公開初日見ました。
娘が「見る!行く!」とうるさいのでしぶしぶ連れていくことにしたものの、娘といっしょに見るんじゃ吹き替え版じゃんか・・・。
洋画はちゃんと原語で聞きたいよ。
日本語しゃべってるんじゃ雰囲気出ないよー。

悪くはなかった。
よろいグマの場面は一見の価値はあるし、コールター夫人(ニコール・キッドマン)はさすがの存在感(主役がかすむ)。
ファンタジーは好きだからそこそこ楽しめたけれど、疑問点は多々残されたまま終了。
三部作の第一話ならこんなものかもしれない。

私が乗り切れなかった原因はやっぱり日本語の吹き替えだな。
成海璃子ちゃんが、何かの役の吹き替えをしている、ってのを何かで読んでいて・・・。
それほどたくさん人物が出てくるわけではないし、主役の女の子とは書いていなかったので、誰だろう?と。
・・・はい。すぐわかりました。抑揚のない棒読み。
主役の女の子のダイモン(守護精霊)の小動物役でした。

あの小動物はもっとかわいい声じゃないとイメージが合わないよ。
しかも、主役の子の吹き替えと声が似ていてどっちがどっちだか。
リコちゃんは凛とした大人っぽさが魅力のいい女優さんになると期待しているのに、なぜ?と、「ハチクロ」のはぐちゃん@リコちゃんを見るたび思っていた。
リコちゃんの魅力は「受験の神様」のスーパー中学生みたいな役でこそ引き立つのに、魅せ方を間違ってるんじゃないか、と。
映画の間中、それが引っかかってどうもダメだった・・・。
娘もそこが気になったらしく、映画終了後の第一声が「ここでもリコちゃんがだめだったね、ってことで?」。
・・・次回作は字幕で見ることを決意。

おもしろいと思ったのは、「ダイモン」の存在。
「ライラ」一作目は、現世界と似ているが異なるパラレルワールドが舞台。
そこでは、人の魂は肉体の外に住み動物の形をしているとされる。それが「ダイモン」。
さまざまな動物や虫の形をしていて、人と生死を共にし常に主人の近くに付き添っている。
出てくる人たちがみんな動物を連れているのが、興味深かった。

そして、映画館でなにやら人が群がって写メ撮っている・・・と思ったら「ダイモン占い」の文字。
ケータイからすぐ自分のダイモンがわかるらしい。
私も娘もパケを使いたくない設定なので、そこではいったんガマンして帰宅して家のパソから接続。
ダイモン占い→http://daemon.gyao.jp/daemon/

結果。娘のダイモンは情報収集と好奇心の「ネズミ」。
私は正義感と勇気の「ライオン」。
ライラの登場人物たちのように、すぐそばにいつもダイモンがついている・・・と思うと楽しいしわくわくする。

でも、私としては同じファンタジーで子供が主役なら、タンスの向こうは雪国でした・・・という「ナルニア物語」の世界観のほうが好きかな。

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