春の嵐

2008年4月1日 日常
朝から強風。
4月だっていうのに風がやたら冷たいしあわただしいし花見どころではありません。
桜って連中はなんでまたこんな忙しい時期に咲くのかね。
しかもすぐ散ってしまう。

家の周囲は畑が多いので、風が吹けば少し先が見えなくなるほど土ぼこりがすごい。
突風で家も飛びそうだ。
風流に花びらでも舞い飛べばよいけれど、うちの庭に吹きたまってくるのは雨でうす汚れたレジ袋とか土のついた広告のチラシとか・・・。
換気扇やサッシの隙間から細かい土がたくさん入ってくるので、拭き掃除もしなくちゃスリッパの裏がザラザラ。
春先は特に風の吹く日が多くて、強風注意報が出されるともうウンザリ。

きょうから新年度。
部活から帰った娘「ホントにいなかった。○○先生。職員室の机の上にも何もなかった・・・」としょんぼりしていた。
学校の先生方の異動はおととい新聞発表になっていた。
娘の1年のときの担任の先生も2年のときの先生もこの春の異動で中学からいなくなる。
2人とも部活でもお世話になっていて親しみのある先生だったから、私もちょっとがっかり。
息子の担任だった先生たちももうすでにいないので、中学校ではお世話になった親しい先生たちはひとりもいなくなってしまった。
小学校の先生たちももう異動してしまったり退職してしまったり。
これじゃあコドモたちが卒業する小中学校、ひとりもなじみ深い先生がいないじゃないか。

母校が懐かしい場所なのは、そこにいけば出迎えてくれる変わらない場所と待っていてくれる人がいるから、なのに。
私の中学3年のときの担任の先生は、卒業してから7年間母校にいてくれた。
だからこそ、ときどき母校にがんばってる姿を見せに立ち寄ったものだったし、もっとほめられるようにがんばろうと思ったものだった。
学生のときにお世話になった下宿屋のおばちゃんだって、行けばいつでも歓迎してくれた。今ではもういないが。
実家やそういう場所が懐かしいのは、行けばいつでもそこで待っていて暖かく迎えてくれる人がいるから、なのに。

公立の小中学校に異動はつきものなのでしょうがないけど、それでもやっぱり寂しいなあ。
PTAや合唱団などで親しくなった先生たちもいなくなってしまった。
いつまでも桜中学にいる金八先生みたいなのはドラマだけのお話。桜中学の卒業生たちはしあわせものだ。

春休みは息子も娘も部活中心。
息子はまたまた合宿でいないし、新入生獲得は新2年の課せられた使命らしく歓迎のチラシ作りやビデオ撮影など楽しそう。
・・・勉強はどうした?文武両道は?まあ楽しくやってるならいいか。
娘は塾の春期講習もありのんびりする時間もなし。
個別指導塾から転塾したばかりだけど、今度のところは信用できそうかな。
どうやら娘には個別指導より黒板授業の塾のほうが合ってた様子。

そしてこちらも春の嵐。
息子の合宿代・ユニフォーム代で4万。
娘の入塾金・テキスト代・雑費・テスト代・春期講習代で10万。

息子の部活代はともかく、娘の塾代は受験にそなえてこの一年かけてちまちまと貯めたもの。
受験を(私が)精神的に少しでもラクに乗り切るためにはやっぱり信頼できる大手受験塾におまかせするのが一番だろう、と。
息子のときは塾代もリーズナブルだった(というか金もなかった)が、自分がいろいろ調べたり請け負ったり、で切羽詰った1.2月の受験期かなりキツかった。
その反省をもとに・・・結局は金、か。
まあこれもやってみなければ良し悪しは未知数。
お金をあまりかけずに家でチャレンジなどで勉強して乗り切るか、お金はかかっても全部おまかせするか。

夏の嵐も大型のが来るのがわかってる。
息子も今年は地元でインターハイ。合宿・遠征もあるだろう。
娘の夏期講習は15万。
備えあれば憂いなし。
・・・母は美容院も行かずお洋服も買わずに働くよー(泣)。

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