北の大地へ
待たせたな、札幌!!
   
   白熊の表情が愛らしい炭酸飲料(北海道限定・黒熊もある)→

ということで、先週末1泊2日で念願の札幌行きを果たしました。
ううーよかったああー。
先週鎌倉に行ったばかりというのに。
いや、こっちが先約だったんだけどね。

今回の目的は3つ。
1.友人のお見舞い
2.YOSAKOIソーラン見物
3.北海道グルメ堪能

20年前、半年だけ札幌に住んでいた。
単身赴任で札幌に行っていたダンナが「ここは最高!」というのを聞いて半年限定で行ったのだった。
雪祭りの頃からライラック・ハマナスの頃まで。
街並みは美しくコンパクトで便利。
食べ物はおいしい。人々はみんな温かくて親切。
北のDNAのためか妙に居心地がよく、できるならずっと札幌にいたかった。

そのとき親しくなって今も毎年アスパラやイクラを送ってくれる友人がいる。
年賀状やメールで「今年こそ行く!」と言いつつ時の流れは早いものであっという間に20年。
行く行くと思っていてもなかなか行けないもんだなあーと思っていたら・・・今年の年賀状で「ガンの手術をした」というのでこれはぜひ行かねば!と。

そしてよさこいソーラン。
「よさこいソーランと私」など語りだしたら2400字くらいすぐいってしまうのでここではカット。
ピンクレディーの「ペッパー警部」や「渚のシンドバッド」が流れたらつい手足が動くのと同じく、「南中ソーラン(金八先生でやってたヤツね)」が流れたらどっこいしょーどっこいしょ!だ。
まあとにかく6月の第二土日は札幌よさこいソーランだし、行くならこの季節だなとずっと思っていた。
さらに・・続きはひみつで。

せっかく札幌に行くならアレも食べたいコレも食べたい。
まっぷるやるるぶを見るとおみやげもいろいろあってどれを買うか迷ってしまう・・・。
20年前なんて白い恋人かレーズンバターサンドかわかさいもか夕張メロンゼリーくらいのものだったような。
ということで、1泊2日という限られた時間内でどう効率良く目的を達成するか。
ある意味弾丸ツアーだった。

土曜の朝。3時50分起床。外はどしゃぶり。うえーーー。
7時羽田発。ちょっとうれしいポケモンジェット。
・・・ゆゆゆゆれるんでないの?
せっかくの窓側なのに雲ばっかりでおまけにときどき揺れる。
地に足がついてないものは信用できないんだよぅぅと思っているうちに寝たらしく「新千歳に着陸準備をします」とのアナウンス。
早っ!8時半新千歳到着。

エアポートライナーで札幌へ。
札幌の駅がとんでもなく新しくきれいになっていてびっくり。
JRの駅の変わりっぷりと地下鉄の駅やホームが古くなったことに、いやでも時の流れを感じる。
札幌にいたのはつい数年前のような気がしていたけど、やっぱり20年もたってしまっていたのねえー・・しみじみ。

よさこい見物後、夜は友人と待ち合わせて食事。
手術後だっていうから闘病生活なのか?自宅までお見舞いに行ったほうがいいのか?と心配していたが、普段と変わらない生活をしているし普通に出かけてるというので安心した。
いや、20年ぶりだからさ、実際のところ駅前とかで待ち合わせしてわかるものなのか?と不安はあったけど、すぐわかってよかった。
この20年で、コドモ→オトナとか若者→中年とか変化したならわからなかったかもしれないけど、くくりとしてはオバサン→オバサンなもんで。話始めればほんの1年くらい前に会ってしゃべったような感覚。
元気でほんとによかった。安心した。

私が回転寿司かスープカレーが食べたいと言ったので駅の上のレストラン街に行ったものの回転寿司のお店はディズニーランドのように行列が出来ていて「80分待ち」の表示が。
で、スープカレーの店へ。
初めて食べました。骨付きチキンはとろけるようでスパイシーでおいしーい!

