リニューアルした駅舎も見たかったし、ついでに丸の内行幸通りのイチョウ並木も見たかったし。
ひさびさ丸の内！
東京八重洲に通勤していたのはバブルの頃だからふた昔前のことになるか。
つくづく人生ってのは振り返るとあっという間ですな。
東京駅丸の内中央口を出ると、どどーん！と丸ビルと新丸ビルが目に入る。
いやいやそれだけではなく高級そうなビルが立ち並びまさに大都会。
赤レンガ駅舎とはあきらかにミスマッチだとは思うが、その風景こそが東京という都市っぽいかなあ。
はとバスの発着所があるので観光客の方々も多く、みなさんけっこう赤レンガ駅舎の写真をパチパチ。
出かける前はあんな大都会の真ん中でカメラなんて出せないな・・・とは思ったものの、バッグに忍ばせてきたデジカメが役にたった！
そして東京駅と言えば南と北にあるドーム型天井。
これはぜひ見なければ！と丸の内南口に移動してドームの天井を見上げる。
キレイ！戦災で焼失したドームの完全復元だそう。なんとなく色合いもレトロ。
天窓からの柔らかい光をうけて、大きく翼を広げたワシやそれぞれの方角にある干支のレリーフが美しい。
ここでもみなさん天井を見上げて写真を撮っているので私も。
駅舎を出て、皇居方面へ歩く。
東京駅と皇居をつなぐ行幸通りのイチョウ並木。
かなり散ってはいたけれど青い空に黄色のイチョウの取り合わせは目に鮮やか。
皇居のお堀や石垣は江戸の昔の面影をとどめ、変わりゆく大都市東京に何を思うのか。
丸の内仲通り、丸ビル、新丸ビルを散策。
仲通りは石畳と街路樹とブランドショップやおしゃれなカフェが連なる。
センスのいいクリスマスの飾りつけやショーウィンドウ越しのジュエリーなどに気持ちが浮き立つ。歩くだけで銀座マダームな気分に。
場所柄、落ち着いた中にもゴージャスなテイストがきいていて、さすが丸の内！と思う。
丸ビルには大きなクリスマスツリーといっしょのフロアに「オペラ座の怪人」関連のものが展示。あの音楽も流れている。
ううー「オペラ座の怪人」私には地雷。
去年、チケットとってあったのに父の入院のため行けなかったんだよ・・・。
あちこちで見かけるたびにくやしい思いがよみがえり、今回も「これは・・・劇団四季が私を呼んでいる？リベンジせよと？」と。
その後、東京駅内のグランスタやエキュートをひととおり見る。
すごいね。駅の改札内にたくさんのお店が！
スイーツやら駅弁やらあれもこれも食べてみたいものが所狭しと並んでいる。
この前軽井沢で立ち寄ったパン屋さんもあって、うれしくてあれこれ買ってしまった。
るるぶでひととおり事前学習してからのぞんだものの、これは東京駅という名の一大迷路！
もう外は暗い時間で、東京駅のライトアップや丸の内のイルミネーションも見てきたかったけれど、さんざん歩いてもう戻る気力はなく。
というか、もうじゅうぶん満足したので帰途につきました。
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