正月餅膳
タイトルだけ変えました。あとヒミツ追加。
餅膳(もちぜん)・地元レストラン参考画像→

遅くなりましたが皆様今年もよろしくお願いします。

ダンナも息子も週明けから仕事始まりで、やっと日常が戻ってきた。
家に人がいるととにかく食事の用意だけでも忙しくて年末年始のお休み、私はすっかり疲れ切りました。

実家では2回餅つきをした。
年末にお供え用のと切り餅用に。元旦の餅膳用に。
いや餅つきって言ってもスイッチオンでぐわんぐわんやってくれるからそれはいいのだが。
さまざまな具を用意して時間との戦いで出すのが大変!
しかも今年は妹が家で餅つきできないので、妹一家も来て8名様用の餅膳と茶碗蒸しと煮物とおひたしと。

実家あたりは米どころで正月だけでなくおもてなしのとき餅を供する餅文化の地方。一家に一台餅つき機。そして「餅膳」というように何種類かの餅を並べる。
お雑煮にあたるものは引き菜(ひきな)汁といい、大根人参ゴボウの千切りに鶏肉シイタケなど入りトッピングにセリとカマボコとイクラ。
引き菜汁と対になるのはあん餅。こしあんに餅が入ったもの。とろみの強いお汁粉という感じ。
欠かせないのはクルミ餅。とろりとしたすりクルミがからめてある。
昔は各家にクルミの木があってお正月の用意としてクルミを殻からはずすのは子供の仕事だった。今はできてるすりクルミが売られているので便利。クルミの木もなくなったしね。
その他ずんだ餅や納豆餅、エビ餅やきなこ餅やしょうが餅など。
納豆餅は普通の納豆に海苔の細切れを入れ砂糖を少々入れて餅にからめる。
エビ餅は小さい赤い沼エビを醤油で煮て餅にからめる。コレはビジュアルがヤバいってことでケンミンショーでもとりあげられたけどおいしいのよ。

そして餅は時間との戦い!
つきたての餅を手でひねり切りながら何種類もの餅を並べる。自分が食べるどころではない。
こんなことよく母はひとりでやってたなあと思う。
でもつきたての餅はおいしいよね。餅になる前のふかしたてのおこわもね。

実家行きも父と2人だけなら食事の用意も簡単だし、地元の旬の食材を買ってきて食べる楽みもあるからいいけど今回はホント疲れました。

私もきのうが仕事始め。きょうはジム始め。
今年一年が心穏やかに無事過ごせますように。



コメント

ポピー
2015年1月6日23:34

餅膳という文化があるんですね。初めて聞きました。美味しそう~♪
でも、すごい!これは大変ですね。アツアツのつきたてをひねり切りながら、次々に具と混ぜ合わせていろんな餅を作るわけね。食べる方はいいけど、食べさせる方は忙しいわぁ!
ともかく、お疲れ様でした。立派ですよ。ちゃんと継承していってるのだもの。
今年もよろしくです。いい年になるといいですね、お互い。

磯野コンブ
2015年1月7日16:57

母が元気なうちに継承していればよかったって今思います。
私はいつも食べる側で、最後の母とのお正月のとき「お餅のやり方もお姉ちゃんに教えないとね」と言って正月明けから母は病床につきそれっきり。
私の餅膳は食べていたのを自分なりに再現してみたものなので正しく継承できているかどうか。あとネットで調べたりね。

もりのいずみ
2015年1月7日20:14

お疲れさまでした。でも、こんな風にお餅を食べられたら、そりゃあ何よりのご馳走ですね。
歳を取ると、とにかく人に囲まれてるのがいいのだろうなあ、と、グループホームでご機嫌に過している母を見て思います。
家族に囲まれるのが一番の幸せでしょうから、お父様は楽しかったでしょうね。
大変かもしれないけど、にぎやかなお正月、うらやましいです。

磯野コンブ
2015年1月7日21:55

ああー年をとると人に囲まれてるのがいい、そうなんでしょうねえ。
父は特に話好きで人と関わっていたい人だから人の中心にいるのが好き。
全員集合してほしかったんだろうな、と思います。
うちのダンナも妹のダンナも口数少ないので、にぎやかってほどでもないかなあ?

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