「トロン・レガシー」を見た。
が!
おそるべし3Dメガネ!
強力なラリホー効果に今回も撃沈・・・。
「アリスインワンダーランド」を見たときもそうだったんだけど、なーんかコレかけると眠くなるのよね。
画面が暗くなるから?
視界が限定されて頭にいい具合に負荷がかかるから?
ただでさえ「トロン・レガシー」の画面はコンピュータの中っていう設定で暗め。
で、専門用語っぽいのがけっこう出てきて考えてるうちにふっと記憶が途切れる・・・。

映像と音楽はすごい!と思った。過去には「マトリックス」、最近では「インセプション」クラスの衝撃。
でもお話としてはどうよ?
途中途中で記憶が途切れた分を差し引いたとしても、主人公に共感できなかったからかなー。
18や19の若いもんならともかく、27歳にもなってなんだかな、な若者が主人公だった。ああ、主人公はおとうさんのほうなのかな?

先週の「ハリーポッターと死の秘宝1」に続き、1000円で見ました。
お休みが続くとこうして映画も安く早く見に行けるのね。

「ハリーポッター」もあと一作を残すのみ。
・・・すっかりあの3人もオトナになってしまいました。
まあできればオバチャンはハリーの胸毛や腹毛は見たくなかったよ。
ハリーとハーマイオニーのやたら濃厚なチューも見たくなかったよ。
あんなにぷくぷくしたほっぺでかわいかったのに・・・。
三本の箒(だっけ?)でバタービールを飲んでたくらいがほほえましかったっす。

「秘密の部屋」くらいまでは子供映画・ファンタジー映画の要素が大きくて、ちょうどクリスマス時期に公開されたこともあって、コドモたちといっしょにわくわくしながら楽しんで見たもんだった。
なんだかもうリアルでもクリスマスへのわくわく感がなくなり、ハリーたちと同じくコドモたちも成長してしまい、ちょっぴりさびしい「ハリーポッター」なのだった。

今期のドラマも続々と最終回を迎えました。
おもしろいのが多かったんで消化が大変だったあー。
よかったのは「フリーター家を買う。」かな。
仕事や生き方へのさまざまな価値観が描かれてて、コレはぜひフリーターになりかねない息子にもみてもらわないと!と思った。おかあさんの手にハンドクリームを塗るやさしさも見習え、と。
ま、息子にはテレビなんて見てる時間はなかったけどね。
私としては「スペック」も楽しみだったのに、意味不明な終わり方だった・・・。

東野圭吾の「秘密」(志田未来主演)もひやかし半分で見始めたもののなかなかよかった。
きのうたまたま10年前の映画「秘密」(広末涼子主演)をやってた。
あらためてよーく見ると広末かわいかったなあ。足も長くてスタイルいいし。当時、人気あったってわかるわー。
原作は読んでないのでわからないが、事故を起こしたバス運転手サイドの描き方以外は同じ。

ドラマ版の「秘密」があそこまでおもしろかったのは、やっぱりお父さん役の佐々木蔵之介でしょう!
娘(中身は奥さん)に男の影がチラチラしたときの気持ち悪い演技は、思わず何度も繰り返してみてしまうほど。
映画版では小林薫が同じ場面をあっさりコメディタッチで流していたけど、クラちゃんときたら・・。
娘の部屋の前にイグアナのようにはいつくばって電話を盗み聞きする、娘の部屋に盗聴器をしかける、娘が男に会いに行ったのを高飛車な態度でじゃまする・・・。
未来ちゃんだってついこの間までまーるいほっぺの小学生だったのに、クラちゃん相手にラブシーンだもんな。
広末も未来ちゃんも女優魂はただものじゃないと見た。

それと、撮っておいて見る時間がなかった「99年の愛 ジャパニーズアメリカン」を一気に見ました。
戦前から現代という激動の時代背景、シアトル設定の農場や捕虜収容所(ロケ地はどこ?)の広大な景色などあいまってなかなかに興味深く、これはすばらしいお話だと思った。
それにしても、イモトアヤコが年をとって泉ピン子になるってのも趣深いが、泉ピン子と中井貴一が夫婦って年齢設定おかしくないか?
何か脚本家橋田壽賀子大々先生のご意向がおありだったのか?

それより何より「ジャパニーズアメリカン」平松家の人々が「渡る世間は鬼ばかり」の岡倉一族と同じ口調で・・・見ているこちら側としても橋田先生の影がちらちら見えて・・・。
たたみかけるような説明口調。「○○って道理はないでしょう」「ぜいたくさせてもらってるの」「食べていかれないわ」などなど。
わたおにで多用される「お夜食こしらえて」が出るかと思ってチェックしてたが、さすがにそれはなかったが。

まあーとにかく時間があるのも今だけ。
工事もゴールが見えてきて、ちょっぴりあせる。


コメント

ありす
2010年12月21日19:10

「秘密」は本を先に読んだので、ドラマの脚色をちょっとウザいと思いつつクラちゃんがうまいのでついつい土曜は夜更かししてました。先生と飲みに行くあたりはちょいやりすぎ。未来ちゃん、うまいです。お母さんの時の大人っぽい雰囲気は苦労しただろうな、と思うけど、石田ひかりの癖がふっと浮かぶあたりすごいな。運転手の娘役、なんて影のある中学生・・・。近所の猫好きのおばちゃんが笑えました。

磯野コンブ
2010年12月22日17:35

☆ありすさま
そうそう。未来ちゃんの演技にふと石田ひかりが見えたときがあった!
すごいね。

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