昼のうちに大通り公園の出店で味噌ラーメン・ジンギスカン・かにまんなどなど食し、花畑牧場カフェでホットキャラメルアイスも食べたので、スープカレーを食べた時点でグルメに関しては半ば達成。

札幌の友人は「よさこいの時期は混んでるし道は通れなくなるしひさしぶりに街中に来た」と。
混んでるなんて・・・これはにぎわっているという程度では?
池袋の東京よさこいとか原宿スーパーよさこいなんかと比べればぜーんぜん!
札幌は前もってチケット買っておけば席があるしちょっと待てば座れるし、ホントじっくりゆっくり見られて最高だ。
こういうものは見るより踊るものだろうとは思うが、よさこい独特のリズムと音楽はいつ聞いてもわくわくさせられる。
色とりどりの衣装の踊り手さんたちを見ていても楽しいし、それぞれの団体によって創意工夫があって見比べるのも楽しい。
なんといっても「和」な感じが魂をゆさぶる。

1泊したホテルもきれいで広々としていて、なんといっても朝食の北海道バイキングがよかった!
「美瑛産たまねぎたっぷりスープ」「十勝産かぼちゃのほくほくコロッケ」とかひとつひとつ書いてある言葉のおいしそうなこと。
「100パーセント北海道ミルク」とか、まあ飲めば普通の牛乳なんだけどテンションが上がったことは間違いない。
市場に行って海鮮丼でも食べようかな?と思ったけれど、朝食バイキングで夕方までおなかいっぱいでした。

またまたよさこい見物後、みやげ購入→郵送。
白い恋人とかチョコつきポテチとかじゃがポックルとかではなく・・・と、石屋製菓の白いパウム・ロイズフルーツバー・じゃがピリカ・牧家プリン・マジックスパイスのスープカレーなどなど購入。
最後に大通り公園で焼きとうもろこしをお持ち帰り用に買う。
香ばしく熱いうちに食べるのがいいんだけど、そこらでくらいついているオバチャンを見てあまりいい絵ではないな、と。
家には娘しかいないので私と二人分イクラやカニの空弁を買って帰途に着きました。

ああー堪能した。
大満足だった!
ブラックMJさま・この太さま・インソムニアさま・ルビーさま・道民の皆様方。
食べ物はおいしいしみやげはいっぱい。行きたいところもいっぱい。
ここに住んでいたらどんなにいいか、としみじみ思いました。
うらやましーい!

コメント

もりのいずみ
2011年6月16日0:48

よさこいソーラン(と南中ソーランは別物?わからないんだけど)は、うちの息子が小6の時に運動会でやって、感涙にむせびました。各自が手作りのはっぴ(っていうのでしょうか?丈の長いやつ・・・何も知らなくてすみません(汗))着て・・・あれは感動した~。

北海道はいいですよね!日本なんだけど、ちょっと外国気分が味わえるというか・・・私も来年は娘と北海道に行こうかな~。

磯野コンブ
2011年6月17日22:55

☆もりのいずみさま
私もやりました南中ソーラン!息子や娘も運動会で。
そのときは「ロックソーラン節」って言ってたな。
金八先生で踊ってた「どっこいしょーどっこいしょ!ソーランソーラン!」ってのが南中ソーランで、全国の運動会体育祭で踊られました。
稚内南中学校で荒れた生徒たちを立ち直らせるために始めたそうです。

よさこいソーランは、もともとは高知のよさこい踊りが北海道のソーラン節といっしょになってアレンジされたもの。南中ソーランはよさこいソーランのひとつです。
もう足腰弱って踊れないわー(泣)

磯野コンブ
2011年6月18日8:26

南中ソーランはよさこいソーランのひとつ、と書いたけど・・・
よさこいソーランの定義は「鳴子(なるこ)を持って踊ること」「よさこいのメロディー(♪土佐の高知のはりまや橋で・・・みたいな)が入ってること」なので、南中ソーランは違うかな?
鳴子も持たないしよさこいのメロディもないもんね。

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