冬ドラマ　2013

冬ドラマも3週目に突入。

国営放送のスリートップ？朝ドラ「ごちそうさん」・大河「八重の桜」・韓ドラ「トンイ」を見る都合上、クールものはあと2つくらいでいい。
夜は忙しくてゆったりと見られないので録画したのを見ることになるけど、3つ以上になると消化に追われて大変だし。
でも今クールは4作品だな。

とはいっても「八重の桜」は半ば消化試合。
ここまで見たから最後まで見るしかない、って感じ。
いつ面白くなるかいつ盛り上がるかと思いつつ11月まできてしまう。
やっぱり大河の主役は男のほうがいいわ。
今回、幕末から明治維新という歴史の大きな流れがあってそれがメインで描かれて「そのとき八重さんは？」みたいなつけたし的な感じ。
次回の「軍師官兵衛」に期待します。

「ごちそうさん」はなかなかいい。
まさに「なかなか良い」って言葉がぴったりくるんだなあ。
間違いのないゆずのテーマ曲、ほのぼのするタイトルバック、ちょっとゆるめのテンポ、画面に広がる大正レトロな味わい、ドラマ王道のおいしそうな食、そして誰と見ていても安心できるお話の作り。
杏も悪くないし東出くん(西門さん)は朝ドラのヒロインの相手役にぴったりって感じ。中高年にはウケる顔立ちと話し方だよね。

何より「あまちゃん」で身についた朝ドラ視聴という生活習慣が良かったのでこのまま生活していこうと思います。
朝ドラの前までに犬の散歩と家事いっさいを終了させ、天気予報と朝ドラを見ながら軽く朝食。その後身支度をしてお仕事へ出発、と。

「トンイ」は李氏朝鮮の時代の王宮での権力闘争や人間模様のお話。全60話でまだまだ道半ば。ここにきてやっと目が離せなくなってきました。
何度ももういいかなーって思ったけど、先にBSで見た主婦友に「半年くらいしないと面白くない」と言われてたのでがんばってついてきたかいがあったわ。

さて今期冬ドラマの注目は「クロコーチ」と「ハニー・トラップ」！
「リーガルハイ」と「ドクターX」も間違いなく面白いけどしょせんは一話完結。
連ドラはやっぱり先の展開が読めない手に汗握るサスペンスでしょ！

「クロコーチ」。
謎が謎のまま次に引っ張っていくミステリアスな展開。
長瀬の悪徳刑事っぷりもハマってるし、渡部篤郎の市長が謎すぎる。
どうかと思った剛力彩芽も東大法学部出の生真面目でモッサリした新人刑事役はなかなか。
このサスペンスに昭和の三億円事件がからむんだけど・・・。
実際の三億円事件は未解決。ドラマ上では市長や剛力のおとうさんが何か関係あるっぽい。
どんなふうに事実とドラマをからませてどこに着地するのか楽しみ。

「ハニー・トラップ」。
金曜夜11時10分からのワクは毎度注目。古くは「SP」、最近では「高校入試」「カラマーゾフの兄弟」。音楽良しストーリー良しのサスペンス。
「ハニー・トラップ」はエグザイルAKIRA主役。
大根だとか棒演技だとか言われてはいるけどマキダイに比べればぜーんぜん。私はかなりAKIRAさんは好き。
産業スパイのお話でみんな怪しい！
高嶋政伸オールバックに薄いサングラスってあやしすぎる。
そしてなぜこんな深夜のドラマに？と思う仲間由紀恵。ちょっとふっくらしたかな。

このほか「安堂ロイド」見てみましたが、やっぱりもういいっす。
娘が見てたので「海の上の診療所」も見てみましたが、過去最高につまらないドラマでした。役柄にみんなのってないし見ててちぐはぐ。
それに医療モノでも恋愛モノでもヒューマンドラマでもコメディでもなんでもない。オトナの鑑賞に堪えられる作品ではないな。
これって月9だったの！てあとで知る。「月9」という特別なワクはもう過去のものなのだなと知った2013年冬ドラマでした。