大相撲五月場所も終了。
盛り上がって毎回楽しみだったのに最終回が拍子抜けで納得いかないドラマみたいだった・・・。

終わってみれば「やっぱり白鵬強かったなあー」と平成の大横綱の偉大さばかりが印象に残る。
「江戸で勝ちたい」という白鵬の希望がかなえられたことは、まあそれはそれでおさまるべきところにおさまったというか。

それにしても稀勢の里!
注目し続けて早数年。
今回こそ、と夢を見させてもらったよ。
14日目までは100点満点。
毎度ここ一番ってときに勝てなかったけど、今場所こそは?と思わせる風格が出てきたと思ったよ。
白鵬との全勝同士の対決では「ああ・・・不肖の息子がよくまあここまで成長してくれた」と胸が熱くなったよ。
白鵬と組み合ったまま倒れこんだのも力の入ったいい勝負だったよ。善戦した!と。

そして、これはもしかして盛り上げるための相撲協会の筋書きどおりなのでは?とも。
以下、相撲協会の脚本↓
14日目終了時点で白鵬全勝・稀勢の里ともに一敗。
15日目千秋楽で、まず稀勢の里が勝って一敗を守る。
そして最後の横綱同士の取り組みで日馬富士が勝つ!→白鵬一敗なおかつ今場所存在感のなかった日馬富士がにわかに脚光をあびる!→一敗同士、白鵬と稀勢の里の優勝決定戦に!
・・・そして、白鵬が勝ちさまざまな記録を更新し稀勢の里は来場所の綱取りに向かっていざ!→期待の日本人横綱へ向けて相撲人気が上がり相撲協会ホクホク。

・・・かと思ったら、千秋楽の稀勢の里ときたらいいとこない負けっぷり。
白鵬の千秋楽結びの一番の前に「優勝白鵬」とテロップが出る、というなんとも気の抜けた幕引き。
結果的に八百長ではなくガチかよ・・・と変な再確認をするに至ったが。

まあキセちゃんも綱取り綱取りと騒がれるけれど、実力が伴わないままへたに横綱になっちゃってもあれこれ叩かれるのも気の毒だし。
それでも2003年に貴乃花が引退して以来ずーーっと日本人横綱がいないのはやっぱり寂しいことではある。

稀勢の里も20代後半になってしまってるし、横綱になる力士ってのは足踏みしないでトントン番付があがっていくもんだろうとも思うし。
九重部屋(九重親方=ウルフ千代の富士)の千代大龍あたりいっちゃうかもね。
このところ千代の国とか千代鳳とかハタチそこそこの若い九重部屋力士が次々上がってきていてウルフ門下の動向がちょっと気になるところ。

イチ推し妙義竜!
5回目の技能賞おめでとう!
来場所は豪栄道とともに関脇返り咲き。
この二人が関脇で元気のいい相撲をとってくれるとおもしろくなるので応援してますよ。
来場所はちょいと番付を落とした勢(いきおい)も上がってくるし、なんだかんだで「名古屋場所=夏の到来」なので、ワクワクするものがあります。

五月場所が終わると、すっかり日も長くなり空気がむわっと湿気を含んできてすっかり春の気配はどこかへ。
きょうあたり南の方で梅雨入り宣言だとか。
なんかなー季節が行ったり来たり早送りされたりでついていけません。

コメント

ありす
2013年5月28日8:22

稀勢の里いい顔してましたね~・・後半ちょっとがっかりだったけど、白鵬との直接対決結構楽しんで見ました。うーん、成長したなあ・・・

磯野コンブ
2013年5月29日15:52

☆ありすさま
2010年に白鵬の63連勝を止めたときからキセちゃんへの期待は超高まったんですけど・・・。あれから3年?
なぜここで勝てない!?とこぶしを握ったこと数知れず。
今回はなかなかいい顔つきだったので、イケるかと思ったんだけどなあー。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索