と5千円札を間違えたんだな」と思うが・・・。
なにゆえ、1000円札を4枚出して5000円札のおつりが?
いやいや、もしかして私が一万円札を出しちゃったかな?
とも思ったが、そんなことは絶対ありえないのだった。
カナシイことに1万円札が財布に入っていたことはないと断言できる・・・。ないんだもん。
ネエチャン、おつりを間違えたんだ!
おつりが乗せられているトレイで燦然と輝く5000円札。
のっぺりした樋口一葉に微笑が宿る。
ど・ど・どーしよー。
給料日までまだまだ日があるというのに、コドモのレジャーにお金が消えてしまい心もとない。
ここでこの5000円があったら・・・。
そこでハッと気がつく。
これは神様が私にくれた幸運なのかも。
そういえば「今年はお金が知らず知らずのうちに舞い込んでくる」っておみくじに書いてあったっけ。
これがそうなんだ!
・・・いやいや。ダメだ。
マルエツのレジなどと違い、ここでは会員カードを出している。
あとで「不当に受け取った」などとされるのもイヤだ。
それよりも、これは神様に試されているのかも。
ほら、昔から「おてんとうさまが見てる(人の目がなくても天から太陽が見ているからいつでもどこでも恥ずかしくない行動を)」って言うでしょ?
そうだそうだ。人の道にそむいてはいけない。
でも、5000円っっっ・・・!ほしいっ!
おつりを受け取る3秒ほどの間に思考が交錯する。
5000円札に手をかけ、「これは・・・。千円札4枚出したので、おつりは小銭だけで」。
きょとんとするネエチャン。
なんだよ。わかってなかったんだ。
「あーごめんなさーい」という笑顔を期待したのにそれもなく、「あっ。・・ああー」と薄い反応。
ううーん。
もらっちゃえばよかったのか?
あとで考えれば、会員カードがあったからといって私がおつりをパクったなんて特定できるわけじゃないしなあ。
小心者なもんで惜しいことをした、という気持ちが残る。
今回の場合、神様に試されたのは「人間として正しい行動をするか」ではなく、「目の前に提示された幸運をつかめるか」だったのかも。
占い関係で、今年の私は金運がいいはずだったのにさっぱりだなあー・・・と思っていたら。
先日、セルフのガソリンスタンドに行ったときのこと。
めずらしくレジには3人ほど並んでいた。
原因は、バイトらしきオネエチャン。
目がすっかり隠れるほどの茶髪の長い前髪、手の甲が見えない長い袖口。
接客なのに、いかにもけだるそうでトロトロしている。
これじゃあこのスタンドの印象も悪くなっちゃうよなあー、上の人はもうちょっとなんとかしてやれないのか・・なんて、そのガソリンスタンドの経営まで心配しつつ、支払いまで待っていた。
「3160円(まあこんな数字だった)になりますぅー」と甘ったるい鼻にかかった声。
・・・満タンじゃないから3000円いかないかなーと思ったのになあと思いつつ、財布の中から千円札4枚を出す。
そこで・・・オネエチャンがのたのたと出してきたおつりは5000円札と小銭で840円!
えっ。この状況は。
一瞬では理解できず。
自分が5000円札を出して、5000いくらかのおつりが戻ってきたなら「一万円札と5千円札を間違えたんだな」と思うが・・・。
なにゆえ、1000円札を4枚出して5000円札のおつりが?
いやいや、もしかして私が一万円札を出しちゃったかな?
とも思ったが、そんなことは絶対ありえないのだった。
カナシイことに1万円札が財布に入っていたことはないと断言できる・・・。ないんだもん。
ネエチャン、おつりを間違えたんだ!
おつりが乗せられているトレイで燦然と輝く5000円札。
のっぺりした樋口一葉に微笑が宿る。
ど・ど・どーしよー。
給料日までまだまだ日があるというのに、コドモのレジャーにお金が消えてしまい心もとない。
ここでこの5000円があったら・・・。
そこでハッと気がつく。
これは神様が私にくれた幸運なのかも。
そういえば「今年はお金が知らず知らずのうちに舞い込んでくる」っておみくじに書いてあったっけ。
これがそうなんだ!
・・・いやいや。ダメだ。
マルエツのレジなどと違い、ここでは会員カードを出している。
あとで「不当に受け取った」などとされるのもイヤだ。
それよりも、これは神様に試されているのかも。
ほら、昔から「おてんとうさまが見てる(人の目がなくても天から太陽が見ているからいつでもどこでも恥ずかしくない行動を)」って言うでしょ?
そうだそうだ。人の道にそむいてはいけない。
でも、5000円っっっ・・・!ほしいっ!
おつりを受け取る3秒ほどの間に思考が交錯する。
5000円札に手をかけ、「これは・・・。千円札4枚出したので、おつりは小銭だけで」。
きょとんとするネエチャン。
なんだよ。わかってなかったんだ。
「あーごめんなさーい」という笑顔を期待したのにそれもなく、「あっ。・・ああー」と薄い反応。
ううーん。
もらっちゃえばよかったのか?
あとで考えれば、会員カードがあったからといって私がおつりをパクったなんて特定できるわけじゃないしなあ。
小心者なもんで惜しいことをした、という気持ちが残る。
今回の場合、神様に試されたのは「人間として正しい行動をするか」ではなく、「目の前に提示された幸運をつかめるか」だったのかも。
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