「ごちそうさん」とかW浅野とか

「あまちゃん」と大相撲9月場所が終了した先週。
週明け、朝と夕方のお楽しみがなくなってちょっと腑抜けてしまいました。

とはいってもあまりにつまらない大相撲9月場所の展開！
ここ何年かで初めて千秋楽見なくていい、と思ったよ・・・。
白鵬が独走しすぎ。多少もつれないことには面白くない。
把瑠都は引退するし琴欧洲は休場するしキセちゃんはまた大事な場面でポカだし。
日馬富士に至っては負けても最期は座布団も舞わない状態に。
期待の星遠藤も休場で、終盤の面白みがひとつもなし。
11月九州場所に期待します。

さて。去る者は追わず。来るものは拒まず。
新・朝ドラ「ごちそうさん」見てみた。
「あまちゃん」のワクワクするテンポのいい展開と違ってぬるーいお話の運び。
「朝の15分ってこんなに長かったんだ」とあらためてビックリ。
ライブで見るより録画して早送りして見たくなる感じはあるけれど、せっかく朝の生活習慣ができたんだし・・とがまんして視聴すること3日。
まだ子役の時代だしもうちょっと見ないことには話も動き出さない。
洋食屋さんが舞台になっているので、きれいに盛り付けられた色とりどりの食事は手が込んでいてツヤツヤしていておいしそう。
「かもめ食堂」のフードスタイリストさんが監修していると聞いて納得でした。

秋ドラマのラインナップを見ると「リーガル・ハイ」や「ドクターX」またやるんだね。
前回おもしろかったから楽しみ。
堺雅人ってすげーと思ったのが「リーガル・ハイ」。
それまでは堺雅人とか谷原章介とか藤木直人とかちょっとナヨっとした路線は好きじゃなかった。
まあ今も好きなわけじゃないけど「半沢直樹」の堺雅人はやっぱりすごかったし、「リーガル・ハイ」の七三分け古美門(こみかど)弁護士はそれ以上の怪演のはずなので。
あとは長瀬の「クロコーチ」も気になるけど剛力彩芽が出てるってのがちょっと。
なんかゴーリキとか武井とかついでに言うとキムタクとかもういいって感じなので。

特番の撮っといたドラマもまだまだ消化しきれてないのですが・・・。
(湊かなえ・花の鎖、金田一vs明智、草薙の手塚治虫、人生が変わる片付けの話、パートナーなどなど)

怖いもの見たさで「抱きしめたい！forever」を見てしまった・・・。
昔も見てなかったし、フジテレビさんもなんで今さら？と思ったし、絶対にアイタタな感じになってると思いつつ見たんだけど、その通りだった。
うーん・・・。

「あまちゃん」の小泉今日子と薬師丸ひろ子はいい具合に年を重ねていて共感できたし説得力があったんだよね。
現在の二人が並んでいる場面に若いころの二人が並んでいる場面が想像できて、いろいろあったけどまあ年を重ねることもいいよねって素直に思えたし。
大女優鈴鹿ひろ美(薬師丸)がかわいらしいオバチャンってのもいい感じだったし。
歌声だけで泣ける！なんてのはまさに神だったし。

それを見て印象に残ってて、間をあまり置かずにW浅野(この言葉すら死語？)を見たからか。
この二人の今の姿も「私の選ばなかった方の人生」ではあるけれど。
たしかにお二人ともすらっとスタイルはいいしファッショナブルで「若いころとあまり変わらないよね」なんだろうけど。
「54だから」って言ったり閉経や老眼を語ったりはするんだけど、そうはいっても現役感ムンムンってのがちょっと違和感あり。
浅野ゆう子なんて「大奥」とか「功名が辻」でいい感じを出してたけどなあー。
あの路線のほうが、ロングヘアなびかせて叫んだり走ったりするよりずっと好感が持てるのに残念な気がする。

あと、岩城滉一がしゃれこうべになったのはともかく、どうした市原隼人！
ついこの前までヤンキーの高校生役がハマッてたはず。かわいいイケメン枠だったよね？
なのに「カラマーゾフの兄弟」での深く刻まれた眉間のシワ、目尻のシワがそのままじゃん。
すっかり老成した雰囲気を醸し出すって・・・いったい市原隼人に何があったのか。