盛夏ですね

緑のカーテンも順調に生育。
風鈴の音も涼しげでなかなかいい感じです。

あ。順調じゃない！
ゴーヤは実を5つほどつけたけど朝顔が咲かない！

世の中の流行に乗って6月初めにゴーヤ1株と朝顔2株植えてみた。
朝顔は紫がかった青い花が咲くのと白い花が咲くのと。
ゴーヤの黄色い小花と一緒に咲けばさぞ涼しげだろうと。

3株ともするするとつるを伸ばして緑のカーテンになり、ゴーヤも実をならせて毎日観察が楽しかったのだけど。
気がつけば朝顔、つぼみさえないのはどういうこと？うーん・・・。
ゴーヤがよく生るようにと野菜の肥料をやったために朝顔の花が咲かなかったのかなあ。
今年は失敗だったか・・・。

5月にきゅうり2株・プチトマト2株を植えたおかげで、植物の毎日の成長になかなか楽しませてもらいました。
日々ぐんぐん伸びていって花を咲かせて実をならせるってなんかいいね。
もうきゅうりは終了っぽいけど、ブチトマトが大豊作で困った困った。

初めのうちは一日10個くらいずつ収穫だったので、サラダにしたりつまんで食べたりしたのだけど、ここ一週間毎日どんぶりいっぱいずつ赤くなる。
ほっとくと割れてしまうし、収穫しても消費ができず冷蔵庫に日々たまってしまいます。
圧力鍋で鶏肉やなすと煮てみたりカレーに入れたりもしたけど、それでもまだまだ実をつけている。
すごいねえー。どうしよう。

高校野球の県大会も終了し、夏真っ盛りなことには間違いない。
が。この気候とあいまってもう盆が過ぎたような気分。

今年は、息子の卒業した高校は初戦敗退。
まあこっちはしょうがないとして、娘の高校は一昨年ベスト8に残って楽しませてもらったので期待したものの、まさかの初戦敗退。
・・・俺たちの夏は？
県大会の開会式があって「よーし！今年もこのシーズンだ！」と気合が入って3日目くらいでなんかもう力が抜けてしまった。
毎年球場応援にかけつけていたのに。
しかも今年でうちの高校生は最後だっていうのに。
一度も球場に行かずに終わってしまった・・・ううー残念。

夏が終わった気がするのは先週末に実家に行ってきたからか。
夏の帰省＝盆の帰省、みたいな感じだし、ひところの猛暑もひと段落した気分なので、なんかまだ7月っていうのがピンとこない。

実家近くは原発から200キロ離れているはずなのに稲わらからセシウムが出たということでちょっとした騒ぎになっていた。
今検索してみたところホットスポットになってるらしいんだけど・・・。
ええー？
放射能は目に見えないからわからないし生活にはただちには影響ないし震災の影響も特にはなかったのに、恐ろしいもんだな。
さいたまあたりが0.05マイクロシーベルトだとすると実家近辺では0.5マイクロシーベルトっていう数値も確認されたらしく。
何が正しいかわわからないし、だからといってどうするっていうことでもないんだけれど、今頃そんなことわかったってさ。
父が畑で作ったじゃがいもやタマネギやインゲンだってけっこう食べたよ。いや、これからも食べるよ。
こういうのはどうなんだろうね。

実家滞在中、震度5の地震に2回遭遇。
いやいや久しぶりにケータイが不協和音を奏でてピックリした。
3月の震災のときに父が「ガラス戸の音が普通じゃなかった」と言っていたが、まさにそう。
ズズズスドドドド・・・と地鳴りがしたかと思ったら、家中の食器棚とかサッシとかがガガガガカと小刻みに音をたて次第に大きくなり、まずその音でびっくり。
それでもたまたまいた妹、テレビでも地震速報が流れケータイもあやしい音をたてているのに座ったまま動かず「あ。震度5。震度5弱かな」と平然と。
父も片付けなどしたままで、私だけが玄関をあけたりちょっとドキドキしてしまった。
「もうこんなのしょっちゅうだよー。慣れたよー」と妹。

地元の新聞を見ると、まずはその稲ワラ問題。
そして、花巻東が震災を乗り越えて甲子園行きを手にした話題。泣けた！
さらに、開催が危ぶまれた北東北インターハイに向けて地元の高校生たちがいろいろと受け入れ準備をしている記事が載っていて心が温まった。
やっぱり「つながろう！日本」「がんばっぺ！岩手」なのだった。
ちょうど娘もインターハイに行くので、受け入れ側の角度から知ることができてよかった。

なんだか、実家で夜中に地元の新聞記事を読んでいてホロリときた。
関東圏にいるとそうでもないのだが、被災県にとっては今年の夏は震災を乗り越えた「特別な夏」なのだという思いがびしびしと伝わった。
一日も早くみんなが故郷に戻れますように。