冬ドラマ

2013年2月8日 日常
あれこれやるべきことややりたいことでおわれているのに・・・
今期冬ドラマ充実してます!!←ますます多忙に。

おもしろくていろいろ録画して見てみたけれど、見きれないのでいくつかにしぼった。

なんといっても「とんび」。
重松清原作(原作未読)だから絶対心の琴線に触れる話だろうと思ったらその通り!
毎回毎回泣かされて泣かされて・・・ううう。
「東京タワー」とか毎度泣かされたわーってドラマは多々あるが、人生50年これがナンバーワン!
ドラマ中泣ける箇所が一度ではないのだ。第二波第三波と涙の波状攻撃なのだった。
初回、ちょっとやりすぎでは?と思うほどの泣かせのパターンに少しさめかけたものの、子役がかわいくてけなげですばらしすぎて中和されたというか。
主人公の成長に合わせて3人登場する子役がどの子もどの子もいい。
小学生役の子なんて、よくまあ似た子を見つけてきたと思うほどタケルくんに雰囲気似てて。
初めは過剰だと思った内野さんのヤスも直球で心に響く。
そして昭和の時代のセットがまたよくできている。
部屋に置いてある食器棚とか飾ってある小物類とか昭和40年代に見かけたもので、よくとってあったなあと思うものばかり。
初回海辺のシーンで出てきた肩掛け紐の細い水筒なんて「ああーこんなんあったなあ」と。
ドラマ中の音楽もラストの福山の音楽も良くて、どっぷりと感動にひたってます。

お次は「最高の離婚」。
少し距離感とったさりげない感じの話し方とか「それでも、生きていく」のときの瑛太と似てるなーと思ったら、同じ脚本家さん。前もとてもよかっただけに期待大。
「それでも」も社会派の力作だったし、「最高の」もおもしろい!
原作があるドラマが多い中、書き下ろしってのはすごいと思う。
瑛太ってスタイリッシュな役柄もいけるけど、こういうちょっと変わったイケてない役柄は最高にいいね。
歩き方とか寝癖とかズボンにインしてるパジャマの着方とかリアリティありすぎ。
真木よう子さんかっこよすぎます。
ラストのダンスも最高。毎回クローズアップされるメンバーが違っていてこれまた笑える。

三番目は「カラマーゾフの兄弟」と「夜行観覧車」。
どちらも最初に殺人があってその謎解き。もう4話目5話目ですがまだまだ犯人わかりません。みーんなアヤシイ。
「カラマーゾフの兄弟」は音楽と背景が重厚な雰囲気づくりに一役かってて名作の重みを出してる。市原くんの眉間のシワがあまりにも渋すぎてただごとではない。
「夜行観覧車」原作既読のため犯人はわかってるけど、超高級住宅街ひばりが丘の人間関係の描き方がドラマだとよくわかって興味深い。なんかなー原作のイメージだと鈴木京香はちょっと違うんだけども。

そして「八重の桜」「トンイ」「いつか陽のあたる場所で」。
次が楽しみ!というわけでもないけれど、今後が気になるかな?と。

大河は「平清盛」が私としては良かった。配役もお話も音楽も。
で、大河はやっぱり幕末より戦国・源平なんだよなあ。
女の主人公より男の主人公のものがいいし、音楽だって今回は大御所坂本龍一だがもっとパパパーン!と躍動感あふれる元気なテーマ曲がいいし。
すべて好みの問題ではあるけれど。
それと「八重の桜」のひとつめの山場は戊辰戦争だろうが、江戸幕府のために会津が犠牲になってしまうというストーリーが、どうも東電とフクシマを思い起こさせ心が痛いのだった。

「トンイ」。前の「イ・サン」を見逃していてそのときBS見ていた人たちが「トンイ」がおもしろい!と熱く語っていたもので。うちはBS見られないし。
で、ちょっと見てみようと。グンちゃんの「ラブレイン」で出てきた男優さんが出てくるたびに「グンちゃんのおとうさん」と思ってしまう・・・。

「いつか陽のあたる場所で」。バブルの香りをまとった飯島直子、どのドラマに出ても同じようなガサツでおおらかキャラはここでも。高笑いがうざっ!と思うものの、上戸彩ちゃんがなかなかいい演技をしているので。「カラマーゾフ」の悪キャラ斉藤工がここでは瞳キラキラのまっすぐな青年役で、そのギャップを味わうのもまた良し。

三話完結「メイドインジャパン」。企業モノにしてはとっつきやすくこれもまたおもしろく興味深い。

全部録画して自分の都合のいい時間で見てます。時には時短でのタイムシフト視聴です。
コマーシャルが入ってしまうライブでは時間がもったいなくてもう見られません。それにゴールデンタイムに見るドラマなんて、だれか帰ってきたり電話がきたりで落ち着いて見られないことが多い。
私のような人は多いと思うから、視聴率というのは本当に見られている率ではないのでは。企業側がほしいのはコマーシャル込みのその時間に見ている人のデータだとはいうけど、そもそもNHKなんてコマーシャルないしね。

というわけでドラマの消化に毎日おわれてる感じではあるけれど、夕方のひととき横に犬をはべらせ温かいコーヒーとお菓子などでほっこりしつつドラマを楽しむのは至福の時ですな。

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