ポメ子の夢

寒くなったのでポメ子もまるまって寝ている。
クッションの上だったりベッドの上だったり。
夏場、フローリングに手足を伸ばしてただ横たわって寝ていたことを思うと、やっぱり犬なりに快適な眠りを求めているのだなあと思う。
フワフワが好き、はみんな同じ。

寝顔というのは猫でもなんでもかわいいものだと思うが、犬の寝顔もしあわせの一言。
そしてポメ子もいびきもかくし夢も見る。
寝ていて足先が動いているのはきっと走ってる夢だろうなあ、とか。
ぐるるるとうなってるのはお散歩途中にわんこと遭遇した夢でも見たかなあとか。

このところホットカーペットのスイッチを入れるようになったら、さっそくポメ子もより暖かいところを求めてカーペットの上へ。
で、さすがに暖かいのでカーペットの上ではまるまって寝るのではなく夏場のように行き倒れたような姿で。

カーペットはあたたかいが、他に暖房をしていないと室温は15度切る。
タオルをかけてやった。
なんかちょっとカワイイ。
そしてピコーン！と頭の横っちょに電気がついたようにあることを思い出す。

以前ここにも書いたが、ハムちゃんがいたときに「動物の夢を見る」方法をためしたことがあった。
脚本家・三谷幸喜が、飼っている「とび」という犬の夢をのぞいたという方法を私も試してみたのだった。
シートン動物記によると、寝ている動物の頭に布をのせ夢を吸い取らせてから自分の頭にのせて寝ると動物と同じ夢が見られるらしい。

ハムちゃんがいた当時のこと。
ケージにかけたタオルで寝てみたら・・・夜中にのどがかわいてかわいて。
夕食のときに漬物をドカ食いしたんだっけ、と朝起きて思ったものの、なんとハムちゃんの給水器をつけていなかったことに気づく。
お水がないよう、のどがかわいたようとハムちゃんは夢で見たのか？とそのときも不思議に思った。

さて、ポメ子にかけたタオルをかけて寝てみた。
するとまたまた不思議な夢を！

一面芝生の広場。娘のような若いママと赤ちゃんが遊んでいる。
赤ちゃんはまだ歩き始めたばかりでよちよちしている。
突然、赤ちゃんにこにこ笑いながらこちらに向かってきた。
私はそのほっぺがあまりにもぷっくりしっとりしていておいしそう！と思い、こちらに倒れこんできた赤ちゃんのほっぺを思わず甘噛みする、という夢。

えええ？
これって私の夢なのか。それともポメ子の夢なのか。