読んだ!第一部「事件」!
さすが宮部みゆき!期待を少しも裏切らず最後まで一気!
人物の描き方も緻密。読んでいて頭の中にひとりひとりの映像が立ち上がるほど書き込まれてます。

ページをめくって1行目を読み始めたその瞬間から宮部ワールドにどっぷり。
あの「模倣犯」「楽園」に浸った時の心地よさを思い出しながら堪能。

雪のクリスマスの朝、男子中学生の死体が見つかる。自殺か他殺か?
そしてそれに続く死の連鎖。冒頭で電話をしていた中学生は誰なのか?電話の相手は誰なのか?

始まりはポツンとした点であっても何がどうしてどうなったのか、さまざまなことが絡み合いふくれあがって、どうにもできない大きなうねりになっていく。
学校の対応・警察の対応・親たち・告発文・心無いマスコミ。
それぞれの立場での対応は間違っていないはずなのに、次々起こる混乱で泥沼化していく事件。
読んでいて、ああーーどうするの?どうなるの?とじれったくどうしようもない焦燥感にかられていく。

でもまだ第一部。これから二部「決意」・三部「法廷」と続く。
が。ざっくりいって二部は今の時点で400人待ち。三部は300人待ち。
図書館で第一部のリクエスト入れたとき400人待ちだったんだよね。
早々読んだリンクのもりのいずみさんから「一冊しかないなら1人2週間として400人待ちなら16年?」とコメントもらって、ひょえーーって思った。

1年くらいは待つかなあと覚悟したもののわりと早く回ってきてうれしい。
分厚い本だけど、みなさんきっと読み始めたら一気読み!なんだろう。
この調子で第二部も早く回してほしいもの。


コメント

もりのいずみ
2013年3月5日17:30

早めに回ってきたようで良かったですね!(^O^)
人気作ということで図書館もたくさん揃えているのかもしれませんし、なにより読めば一気読みは確実ですから、二部、三部も早いかもしれませんよ!
まだまだ導入部、奥は深いです。
楽しんでくださいね!

磯野コンブ
2013年3月5日19:21

☆もりのいずみさま
おもしろかったー。というか、もうまさに「読めば一気読みは確実」!
話にどっぷりひたっていきます。
あらためてもりのいずみさんのレビュー読むと、うーん、確かに第一部の時点では中学生が主人公である必要性は感じなくてオトナ目線で読んでましたわ。
校長先生気の毒とかモリリンかわいそうとか。テレビ局ってどうなの?とか。
まだ導入部?うわー楽しみ。待ち人数で言うと3部が先に回ってきそう。そしたら2部は買おうかなー?。

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